より先へ、より未来へ歩み続けるAVカンサイ堺店リニューアル! | Push on! Mycar-life

より先へ、より未来へ歩み続けるAVカンサイ堺店リニューアル!

5月1日(木)に店舗を移転して、さらなる発展を遂げた関西の雄AVカンサイ。その知名度は全国屈指を誇り、カーオーディオイベントにおける優勝車両常連のプロショップ。

カーオーディオ ショップ訪問記
より先へ、より未来へ歩み続けるAVカンサイ堺店リニューアル!

5月1日(木)に店舗を移転して、さらなる発展を遂げた関西の雄AVカンサイ。その知名度は全国屈指を誇り、カーオーディオイベントにおける優勝車両常連のプロショップ。

新たな店舗の造りは圧巻の一言、業界では他に類を見ないハイセンスな店舗となっている。歴代の製作車両を思い出しても、同店舗が造るクルマは『大人カッコイイ』というイメージを持っているのだが、店内の造りも随所に代表 岩元氏のこだわりが光っている。来店するお客様の動きを考えてブロックごとにレイアウトが分けられ、お客様の要望にあった提案が出来るようになっており、待ち時間も退屈しないよう全ての商談スペースに大型テレビが設置され、置かれているテーブルやチェアも含めて落ち着く大人の雰囲気を醸し出している店舗なのだ。

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平成3年にオープンしたAVカンサイ、岩元氏に話を聞くと決して平坦な道のりでは無かったそうだ。前職は中古車販売店に勤務して、車両販売の他に電装品の取り付けを担当。そこで積み上げた経験を活かして独立を果たしたが、オープンから5年ほどは正月以外休まず店を開けていることに専念して、まずは近所の方々にお店を知ってもらおう、その思いで朝から晩まで地道な作業をこなしてきたそうだが、その当時の話で一番思い出深い事を教えてもらった。

『その当時はメーカーがショップを選ぶ傾向があって、まだまともに製品を卸してもらえなかったんですよ。お客様からとある製品が欲しいと言われてメーカーに注文をしたら定価だったんです。メーカーから販売店として認められていなかったのでしょうね。お客様は待っているので儲けどころか赤字でも取り付けるしかない。その日は凄く寒くて普段なら数時間で終わる作業に手がかじかんで動かず丸一日かかってしまって。その時の悔しさは今でも忘れられないですね。でもその悔しさがあるから大抵のことは悔しいと思わなくなりました(笑)』

今の岩元氏からは考えられない状況なのだが、その状態からここまで積み上げてきた事はなかなか真似しようとしても出来ない凄い事である。何度も心が折れそうな出来事があっても、その時々で自分を認めてくれて支えてくれた人たちや、お客様がいたからこそ今の自分があると言い切ってくれたのだが、岩元氏のモチベーションは何なのかをさらに聞いてみる。

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『オープンしてから一貫してHi-Fiサウンドを追求してきました。音圧やカスタムが全盛になったときもポリシーを変えずに続けています。とにかく良い音に対する執着心が人より強いんだと思います(笑) そしてライバルと思える存在に出会えた事もモチベーションを保つ大きな要素です。そして一番の要素は“常に過去最高の音を目指す”事ですね。昔聴いて衝撃を受けた音って誰でもあると思うんです。そしてその思い出の音は頭の中で美化されているんです。その美化された音を越えることが目標であり、僕のモチベーションになっています。』

これだけ結果を出してきた岩元氏から出た言葉、正直驚いた。美化された音を越えるために常に進化を続ける、それは良い音への執着心が強いがうえの行動なのだろうが終わりの無い堂々巡りに思えてしまう。言葉を変えれば現状に満足すること無く常に進化を続けていくという事なのだろう。そんな岩元氏に最後一つ、この先に何を目標にするのかを聞いてみた。

『常に過去最高の音を目指していく、その音は独りよがりの良い音では無く、誰が聴いても良い音でありたい。自分としても本物を追求していきたいですし、お客様にとって本物を知れる店でありたいです。それを実現するためには進化と継続、止まらないことです。』

終わりの無い最高の音を求めて進化し続けるAVカンサイ、新店舗に移転して今まで以上に驚くような本物のサウンドを聴かせてくれると確信するインタビューとなった。

《藤澤純一》

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