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スーパーハイエンドブランドを聴く #2: From スロベニア共和国 ZR Speaker Lab(ZR スピーカーラボ)Part.2

ハイエンドを超える“スーパー”ハイエンドが熱い! というわけで、マイカーライフでは、今話題のスーパーハイエンドブランド、『ZR Speaker Lab』と『AUDIO WAVE』を緊急クローズアップ。

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ハイエンドを超える“スーパー”ハイエンドが熱い! というわけで、マイカーライフでは、今話題のスーパーハイエンドブランド、『ZR Speaker Lab』と『AUDIO WAVE』を緊急クローズアップ。

これらの実力を、4週に渡ってリポートしていく。今週は『ZR Speaker Lab』のインプレッション。要チェック!




スーパーハイエンド・ブランドを聴く #2: From スロベニア共和国 ZR Speaker Lab(ZR スピーカーラボ)Part.2




先週の当記事で、『ZR Speaker Lab』についての概要を詳しくご紹介させていただいた。今週はいよいよ、試聴リポートをお届けする。



試聴したのは、同ブランドのトップエンドモデル、25mmシルクドーム型ツィーター「ZR SATURN」と、16.5cmケプラーコーンのミッドウーファー「ZR N°1」のセット。



試聴環境は、PCにリッピングしたWAVファイルの音楽信号をUSBオーディオインターフェースを介してロックフォード・フォズゲートのインタラクティブシグナルプロセッサー「3SIXTY.3」で制御し、グラウンドゼロのハイエンド4chパワーアンプ「GZPA Referece4」(価格/37万8000円 ※2014年1月価格改定)でマルチ駆動するというシステムだ。ケーブルは、ラインにチェルノフケーブルのトップモデル「Reference IC RCA」。スピーカーケーブルはアウトストラーダシリーズ「UDI-AS-1」をツイーター用に、「UDI-AS-2」をミッドウーファー用に使った。試聴場所は、同ブランドをディストリビュートするイース・コーポレーション内の試聴室だ。



とその前に、『ZR Speaker Lab』より先に日本上陸を果たしていたスーパーハイエンドブランド、『RS Audio』の「Master2」(価格/68万2500円)を改めて聴かせていただいた。スーパーハイエンド同士を比較試聴するという、なんとも贅沢なシチュエーション。



クセなく、ナチュラルに原音を再生することを信条としている『RS Audio』。全体をリアルに再現し、かつ全帯域に渡って音にハリがあり伸びやかだ。各楽器の質感の表現が特に素晴らしいし、不要な付帯音も感じられない。例えば、シンバルをスティックで叩いた時の響きは、シンバル、スティック両方の打音や素材感がリアルにイメージできる。ベースなどの弦楽器では、弦の弾かれた躍動感、ボディの胴鳴りなど、とにかく生々しい。反応が素早く、音楽信号を正確に音に換えている、というイメージだ。




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スーパーハイエンド・ブランドを聴く #2: From スロベニア共和国 ZR Speaker Lab(ZR スピーカーラボ)Part.2#1
スーパーハイエンド・ブランドを聴く #2: From スロベニア共和国 ZR Speaker Lab(ZR スピーカーラボ)Part.2#2




さて、本題の『ZR Speaker Lab』のインプレッションに話を戻そう。



音が出た瞬間に、試聴室に広がっていた世界感を変えてみせた。目の前で展開される『ZR Speaker Lab』ワールドは衝撃的だった…。



『RS Audio』も『ZR Speaker Lab』も、言ってしまえば求めるところは同じはずだ。オーディオ製品である以上、いかに音楽信号を正確に再現するか、そして、いかに音楽性を正しく再現するか、これに尽きるはずだ。それに向かって、それぞれ、工業製品として超一流の完成度を見せている。どちらのスピーカーも、良い音を表現する形容詞のどれもが当てはまる。



そしてその上で、それぞれにスペックだけでは決して語ることのできない、独自の味わいを表現しているのである。



『RS Audio』では、質感表現の素晴らしさがもっとも印象に残った。それに対し『ZR Speaker Lab』は、立体感の表現が特に際立っている。ステージ全体の立体感、空間表現はもちろんなのだが、一音一音の実在感がすごい。個々の楽器の質感をも描写する最上級の再現能力を持ち、聴いていると“音楽の世界に猛烈に引き込まれてしまう音”と表現したら良いだろうか、一音一音の、ハリ、ツヤ、コシ、が絶妙で、活きが違う。それゆえに、音楽の説得力が十二分。聴き手の心に迫ってくる音なのだ。



ブランドのポリシーに「音楽の魂をも表現できる」というフレーズがあったが、その意味が分かった。この胸に迫り来る感じがまさに、「魂」なのだろう。演奏者の魂と、クラフトマンの魂、両方が伝わってくる。



スーパーハイエンド…。恐るべしである。この音を一度も体験しないで人生を終わってしまうのは損だ…。そう思わせる魅力が、『ZR Speaker Lab』にはある。



さて次週からは『AUDIO WAVE』をご紹介する。これがまた、さらに凄かった…。お楽しみに!

《太田祥三》

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