「夢・化学―21」は、学校の先生たちによる「なぜなに?かがく実験教室」を2016年1月23日に開催する。会場は科学技術館で、小学1年生から4年生対象。事前申込み制となっており、応募者多数の場合は抽選。
「なぜなに?化学実験教室」では、中学校や高校・大学の先生が講師となり、小学校の授業ではなかなか体験できない科学の実験や工作、観察などを行う。科学の持つ不思議を体験し、なぜそうなるか科学への理解を深めることで、子どもたちが身の回りにある化学や化学製品に興味を持つことを目的として、2015年度は6回(終了分含む)開催する。
2016年1月23日におこなわれる実験教室のテーマは「草木染めに挑戦しよう」。講師は、都立小石川中等教育学校の上村礼子先生。普段は捨ててしまう玉ねぎの皮などを使って、染色に挑戦する。染色の際に、媒染という手段でアルミニウムを含むみょうばんの化学変化を利用し、布から色素がぬけないようにするなど、身近な材料を使って草木染めのしくみを学ぶことができる。
参加希望者は、Webサイトより申込みが可能。同じ内容のものが2回開催され、定員は各回40名で合計80名となっている。応募者多数の場合は抽選となり、当選者のみ「参加証」が送付される。現在応募を受け付けており、締切りは12月15日。参加証の送付は12月下旬予定となっている。