【カーエレ最前線】「車内でのスマホ活用術研究」 パート3 『スマホ連携ETC2.0対応車載器』とは? | Push on! Mycar-life

【カーエレ最前線】「車内でのスマホ活用術研究」 パート3 『スマホ連携ETC2.0対応車載器』とは?

“カーエレクトロニクス”アイテムに関する旬な情報をお届けしている当コーナー。今月は「車内でのスマホ活用術研究」と題し、クルマの中でスマホを便利に使い倒すための注目アイテムの数々をクローズアップしている。今週は、話題の“ETC2.0”関連製品を取り上げる。

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デンソー スマホ連携ETC2.0対応車載器・DIU-A050
  • デンソー スマホ連携ETC2.0対応車載器・DIU-A050
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“カーエレクトロニクス”アイテムに関する旬な情報をお届けしている当コーナー。今月は「車内でのスマホ活用術研究」と題し、クルマの中でスマホを便利に使い倒すための注目アイテムの数々をクローズアップしている。今週は、話題の“ETC2.0”関連製品を取り上げる。

最初に、“ETC2.0”とは何か、について簡単に解説しておこう。“ETC2.0”とは、以前まで“ITSスポットサービス”と呼ばれていたものが名称変更されたものであり、つまりは、サービス名である。

これによって受けられる主なサービスは以下の3つだ。1・安全運転支援、2・渋滞回避支援、3・災害時支援。「1」においては、「落下物や合流注意地点、先の見えない急カーブなどを、事前に図形と音声で注意喚起」することが可能。「2」では、広範囲(最大1000km分)の道路交通情報が受け取れるので、首都圏をまたぐドライブなどにおいて、効率的なルートを引くことが可能となる。「3」については、高速道路上を通行中に地震等の災害が発生したときに、災害発生状況と併せて、支援情報も受け取れる、というものだ。

さらには今、「渋滞等を迂回する経路を走行したドライバーを優遇する措置」の導入準備も進められている。要は、高速道路料金の割引が受けられる、というものだ。

これらのサービスを受けるために必要となる機器が“ETC2.0対応車載器”である。ちなみにこれはかつては“DSRC車載器”と呼ばれていたものだ。サービス名が変わったことで機器の呼び方も変わった(機器の中身は基本的に同じ)。

ところで“ETC2.0対応車載器”は多くの場合、カーナビとセットで使われる。“ETC2.0”で取得する情報を、カーナビのルート探索に活かすためだ。さらにいえば、“ETC2.0”とはそもそも、ばらばらだったカーナビやETCを、1つにまとめようとするものでもあるからだ。

しかしながらカーナビは必要ないと考える人も少なくない。もし“ETC2.0”がカーナビありきのものであるとなると、非カーナビユーザーにとって“ETC2.0”は縁遠い物となってしまう。カーナビは要らないが、“ETC2.0”は使いたい…。そう思う人が置き去りになってしまうのだ。

そこで当機だ。デンソーの「スマホ連携ETC2.0対応車載器・DIU-A050」(税抜価格:2万5800円)である。

連携可能なスマホはAndroid端末(対応機種、OSはメーカーのHPを要確認)のみであるが、“ETC2.0対応車載器”と対応スマホをブルートゥースでつなぐことで、カーナビなしでも“ETC2.0”のサービスが受けられるようになる。“ETC2.0”から得た情報をスマホに送り、スマホ画面に表示しさらに、音声でも案内してくれる。

“ETC2.0”に興味がありつつも、ナビとセットで導入しなければならないことに抵抗を感じていた方は、当機をチェックしてほしい。最新のサービスを、低コストで導入できる、頼り甲斐のあるアイテムなのだ。

《太田祥三》

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