モーターズハックウイークエンド開催、IoT×クルマで未来を創る2日間のコンペティション | Push on! Mycar-life

モーターズハックウイークエンド開催、IoT×クルマで未来を創る2日間のコンペティション

10代から20代の若手が「IoT×クルマ」をテーマに事業プランをつくり提案するコンペティション「モーターズハックウイークエンド 2015」が12月12日・13日の2日間、都内で開催された。

自動車 ニュース
最優秀賞は、スマートフォンでクルマをカスタムするアイデアを提案した「カラアゲニスト」が受賞
  • 最優秀賞は、スマートフォンでクルマをカスタムするアイデアを提案した「カラアゲニスト」が受賞
  • 優秀賞は、ナビゲーションのプランを発表した「Shichimi’s」
  • トヨタ賞には、ドローンによる空撮サービスを発表した「ザッツ」が受賞
  • NISSAN賞は「Tevasaki」が受賞。ドライブレコーダーを監視カメラにするアイデアを提案
  • MotorFan’s YEAR賞は、高校生チームの「DIOY」が獲得
  • 審査委員長を務めたのは自動車ジャーナリストの河口まなぶ氏
  • 会場は二日間、多くの若者たちの熱気で溢れた
  • 制限時間内にアイデアをブラッシュアップさせるため、議論を重ねる各チーム

10代から20代の若手が「IoT×クルマ」をテーマに事業プランをつくり提案するコンペティション「モーターズハックウイークエンド 2015」が12月12日・13日の2日間、都内で開催された。

2回目の開催となる今回は、前年より協賛社を務めるトヨタ自動車のほか、日産自動車も加わり、さらにパワーアップして開催された。

高校生を含む全15チーム38名が参加した中、最優秀賞に輝いたのは、マイカーをスマートフォンで気軽にカスタムできる「3Dカスタムマイカーロボ」を提案した、チーム「カラアゲニスト」。マイカーをスマートフォンで3Dスキャンし、取り込んだデータを使って、カスタマイズを楽しめるだけでなく、そのままパーツを発注し、マイカーに実装することができるサービスだ。

オリジナルパーツを簡単に発注できるビジネスとしての発展性や、取り込んだマイカーの3Dデータでレースができるエンタメ性、そして実際に開発を行い、デモができる状態まで仕上げたチームの熱意が高く評価された。同プランは最優秀賞のほか、トーマツベンチャーサポート賞とclicccar賞もあわせて受賞した。

チーム「カラアゲニスト」には、最優秀賞として賞金20万円と、東京オートサロン2016において発表および受賞式の機会が与えられた。

その他の受賞チームおよび作品は以下の通り。

・優秀賞、バンダイナムコエンターテインメント賞
チーム名:shichimi's
提案内容:より個人の嗜好にマッチした「回り道コース」の提案ができるナビゲーションシステム

・TOYOTA賞
チーム名:ザッツ
提案内容:ドローンによる空撮サービス。自分の運転を外から撮影してくれる

・NISSAN賞
チーム名:Tevasaki
提案内容:ドライブレコーダーを監視カメラにし、分析データを企業や自治体に販売する

・MotorFan's YEAR2016賞
チーム名:DIOY
提案内容:ノイズキャンセリング技術を使い、周りの雑音や話声を消すことができる「AirCell」を開発。自分のパーソナルな空間を作ることができる

・NTTドコモ・ベンチャーズ賞、マイクロソフト賞
チーム名:レッドインパルス
提案内容:乗車時に生体情報を計測し、家族に健康状態をシェアできる。クルマに人間ドックの機能を付加した

・IBM賞
チーム名:SUNGAL
提案内容:有機ELディスプレイをボディに施し、専用アプリ「LookAtMe」で好きにデコレーションできる

・オプトホールディング データサイエンスラボ賞
チーム名:チームSFC
提案内容:OBD2とゲームを組み合わせ、上手な運転をゲーム感覚で身に付ける

《纐纈敏也@DAYS》

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