【大学受験】上京する「アウェイ受験生」はストレス大、平均費用5.6万円 | Push on! Mycar-life

【大学受験】上京する「アウェイ受験生」はストレス大、平均費用5.6万円

 地方から上京して首都圏の大学を受験した「アウェイ受験生」は、首都圏在住で首都圏の大学を受験した「ホーム受験生」と比べ、試験以外にもストレスや不安が大きく、かかる費用は平均5万6千円と経済的にも負担が大きいよいう。

教育 教育
受験のために宿泊した日数とかかった費用
  • 受験のために宿泊した日数とかかった費用
  • 大学受験直前のストレスや不安
  • いつもどおりの実力が発揮できたか

 地方から上京して首都圏の大学を受験した「アウェイ受験生」は、首都圏在住で首都圏の大学を受験した「ホーム受験生」と比べ、試験以外にもストレスや不安が大きく、かかる費用は平均5万6千円と経済的にも負担が大きいという。

 エアビーアンドビー(Airbnb)は、2015年春に首都圏の4年制大学を受験した200人を対象に、首都圏在住で首都圏の大学を受験した「ホーム受験生」100人と、地方から上京して首都圏の大学を受験した「アウェイ受験生」100人に分け、両者の比較調査を実施した。調査期間は11月26日~12月2日。

 大学を受験する当日または数日前に感じたストレスや不安について聞いたところ、両者とも「試験問題が解けるかどうか」(ホーム45.0%、アウェイ39.0%)がもっとも多い。ホーム受験生は「寝坊しないかどうか」(32.0%)が2番目に多かったのに対し、アウェイ受験生は「人の多さ」(38.0%)や「慣れない土地に行くこと」(35.0%)、「大学までたどり着けるかどうか」(33.0%)などが多く、いずれの項目も3割を超えた。

 いつもどおりの実力を発揮できたかどうか聞いたところ、ホーム受験生は45%と約半数が「発揮できた」のに対し、アウェイ受験生は31%と少なく、26%が「発揮できなかった」と回答している。

 ホーム受験生の91%は受験のために宿泊せず、宿泊費はかかっていない。一方、アウェイ受験生の宿泊した日数は平均で2.4日、宿泊費や交通費を合わせた金額は平均5万6千円で、経済的な負担が大きい。特に九州地区からのアウェイ受験は宿泊日数が平均2.9日、費用が平均7万6千円ともっとも多かった。

《工藤めぐみ》
page top