ウルトラスモールパワーアンプの“真打ち”登場!? 「GROUND ZERO」の『GZRA MICRO シリーズ』を、緊急テスト!! | Push on! Mycar-life

ウルトラスモールパワーアンプの“真打ち”登場!? 「GROUND ZERO」の『GZRA MICRO シリーズ』を、緊急テスト!!

ニーズの高まりが顕著で、ますますホットなウルトラスモールパワーアンプ市場。各メーカーからニューモデルが続々登場している中、ついにはドイツの人気ブランド、「GROUND ZERO」からも新作が発表された。

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GROUND ZERO・GZRA MICRO FOUR
  • GROUND ZERO・GZRA MICRO FOUR
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  • 『GROUND ZERO・GZRA MICRO ONE』に付属のベースリモートコントローラー。

ニーズの高まりが顕著で、ますますホットなウルトラスモールパワーアンプ市場。各メーカーからニューモデルが続々登場している中、ついにはドイツの人気ブランド、「GROUND ZERO」からも新作が発表された。

その名は『GZRA MICRO シリーズ』。さて、その実力は…。

実力ブランド「GROUND ZERO」が、満を持して超小型アンプをドロップ!


ここ数年、超小型パワーアンプの攻勢が目立っている。シート下はもちろん、グローブボックス内にもインストール可能なほどの小型パワーアンプが次々とリリースされ、しかもそれぞれが高性能だ。各機とも小さいことを言い訳とせず、しっかりとした音質性能を有している。

省スペースを望むユーザーが増え、製品がそれに確かな実力で応え、結果、販売台数も上昇一途。イース・コーポレーションが毎年年末に発表するカーオーディオ製品の売れ筋ランキング『CAOTY』においても、超小型アンプは回を重ねるごとに順位を上げている。
GROUND ZERO・GZRA MICRO FOUR
その市場にいよいよ、「GROUND ZERO」が新作をドロップしてきた。「GROUND ZERO」と言えば、パワーアンプにおいてもエントリーモデルからスーパーハイエンドモデルまで幅広いラインナップを擁す実力ブランドだ。そしてそれぞれが高いコストパフォーマンスを発揮し、いずれも人気モデルとなっている。それだけに、この新たな超小型モデルに対しても、自ずと大きな期待が膨らむ…。

果たして、日本上陸間もないこの注目機の音は、期待にそぐうものなのか。それを確認すべく「GROUND ZERO」の正規輸入代理店であるイース・コーポレーションにおいて、入念な試聴取材を実行した。

まずは概要からお伝えしておこう。ラインナップは以下の2モデルからなる。

『GZRA MICRO FOUR』(税抜価格:6万円)
●仕様:4ch(4/3/2ch)パワーアンプ ●定格出力:60W×4(4Ω)、100W×4(2Ω)、200W×2(4Ωブリッジ) ●周波数特性:5Hz~38kHz(+0-1dB) ●サイズ(幅×奥行×高さ):190mm×75mm×44mm
『GZRA MICRO ONE』(税抜価格:6万円)
●仕様:1chパワーアンプ ●定格出力:220W×1(4Ω)、350W×1(2Ω) ●周波数特性:15Hz~400Hz(+0-1dB) ●サイズ(幅×奥行×高さ):190mm×75mm×44mm

4chモデルと1chモデルが1機種ずつラインナップしている。両機とも同サイズで、その小ささは超小型アンプとして最小クラス。幅は20cmを切り、奥行きに関しては10cmを大きく下回っている。

ルックスは至ってシンプルだ。落ち着いたマットブラックで、ロゴの入れ方もさりげない。手に取って見ると、各所がしっかりと仕上げられていることが確認できた。さほど重くはないが、剛性は十分に確保されている印象。いかにも“質実剛健”なドイツ製品という雰囲気だ。
GROUND ZERO・GZRA MICRO FOUR

抜群のコストパフォーマンス。密度が濃く、表現力も高い。


テストは、イース・コーポレーションの試聴室で行った。聴いたのは、4chモデルである『GZRA MICRO FOUR』。そのフロントchを用いて試聴した。システムレイアウトは、PC→USB DAC→パワーアンプ→スピーカーという構成だ。リファレンススピーカーとして使用したのは「MTX Audio」の、3ウェイコンポーネント『IMAGE PROシリーズ・IP663』(税抜価格:7万5000円)。それを、スピーカーに付属のパッシブクロスオーバーネットワークを介してドライブする。ケーブル類はすべて「モンスターカーオーディオ」で統一した。

結論から入ろう。このアンプの実力はすこぶる高い。試聴トラックのアコースティックギターのイントロが鳴った瞬間にそれを理解した。音に腰があり、密度が濃い。「超小型モデルにしては」という前置きを使う必要はまるでない。税抜6万円のアンプとはにわかに信じられないほど、朗々と音楽を再現してみせたのだ。

まず、低域が良質だ。さすがは「GROUND ZERO」と思わせる、エネルギー感の高い、躍動感ある低音を響かせる。中域にも厚みがあり、ボーカルの打ち出し感もなかなかだ。ほど良く艶やかでかつ伸びもある。リアリティも高い。そして高域もクリアで、1音1音が凛々しく輝いている。

表現力もある。ダイナミックレンジが広いので、抑揚がはっきりと感じ取れる。さらには、音色からは生命力も感じられる。ゆえに音に説得力が生まれている。ドラマチックに楽曲を再現し、曲ごとでその世界に強く引き込む。
『GROUND ZERO・GZRA MICRO ONE』に付属のベースリモートコントローラー。
好みの問題もあるので、当機が「超小型パワーアンプの中で最高」と軽々しく言うことはできないが、この音を気に入る人は相当に多いだろう。超小型パワーアンプ市場の、台風の目となることは間違いなさそうだ。「真打ち登場」、という貫禄に満ちている。

手頃な価格で良い音のするパワーアンプを探しているのなら、当機のサウンドも確認すべきだ。それが超小型であればなおさら良い、というのなら、『GZRA MICRO シリーズ』は候補の筆頭になるだろう。この音は、侮れない。

《太田祥三》

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