話題のモデルの実力の神髄に迫る!カロッツェリアX・RS-A09X インストーラー・インプレッション! #3: ウェイブトゥポート | Push on! Mycar-life

話題のモデルの実力の神髄に迫る!カロッツェリアX・RS-A09X インストーラー・インプレッション! #3: ウェイブトゥポート

カロッツェリアX誕生20周年を記念するパワーアンプ、RS-A09Xの実力を探るべく、プロショップへのインタビューを敢行している当シリーズ。今週は、鳥取の実力店、ウェイブトゥポートの山本さんにお話をお聞きした。山本さんはRS-A09Xをどう評価しているのか…。

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話題のモデルの実力の神髄に迫る!カロッツェリアX・RS-A09X インストーラー・インプレッション!

カロッツェリアX誕生20周年を記念するパワーアンプ、RS-A09Xの実力を探るべく、プロショップへのインタビューを敢行している当シリーズ。今週は、鳥取の実力店、ウェイブトゥポートの山本さんにお話をお聞きした。山本さんはRS-A09Xをどう評価しているのか…。


話題のモデルの実力の神髄に迫る!::カロッツェリアX・RS-A09X インストーラー・インプレッション! #3: ウェイブトゥポート

まずは、RS-A09Xについてのファーストインプレッションからお聞きした。

「イベント会場に来ていたパイオニアのデモカーで聴いたのが最初です。皆さんよくご存じのアウディです。フロント3ウェイ+サブウーファーのシステムで、サブウーファーとミッドウーファーをRS-A09Xで鳴らしているのですが、制動力がすごく良いと思いましたね。すべてのchをA09Xで鳴らしているわけではないのに、それでもすごさを感じられたので、圧倒的なポテンシャルの高さを容易に想像できました。

じっくりと聴けたのは、その後に当店で行った試聴会の時です。RS-A99Xと聴き比べる試聴イベントを実施したんですよ。TS-Z1000RS(2ウェイ)をパッシブネットワークを使って鳴らすシステムで比較試聴を行いました。

RS-A99Xと比べて、格段に性能が上がっていることが確認できましたね。情報量が増え、S/Nも断然向上していました。そして、特にインパクトを感じたのは、低域の表現です。量感があるのに締まっている。この部分の差は大きいですね。スピード感も十分でした。理想的な低音が聴けます。よいアンプであることは間違いありません」


話題のモデルの実力の神髄に迫る!::カロッツェリアX・RS-A09X インストーラー・インプレッション! #3: ウェイブトゥポート

さて、このRS-A09Xを実際にクルマに装着する上では、何か注意点はあるのだろうか。さらには、おすすめの使い方などもお聞きした。

「位相をピンポイントで合わせられないと、良さを引き出せない。ごまかしが効かないアンプですね。スピーカーの取り付けにおいても妥協が許されない。しかし、スピーカーの取り付けも調整も、シビアに追い込んで、ジャストに位相を合わることができれば、相当に良い音を聴かせてくれます。インストールのしがいがあるパワーアンプですね。

ところでこのRS-A09Xにはモードスイッチが備えられていて、モノchアンプとして使うことができますよね。例えば、フロント3ウェイ+サブウーファー(2発)というシステムレイアウトなら、8台のRS-A09Xを使用して、L/R完全独立のシステムに発展させることが可能になります。当店のお客様の中に、そのシステムに取り組もうとしている方がいらっしゃいます。RS-A09Xの特長であるS/Nの良さ、スピード感、駆動力が、さらに伸長するはずです。今、アンプの到着を待っているところなのですが、実際に組んでどのようなサウンドが聴けるのか、とても楽しみにしています。

もちろんこれは、特殊な使用例です。普通に、フロント2ウェイのスピーカーを1台だけで鳴らすというシステムでも、良さを感じられるアンプですよ。良いスピーカーを装着したとき、そのスピーカーに対して見劣りするアンプでマルチを組むよりも、RS-A09Xを1台だけ導入して、パッシブネットワークを使って鳴らしたほうがいいと思います。そしてまた予算ができたときに、改めてマルチに取り組んでいけばいいんだと思うんですよね。そのほうがトータルで考えたて費用的にも有利ですよね」

最後に、まとめていただいだいた。

「ぼくはそもそも、RS-A99Xのことを高評価していました。繊細さ、細やかさは流石だと思っています。その良さを引き継いでさらに伸ばしつつ、そこにパワー感、スピード感を加えたのがRS-A09Xです。RS-A09Xでなければ表現できない音の世界を聴かせてくれる製品に仕上がっていますね。まさに『血の通ったアンプ』と表現しても良いくらいだと思うんです。ハイエンドシステムにおいて、中心的に使っていきたいアンプですね」

《太田祥三》

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