プロショップに訊く! “NR-MZ100PREMI”は、本当に「音が良い」のか? Part.3 「素の音質&調整能力について」 取材協力/Sound Evolution ZEROBIT | Push on! Mycar-life

プロショップに訊く! “NR-MZ100PREMI”は、本当に「音が良い」のか? Part.3 「素の音質&調整能力について」 取材協力/Sound Evolution ZEROBIT

2015年、もっとも話題を集めたカーオーディオユニットの1つである、『DIATONE SOUND.NAVI』“NR-MZ100シリーズ”。その実力の神髄に迫るべく、プロショップのプロ目線によるジャッジをご紹介している。

カーオーディオ カーオーディオ特集記事
ダイヤトーンサウンドナビ・NR-MZ100PREMI
  • ダイヤトーンサウンドナビ・NR-MZ100PREMI
  • マツダ・CX-5 by Sound Evolution ZEROBIT
  • マツダ・CX-5 by Sound Evolution ZEROBIT
  • マツダ・CX-5 by Sound Evolution ZEROBIT
  • マツダ・CX-5 by Sound Evolution ZEROBIT
  • マツダ・CX-5 by Sound Evolution ZEROBIT

2015年、もっとも話題を集めたカーオーディオユニットの1つである、『DIATONE SOUND.NAVI』“NR-MZ100シリーズ”。その実力の神髄に迫るべく、プロショップのプロ目線によるジャッジをご紹介している。

第3回目となる今回は、千葉県の老舗ショップ、「Sound Evolution ZEROBIT」の守谷さんにお訊きしたお話をご紹介していく。

まずは、音についての第一印象からお訊きした。

「デリバリーの開始前にメーカーのデモカーがお店に来てくれて、そこで初めて聴くことができました。歴代の『DIATONE SOUND.NAVI』の中で、もっとも大きなインパクトを受けましたね。S/Nが高くて、そしてどこまでもリアルなんですよ。

製品が届いてからじっくりと聴いても、最初に感じた印象のままでしたね。“NR-MZ90PREMI”が着いていたデモカーに、システムはそのままでナビだけ換えてテストしてみたんですよ。とにかくS/N感が高い。なので、立体感が素晴らしいですし、強弱もはっきりと再現しますよね。押し出し感も申し分ないです。

ハイレゾも良いですね。『DIATONE SOUND.NAVI』の内部のオーディオボードが優れているからでしょう。ハイレゾの良さを十二分に感じ取れます。サンプリング周波数がダウンサンプリングされていることの影響は、聴感上では感じられません。“NR-MZ100PREMI”は、ハイレゾプレーヤーとしても高性能だと思います」

次には、調整能力についてお訊きした。

「使い勝手の部分で細かな点がいくつか改善されていて、調整しやすくなっていますね。例えばイコライザー調整からタイムアライメント調整に移ろうと思ったときに、フリック操作で切り替えができるようになっていたり。小さな変更点かもしれませんが、長く扱っていると結構効いてきます。他にもそういった改良点がいくつかあって、よりチューニングに没頭できるようになっています。

基本的な機能は以前のままですが、そもそもが高性能ですから、スペシャリティの高さは揺るぎないですよね。特筆すべきは、“仮想3ウェイ調整”が行えることです。2ウェイのミッドウーファーの帯域を2分割して、それぞれのレベルとタイムアライメントを個別にコントロールできるわけですが、これにより、通常の2ウェイでの“壁”を超えられるんです。

通常の2ウェイでは、ミッドウーファーの低域と中高域で、異なった特性が現れます。担当帯域が幅広いので、いたしかたないことなのですが。例えば、中域のヌケが悪かったり。インナーバッフルで取り付けた場合には特に、その傾向が強くなりますね。でも、ミッドウーファー帯域を2分割して上側のレベルを少し上げてやると、それに対処できるんです。さらには、ツイーターとの位相合わせもしやすくなりますね。“仮想3ウェイ調整”は、本当に良くできた機能だと思っています」

最後に、お店のデモカーについてお訊きした。

「マツダのCX-5が当店の“NR-MZ100PREMI”のデモカーです。パワーアンプにはキッカーのIQ1000.5(5chモデル)を使い、これ1台でフロント2ウェイ+サブウーファーをマルチドライブしています。フロントスピーカーにはハイブリッドオーディオ、サブウーファーにはキッカーのソロバリックを使っています。でも近々、フロントスピーカーを交換しようと思っているんですよ。6万円台だったものを、15万円台のモデルへと。“NR-MZ100PREMI”になって、より上級なスピーカーと組み合わせてみたくなったんです(笑)。

そしてこのデモカーでは、外部アンプの良さも感じていただこうと思っています。トルク感が違いますから、音楽がより生き生きとしてきますよ。“NR-MZ100PREMI”を導入したら、外部パワーアンプの追加を視野に入れていただきたいですね。良さがより活きてきますから」

守谷さんにお訊きしたお話は以上だ。“NR-MZ100PREMI”が実力機であることを改めて確認できた。前モデルから素の音質性能が格段に向上し、元々の調整機能の優秀さもより活きている、というわけだ。

お近くならば、ゼロビットのデモカー、マツダ・CX-5の音を、ぜひぜひ聴きに行ってみてほしい。体験してみれば、“NR-MZ100PREMI”の良さをすんなりと理解できるはずだ。ご興味があるならば、まずは気軽な気持ちでご試聴を。メーカーホームページでも、試聴会情報が随時更新されているので、そちらのほうも要チェック! 記事下の“関連リンク”から飛んで見てほしい。

《太田祥三》

特集

関連ニュース

page top