カスタム・オーディオマシン Special Feature !! #36: HONDA・ODYSSEY(オーナー・小島 優さん) by lc sound factory(後編) | Push on! Mycar-life

カスタム・オーディオマシン Special Feature !! #36: HONDA・ODYSSEY(オーナー・小島 優さん) by lc sound factory(後編)

#36:
HONDA・ODYSSEY(オーナー・小島 優さん)
by lc sound factory(後編)

カーオーディオ カーオーディオ特集記事
カスタム・オーディオマシン Special Feature !!


#36:
HONDA・ODYSSEY(オーナー・小島 優さん)
by lc sound factory(後編)

先週に引き続き、栃木の実力ショップ、lcサウンドファクトリー製作のオデッセイをご紹介していく。今週はフロントのカスタムと、サウンドコンセプトおよびシステムレイアウトについて。どのような音を目指し、どのような方法論でそれを実現しているのか…。見どころ満載♪

目指したのはユニットを“鳴らし切る”こと!インストールとワイヤリングに拘りそれを実現!

まずはサウンドコンセプトからご紹介していこう。目指した方向性は、ズバリ『パワーハイファイ』。ただし、エントリーユニット主体でシステムを構成しているので、緻密な再現性を追求するのは酷。それよりも優先されたのは“鳴りっぷり”。とにかくそれぞれのユニットの持つポテンシャルを存分に引き出し、スカッと“鳴らし切る”ことを目指してサウンドメイクがされている。


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コクピットはクールな仕上がり。カスタムはドアに集中していて、ダッシュやピラーは基本、純正のシルエットを保ったまま。そして一点集中、ドアのカスタムは超ド級!#1

コクピットはクールな仕上がり。カスタムはドアに集中していて、ダッシュやピラーは基本、純正のシルエットを保ったまま。そして一点集中、ドアのカスタムは超ド級!#2


コクピットはクールな仕上がり。カスタムはドアに集中していて、ダッシュやピラーは基本、純正のシルエットを保ったまま。そして一点集中、ドアのカスタムは超ド級!

“鳴らし切る”ためのポイントは2つ。1つ目は、スピーカーインストールを確実に行うこと。サブウーファーボックスを強固に作製して、ユニットの性能を十二分に引き出そうとしていることについては先週の記事で触れたが、ドアに装着したスピーカーの取り付けにおいても、強固な固定が徹底実践されている。


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使用しているスピーカーは、ロックフォードフォズゲートのプライムシリーズ、R165X3。16.5cmの3ウェイコアキシャルモデルだ。それを4セット導入している。#1

使用しているスピーカーは、ロックフォードフォズゲートのプライムシリーズ、R165X3。16.5cmの3ウェイコアキシャルモデルだ。それを4セット導入している。#2


使用しているスピーカーは、ロックフォードフォズゲートのプライムシリーズ、R165X3。16.5cmの3ウェイコアキシャルモデルだ。それを4セット導入している。

アウターバッフルでスピーカーを装着する場合、そのやり方は大きくわけて2種類がある。ドア内部の鉄板からバッフルを立ち上げてスピーカーをアウターの位置まで持ってくる方法と、内部の鉄板には固定せず、ドアの内張りパネルに固定するというやり方、このどちらかだ。スピーカーを多発導入する場合、後者の方法が取られることもありがち。そのほうがインストール作業が合理的に行えるからだ。


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スピーカー回りのリングは、2mm厚のハーフミラーアクリルを3枚重ねして作られている。通常の4次元ライティングホールは、奥にミラー、手前にハーフミラーアクリルという構造だが、それとは違った構造とすることで、光り方に個性を加えた。見る角度による見え方の変化が大きいのがポイント。#1

スピーカー回りのリングは、2mm厚のハーフミラーアクリルを3枚重ねして作られている。通常の4次元ライティングホールは、奥にミラー、手前にハーフミラーアクリルという構造だが、それとは違った構造とすることで、光り方に個性を加えた。見る角度による見え方の変化が大きいのがポイント。#2

スピーカー回りのリングは、2mm厚のハーフミラーアクリルを3枚重ねして作られている。通常の4次元ライティングホールは、奥にミラー、手前にハーフミラーアクリルという構造だが、それとは違った構造とすることで、光り方に個性を加えた。見る角度による見え方の変化が大きいのがポイント。#3


スピーカー回りのリングは、2mm厚のハーフミラーアクリルを3枚重ねして作られている。通常の4次元ライティングホールは、奥にミラー、手前にハーフミラーアクリルという構造だが、それとは違った構造とすることで、光り方に個性を加えた。見る角度による見え方の変化が大きいのがポイント。

しかしこのオデッセイでは、4発すべて鉄板からバッフルを立ち上げてスピーカーを取り付けてある。ドア内部のパワーウインドウのモーターや各種配線、ロックのワイヤーなどなどの障害物を上手に避け、鉄板をカットしたり補強したりしながら各スピーカーの足場をしっかりと固めて、アウター化を敢行しているのだ。

そしてその上で、アンプのchを有効に活用し、スピーカー1つ1つに十分なパワーがかけられている。これが“鳴らし切る”ための2つ目のポイントだ。左右4発ずつのスピーカーにパワーアンプの2chずつをあてがい、4発を並列接続した上で2chをブリッジ接続。限られたch数で、いかにパワフルに鳴らし切るかを追求したワイヤリング方式が取られているのだ。


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メインユニットとして使用しているのは、カロッツェリア・DEH-P730。お手軽でありながら音質性能の高さがウリの名機だ。最後の写真は、サブウーファーボックスの前部に取り付けられているリアスピーカー。リアドアを開けると見える。イベント時のギャラリーアピール用だ。2発ずつを、アンプの2chをブリッジ接続して鳴らしている。#1

メインユニットとして使用しているのは、カロッツェリア・DEH-P730。お手軽でありながら音質性能の高さがウリの名機だ。最後の写真は、サブウーファーボックスの前部に取り付けられているリアスピーカー。リアドアを開けると見える。イベント時のギャラリーアピール用だ。2発ずつを、アンプの2chをブリッジ接続して鳴らしている。#2

メインユニットとして使用しているのは、カロッツェリア・DEH-P730。お手軽でありながら音質性能の高さがウリの名機だ。最後の写真は、サブウーファーボックスの前部に取り付けられているリアスピーカー。リアドアを開けると見える。イベント時のギャラリーアピール用だ。2発ずつを、アンプの2chをブリッジ接続して鳴らしている。#3

メインユニットとして使用しているのは、カロッツェリア・DEH-P730。お手軽でありながら音質性能の高さがウリの名機だ。最後の写真は、サブウーファーボックスの前部に取り付けられているリアスピーカー。リアドアを開けると見える。イベント時のギャラリーアピール用だ。2発ずつを、アンプの2chをブリッジ接続して鳴らしている。#4


メインユニットとして使用しているのは、カロッツェリア・DEH-P730。お手軽でありながら音質性能の高さがウリの名機だ。最後の写真は、サブウーファーボックスの前部に取り付けられているリアスピーカー。リアドアを開けると見える。イベント時のギャラリーアピール用だ。2発ずつを、アンプの2chをブリッジ接続して鳴らしている。

こうして各スピーカーはその性能を100%発揮。『パワーハイファイ』方向のサウンドを、ビシっと奏でることに成功♪

ユニット総額約30万円とはいえ、インストールの手法はハイレベル。なのでこのクルマのカスタムは、簡単に真似ができる水準ではない。しかし、“鳴らし切る”という考え方は大いに参考にすべき。いつかはカスタムに取り組んでみたいと思っているアナタ、このクルマのことをよ〜く覚えておくようにっ!!

《太田祥三》
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