話題のニューカマー『DIATONE SOUND.NAVI』“NR-MZ90シリーズ”。その実力を検証すべく、全国の有名プロショップを取材している当コーナー。第4回目となる今回は、香川県の実力店、ピットハウスコスギの古杉マネージャーにご登場願った。古杉さんの『DIATONE SOUND.NAVI』評や、いかに…。
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NR-MZ90PREMI搭載マシン（ピットハウスコスギ）
早速本題に入ろう。まず、古杉さんの“NR-MZ90シリーズ”に対するファーストインプレッションからお聞きした。
「当店ではデモカーに“NR-MZ80PREMI”を装着していたんですね。それを早々に“NR-MZ90PREMI”へとアップグレードしました。
付け替え終わって、最初の出音で音質向上を実感しましたね。より繊細な音になっていました。フォーカスも今まで以上にシャープです。やはり、電源 & スピーカーハーネスに“高純度銅7Nケーブル”が採用されていることが、相当に音に効いていると思います。
“NR-MZ80シリーズ”でもかなり音が良かったわけですが、それを1年でさらに伸ばしてくるあたり、流石だと思いましたね」
もともと『DIATONE SOUND.NAVI』のことを高く評価していた古杉さん。その評価がさらに高まった、というわけだ。ところで古杉さんが『DIATONE SOUND.NAVI』を評価しているポイントとはどこなのか。改めてお聞きしてみた。
「『DIATONE SOUND.NAVI』の1番のストロングポイントは、これ1台ですべてのエンターテインメントが完結することです。地デジもDVDも楽しめます。さらにはHDMI端子も装備していますから、スマホをミラーリングさせたりiPhoneの映像を映し出すことも可能です。その上で、オーディオ性能もハイエンド機に匹敵する性能を持っている。
つまり、AV一体機として万能であることが、もっとも大きな魅力だと思うんです。
その点で言うと、ハイレゾ対応が万全になることにも期待していたのですが…。これは次作までお預けですかね（笑）」
ハイレゾについてはさておき、古杉さんのおっしゃることにはつくづく同感である。通常のハイエンドカーオーディオ・ヘッドユニットはどれも、音楽再生に特化したタイプの製品だ。それに対して『DIATONE SOUND.NAVI』は、音が抜群に良い上にビジュアル系のエンターテインメントもすべて楽しめる。まさに、唯一無二の存在なのである。
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続いて、オーディオ以外の部分についてもお聞きした。
「搭載しているデモカーは普段乗りにも使っているんですね。なので、ナビとしてもいろいろ試しています。細かな部分がさまざま改善されていますね。
ところでナビ機能と言えば、『DIATONE SOUND.NAVI』は“NaviCon”が使えます。これは結構便利な機能なんですよ。スマホで目的地を検索してその情報をブルートゥースでナビに送れる、という機能です。あまりクローズアップされていなかったのですが、ぼくはこの機能、案外気に入っているんですよ。アプリ自体のアップデートも進んでいて、ますます利便性が上がっています。『DIATONE SOUND.NAVI』ユーザーの方で“NaviCon”を使っていない方がいたら、ぜひ試してください。使えますよ」
さらには、『DIATONE SOUND.NAVI』をどのような人におすすめしたいかも聞いてみた。
「エントリーユーザーから上級者まで、幅広い層におすすめできますが、やはり、これからカーオーディオを始めてみたいと思っている方には特におすすめしたいですね。純正スピーカーのままでも『DIATONE SOUND.NAVI』を入れただけでグッと音がよくなりますし、可能なら、エントリースピーカーでもいいですからスピーカー交換もぜひ一緒に。音の良さに感動すると思いますよ。『DIATONE SOUND.NAVI』は期待以上の音を聴かせてくれるはずです」
さて、まとめである。古杉さんの“NR-MZ90シリーズ”評のポイントは以下のとおりだ。
「そもそも『DIATONE SOUND.NAVI』は、AV一体型ヘッドユニットとして万能であることが大きな魅力。“90シリーズ”になって、その魅力がさらに磨き込まれた」。
オーディオ機器として優秀であり、さらにビジュアル系エンターテインメントもオールラウンドで楽しめる『DIATONE SOUND.NAVI』。すべてを手にしたいなら、これでキマリだ。
