【サウンドチューニング・マニュアル】上級機の「サウンドチューニング能力」の実際を検証! Part.5 『ビーウィズ・STATE A6R シリーズ』その1 | Push on! Mycar-life

【サウンドチューニング・マニュアル】上級機の「サウンドチューニング能力」の実際を検証! Part.5 『ビーウィズ・STATE A6R シリーズ』その1

カーオーディオのサウンド・クオリティの良し悪しに大きな影響を及ぼす「サウンドチューニング」。当コーナーでは、それに関するあれこれを多角的に解説している。今週からは、「ビーウィズ」のハイエンド・プロセッサーにスポットを当てていく。

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ビーウィズ・STATE A6R

カーオーディオのサウンド・クオリティの良し悪しに大きな影響を及ぼす「サウンドチューニング」。当コーナーでは、それに関するあれこれを多角的に解説している。今週からは、「ビーウィズ」のハイエンド・プロセッサーにスポットを当てていく。

ところで、「ビーウィズ」のプロセッサーというと、「ビーウィズ」製品専用機と思っている方もいるかもしれないが、それはまったくの誤りだ。一般的なカー用のソースユニットとも組み合わせることが可能であり、かつ、パワーアンプ、スピーカーに至っても、どのブランドの製品とも組み合わせられる。入出力は、光デジタル音声入力とアナログ音声3入力・3出力(1chあたり)を備えており、通常の汎用プロセッサーと同じように、自由に使用可能なのである。

ただし、「ビーウィズ」のミラー型オーディオプレーヤー『STATE MM-1D』との組み合わせにおいては、さらに理想的なコンビネーションを実現する。同社独自の機器間通信フォーマット「MLリンク」のMMダイレクト接続により、「MLリンクケーブル」(別売)1本でのダイレクト接続が可能となる。これにより『STATE MM-1D』の音声の、音質劣化を最小限に抑えたバランスド・デジタル伝送を行える。さらには、当機に入力された映像信号を『STATE MM-1D』の内蔵ディスプレイに映し出すことも可能だ。また、『STATE MM-1D』のリモコンアイを使って当機の操作も実行できる。

なお、『STATE A6R シリーズ』は、以下の3機種で構成される。

○『STATE A6R』(標準拡張ファームウェア搭載)
※単独使用から最大10台まで連携使用できる3Way・6chステレオ仕様機 税抜価格:40万円

○『STATE A6R DUAL』(LR拡張ファームウェア搭載)
※左右完全独立・デュアルモノラル2台使用に特化した3Way・3chモノラル構成専用機 税抜価格:80万円

○『STATE A6R MONO』(MONO-SIX拡張ファームウェア搭載)
※チャンネル完全独立・モノブロック6台使用に特化した1Way・1chモノラル構成専用機 税抜価格:240万円

3ウェイ(計6ch)のコントロールを1台で完結させるのが『STATE A6R』である。それに対して『STATE A6R DUAL』では、左右の3ウェイを別々のプロセッサーでコントロールし、そして、『STATE A6R MONO』では、3ウェイの1chずつ=計6chを、それぞれ1台のプロセッサー(計6台)でコントロールする、というわけなのだ。

さて次週からは、このド級プロセッサーのチューニング能力を具体的に検証していく。お楽しみに。

《太田祥三》

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