凍結路面でスリップして対向車と衝突、双方の5人が死傷 | Push on! Mycar-life

凍結路面でスリップして対向車と衝突、双方の5人が死傷

4日午前8時45分ごろ、北海道佐呂間町内の道道を走行していたワゴン車が対向車線側へ逸脱。直後に対向車線を順走してきた軽乗用車と衝突する事故が起きた。この事故でワゴン車に同乗していた4人が死傷。対向車の運転者も重傷を負っている。

自動車 ニュース

4日午前8時45分ごろ、北海道佐呂間町内の道道を走行していたワゴン車が対向車線側へ逸脱。直後に対向車線を順走してきた軽乗用車と衝突する事故が起きた。この事故でワゴン車に同乗していた4人が死傷。対向車の運転者も重傷を負っている。

北海道警・遠軽署によると、現場は佐呂間町武士付近で片側1車線の緩やかなカーブ。高齢者介護施設の送迎用ワゴン車は凍結路面でスリップ。対向車線側へ逸脱し、車線を塞ぐように停止したところ、対向車線を順走してきた軽乗用車が避けきれずに衝突した。

衝突によって双方のクルマは中破。ワゴン車に同乗していた男性3人(82歳、84歳、96歳)が車外に投げ出され、頭部強打などでまもなく死亡。1人が腹部打撲の軽傷を負った。軽乗用車を運転していた63歳の女性も頚部骨折の重傷を負い、近くの病院へ収容された。警察はワゴン車を運転していた同町内に在住する21歳の男を自動車運転死傷行為処罰法違反(過失傷害)の現行犯で逮捕。3人死亡後は容疑を同致死傷に切り替え、調べを続けている。

事故当時、現場の路面はブラックアイスバーン状態だった。警察では逮捕された男がハンドル操作を誤ったものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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