アグレッシブなアメリカン・ブランド“MTX Audio”から40周年記念モデル、堂々登場! 緊急インプレッション!! #4 | Push on! Mycar-life

アグレッシブなアメリカン・ブランド“MTX Audio”から40周年記念モデル、堂々登場! 緊急インプレッション!! #4

信頼の老舗アメリカンブランド、“MTX Audio”の新製品をクローズアップしてきた当企画も、遂に最終回を迎えるに至った。設立40周年を記念するニュースピーカーとニューパワーアンプ。今回は、パワーアンプにフォーカスして、詳しいインプレッションをお届けする。その魅力と実力とは…。

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アグレッシブなアメリカン・ブランド“MTX Audio”から40周年記念モデル、堂々登場! 緊急インプレッション!!


信頼の老舗アメリカンブランド、“MTX Audio”の新製品をクローズアップしてきた当企画も、遂に最終回を迎えるに至った。設立40周年を記念するニュースピーカーとニューパワーアンプ。今回は、パワーアンプにフォーカスして、詳しいインプレッションをお届けする。その魅力と実力とは…。

これまで、ニューモデルを組み合わせての試聴、そしてスピーカーの新製品、16.5cmモデルの『MTX-SS7』(税抜き価格:8万円)に焦点を当てての試聴をお贈りしてきた。

まずはスピーカーとアンプを組み合わせて新旧を比較し、その音質性能がぐっと向上したことを確認。その後、アンプを従来モデルに固定し、スピーカーだけを聴き比べてみた。スピーカーだけでも相当な音質向上が確認できた。特に、低域の向上ぶりが顕著だった。

さて、パワーアンプ単体では、どのような変化が感じられるのか…。

というわけで今回は、パワーアンプの新製品、4chモデルの『MTX-XTHUNDER 125.4』(税抜き価格:8万4000円)と5chモデルの『MTX-XTHUNDER 800.5』(税抜き価格:10万円)のインプレッションをお届けする。

試聴環境はこれまでと同様だ。再び、スピーカーとアンプの両方を従来モデルに戻しその音を確認した上で、アンプだけを交換して試聴する形で取材を進めた。

最初に従来モデル、16.5cmの2ウェイコンポーネントスピーカー『MTX-T8652』(税抜き価格:6万3800円)と、4chアンプ『MTX-TH90.4』(税抜き価格:6万9800円)の音を再確認。

小気味よくハギレのいい“MTX Audio”を堪能する。さすがにニュースピーカー『MTX-SS7』の音を何度も聴いた後なので、従来モデルに戻ると物足りなく感じてしまうのはやむを得ない。

そうして、パワーアンプだけをニューモデルの『MTX-XTHUNDER 125.4』に交換した。



MTX-XTHUNDER 125.4



音の出口であるスピーカーを固定したままなので、音の変化はスピーカーを換えるよりは小さいだろうと予想していたが…。

しかし、音の変化は十二分に感じられた。さすがに、レンジの広がり感はスピーカーを交換した時よりは少ない。だが、量感は確実に上がっている。そして制動力が上がったので、よりリズミックに低域を刻むようになった。“MTX Audio”らしさが伸長しているのだ。

もっとも印象深かったのは、中・高域の充実感の向上だ。厚みが増し、コクも増した。

スピーカーだけにフォーカスした時にも、値段の上昇に対して音質向上幅が大きいと感じたが、それはパワーアンプでも同様だった。これだけ変わって約1万4000円しか価格が上がっていないというのは、驚きを感じるレベルである。ニューアンプ『MTX-XTHUNDER 125.4』。お買い得なアンプであることは間違いない。



MTX-XTHUNDER 800.5



その次に、この状態でアンプだけを5chモデル『MTX-XTHUNDER 800.5』へと交換して聴いてみた。

『MTX-XTHUNDER 125.4』に対して、価格が1万6000円上昇する。その上昇幅だけでサブウーファー用のチャンネル、250W(4Ω)をゲットできるのだから、このモデルがお得であることは明白だ。ちなみに、その他の4chは、『MTX-XTHUNDER 125.4』の90W×4(4Ω)に対して、こちらでは75W×4(4Ω)となる。価格から考えて、このくらいのパワーダウンは順当だと言っていい。

問題は、聴いてどうか。

結論を言うと、『MTX-XTHUNDER 125.4』に比べて若干の物足りなさはあったものの、従来モデルに比べての音質向上は明らかだった。音の厚み、充実度、コク、すべて従来モデルより上だ。

ニューモデルで、4chアンプと1chアンプを揃えようとすると、合計金額は18万4000円。それに対してこちらはわずか10万円なのだから、コストパフォーマンスは大きい。システム全体の予算によっては、十二分に魅力的な選択肢になり得る。

さて、“MTX Audio”の40周年記念モデル群。それぞれコストパフォーマンスが高く、確かな満足が得られる実力機だった。音楽を生き生きと小気味よく再生し、かつパワフルに聴かせるユニットを探しているなら、チェックすべき製品群である。

今後、同ブランドの愛好者はますます増えていくことだろう。新製品群には、それを成し遂げる力が十二分にある。

《太田祥三》
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