“世界最高峰のカースピーカー”『FOCAL・Utopia Be Ultima』搭載のニュー・デモカーが完成! そのサウンドに浸る! | Push on! Mycar-life

“世界最高峰のカースピーカー”『FOCAL・Utopia Be Ultima』搭載のニュー・デモカーが完成! そのサウンドに浸る!

フランス発、一流スピーカーブランド「FOCAL」の、フラッグシップ・カーオーディオ・キット 『Utopia Be Ultima』。それを搭載した新たなデモカーが完成したとの知らせが、5月某日、編集部に届けられた。

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FOCAL・Utopia Be Ultima
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  • Mercedes-Benz AMG CLS63S Shooting Brake by FOCAL
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フランス発、一流スピーカーブランド「FOCAL」の、フラッグシップ・カーオーディオ・キット 『Utopia Be Ultima』。それを搭載した新たなデモカーが完成したとの知らせが、5月某日、編集部に届けられた。

ベースカーは「Mercedes-Benz AMG CLS63S Shooting Brake」。世界最高峰スピーカーを積むに相応しい、堂々たる名車である。早速その音を確認すべく、製作した「BEWITH」の本社(佐賀県・鳥栖市)を訪ねた。

■価格的にも飛び抜けた、紛れもなく世界最高峰のカースピーカー

ホームオーディオ・スピーカーでは、1ペア2000万円オーバーという超高級スピーカー『Grand Utopia EM』も擁する、世界的高級スピーカーブランドである「FOCAL」。さらには、ミドルグレード、そしてエントリースピーカーまで幅広いラインナップを持ち、世界中の「FOCAL」ファンを楽しませている。

車載用スピーカーにおいてもそれは同じで、エントリー機から超ハイエンドモデルまで多彩に製品を有し、音楽とドライブを愛する多くのユーザーからの支持を集めている。その豊富なカースピーカー群の中においてのフラッグシップモデルとなるのが、この『Utopia Be Ultima(ユートピア ビー ウルティマ)』だ。世界中のカーオーディオフリークたちから羨望の眼差しを向けられている、名実ともに“最高峰”のカースピーカーである。

セット内容は以下のとおりだ。75mmトゥイーター『TW Ultima』、165mmミッドウーファー『6W Ultima』、200mmサブウーファー『8W Ultima』という3種類のユニットで構成されている。パッシブクロスオーバーネットワークは付属せず、アクティブクロスオーバー専用の3ウェイシステムとなっている。そして、そのお値段はなんと、200万円(税抜)。価格的にも飛び抜けた、特別な存在と言っていい。

ユニットの1つ1つを見ても、それぞれスペシャリティ感が漂っている。『6W Ultima』に採用されている“Power Flower”マルチマグネットテクノロジーは、『Grand Utopia EM』のために開発されたものであり、『8W Ultima』は、プロフェッショナル・スタジオモニター『SM9』と共通のものだ。そして、75mmピュアベリリウム・インバーテッド・ドームトゥイーター『TW Ultima』は、『Utopia Be シリーズ』を象徴するモデルである。いわば「Utopia Be Ultima」は、「FOCAL」の持つ技術のすべてが結集されたセットなのである。

■『Utopia Be Ultima』をリスペクトし、最強システムでこれをドライブ

さて、この逸品を搭載したニューデモカー「Mercedes-Benz AMG CLS63S Shooting Brake」。まずは搭載システムからご紹介していこう。

スピーカー以外のオーディオユニットはすべて、「FOCAL」の正規輸入代理店である「BEWITH」の製品で固められている。一流のスピーカー『Utopia Be Ultima』の実力を存分に引き出すためのベストユニットが選ばれ、システムが構成されている。

メインユニットは『STATE MM-1D』、プロセッサーは『AZ-1』、パワーアンプは『P-1』×6台、さらにオーディオレギュレーター『V-50』も2台搭載している。

ちなみに、プロセッサーが最新鋭の『STATE A6Rシリーズ』ではなく、敢えて『AZ-1』とされているところには訳がある。

この『AZ-1』は、車載D/Aコンバーターの音質的頂点に立つことを最大の目的に開発された製品だ。製品名の“AZ”には、“アナログの最終形(Z)”という意味が込められていて、アナログオーディオ回路を磨き上げることで、最高音質を実現しようとした製品なのだ。かたや『STATE A6Rシリーズ』は、同じようにアナログオーディオ回路も究極的に磨き上げられていながらも、拡張ファームウェア(デジタル回路)にその神髄がある。

つまり、『Utopia Be Ultima』とのマッチングにおいて、“アナログ”にこだわった、というわけだ。『Utopia Be Ultima』をリスペクトし、そして国産ハイエンドカーオーディオブランドとしての誇りをかけて、この世界最高峰スピーカーを鳴らしにいった、という次第なのである。

さて、「FOCAL」と「BEWITH」の最強タッグと言うべきこのシステムから、どんなサウンドが聴けたのかと言うと…。

■心に響き、心に染み渡り、心を動かす、“癒し”のサウンド

『STATE MM-1D』にテスト音源が収められたCFカードをセットし、1曲目を静かに流し始めると…。

一瞬の出音の“濃さ”に、まずは驚かされた。旨味が凝縮していて、充実感がみなぎっている。とにもかくにも、音色がふくよかなのだ。そして、どこまでも細やかで、滑らかで、さらには倍音が幾重にも重なり、耳当たりが非常に心地良い。ここまで質感の良い音にはそうそう巡り会えない…、心からそう思えた。

次に感じたのは、レスポンスの速さだ。音の立ち上がりがとてつもなくシャープなのだ。そして制動力も強い。音色は太く濃く、サウンドはぶ厚いのに、レスポンスが速いために、音楽のノリは至って軽やかだ。余裕綽々に涼しげな表情で、特濃サウンドを軽快にグルーヴさせていく。

結果、聴いていて楽しいことこの上ない。ここまでハッピーな気分にさせてくれるスピーカーも、そうそうない。心が幸福感で満たされる。

表現力も十二分だ。可憐な音はどこまでも可憐に、ドラマチックな音はどこまでもドラマチックに表現する。そして、切ない曲となると一転、聴き手を曲の世界に引き込み、感情を激しく揺さぶってくる。

聴けば聴くほどに、音色の良さをしみじみと思い知る。心に響き、心に染み渡り、心を動かすサウンドだ。ずっと浸っていたいとつくづく思える、言いようのない癒しがそこにあった。

「FOCAL」の良さと「BEWITH」の良さが、かけ算で積み上がっている。「BEWITH」製品の、正確に緻密に原音の情報を引き出す能力と、「FOCAL」の表現力の相乗効果で、ここまでの再現力が実現されているのだろう。また、「BEWITH」の車室内音響特性測定装置『SIEG』の存在も、相当に効いているはずだ。『SIEG』によりスピーカー特性を装着状態で解析し、科学的で確実なサウンドチューニングが施されたことにより、『Utopia Be Ultima』のポテンシャルが、フルスペックで引き出されているのだろう。

ちなみに、『Utopia Be Ultima』の日本市場用に確保されているセット数は、わずか15セットのみ、とのことだ。これだけの人数しか、このサウンドを自分のものとする権利が得られないとは…。この世界最高峰のスピーカーを手にしたいと真剣に考えている方は、早めのご決断が必要かもしれない。

至福の時間は、あっという間に過ぎ去った。『Utopia Be Ultima』ニューデモカーである「Mercedes-Benz AMG CLS63S Shooting Brake」。もしもどこかでこのクルマと遭遇できたら、そのサウンドをぜひとも体験してほしい。このスピーカーは、とにかく凄い。

《太田祥三》

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