【ゼロクラウン】Mycar-lifeデモカー企画 #33: 700キロの彼方で得たものは!? | Push on! Mycar-life

【ゼロクラウン】Mycar-lifeデモカー企画 #33: 700キロの彼方で得たものは!?

2週連続開催となるACG。戦いの場は北海道から岡山へと移り、編集部のある東京都内から自走で参加した。その距離700キロ! 想像以上に長い道のりだった。

カーオーディオ デモカー製作記
【ゼロクラウン】Mycar-lifeデモカー企画

2週連続開催となるACG。戦いの場は北海道から岡山へと移り、編集部のある東京都内から自走で参加した。その距離700キロ! 想像以上に長い道のりだった。

作業時間が実質2日しかない中で得点アップを目指して何が出来るのかを東京車楽 木村氏と相談。音質項目はさらに煮詰める事で4~5点は積み上げる事が可能だが、毎回問題となっているドアとトランクルームのインストール得点が重要である。時間が無い中で何が出来るかを考えて一つの答えを出した。今回のACG岡山では音質項目とドアの点数アップを目指す。


700キロの彼方で得たものは!? #01

ACG北海道で取れたドアの得点は10点中8点。ここからの上乗せはLEDなどを使って光らせる事が重要と言う事はリサーチ済み。問題は現状のスタイルから雰囲気を極力崩さないように、そしてインパクトのある光らせ方をしないといけない。そして東京車楽 木村氏が考えたのが現在装着されているグリルを外してアクリルでリングを作り光らす方法。しかもただのリングではなく多面カットを施して光り方に特徴を付けるという方法だ。


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グリルを外してアクリルでリングを作り光らせる#1
グリルを外してアクリルでリングを作り光らせる#2

そして出来上がったのが上の写真。スピーカー周りの光らせ方はいくつかの方法があるが、現在の主流は内張とバッフルの間にアクリルを挟み込んで光らせる事が多いが、人とちょっと違った事が好きな編集部 藤澤の我が儘を聞いてくれて今回の方法に至った。光るタイミングはドアオープンに連動して光る事で運転中は邪魔になることはない。まずはフロントドアのみを加工して、点数が上がればリアドア加工も行うという流れ。結果はいかに!?


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木村さんのムーブ サウンドステーション AV関西#1
木村さんのムーブ サウンドステーション AV関西#2
木村さんのムーブ サウンドステーション AV関西#3
木村さんのムーブ サウンドステーション AV関西#4
木村さんのムーブ サウンドステーション AV関西#5


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三宅さんのフェアレディーZ サウンドステーション シャイン#1
三宅さんのフェアレディーZ サウンドステーション シャイン#2
三宅さんのフェアレディーZ サウンドステーション シャイン#3
三宅さんのフェアレディーZ サウンドステーション シャイン#4
三宅さんのフェアレディーZ サウンドステーション シャイン#5


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ヨシミツさんのスカイライン サウンドステーション ファルコン#1
ヨシミツさんのスカイライン サウンドステーション ファルコン#2
ヨシミツさんのスカイライン サウンドステーション ファルコン#3
ヨシミツさんのスカイライン サウンドステーション ファルコン#4
ヨシミツさんのスカイライン サウンドステーション ファルコン#5


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川本さんのフェアレディーZ アウトバーン#1
川本さんのフェアレディーZ アウトバーン#2
川本さんのフェアレディーZ アウトバーン#3
川本さんのフェアレディーZ アウトバーン#4
川本さんのフェアレディーZ アウトバーン#5


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伊藤さんのカムリハイブリッド ルロワ#1
伊藤さんのカムリハイブリッド ルロワ#2
伊藤さんのカムリハイブリッド ルロワ#3
伊藤さんのカムリハイブリッド ルロワ#4
伊藤さんのカムリハイブリッド ルロワ#5


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前田さんのシビック カーオーディオクラブ#1
前田さんのシビック カーオーディオクラブ#2
前田さんのシビック カーオーディオクラブ#3
前田さんのシビック カーオーディオクラブ#4
前田さんのシビック カーオーディオクラブ#5

音響調整をしっかりと行って岡山に向かった。連日溜まった疲れのせいか、アクセルを踏む足が非常に重い。無理せず休み休み岡山に向かって、約10時間かけて岡山入りしてエントリー受付時間ギリギリ…いや、15分ほど遅刻をして会場に到着した。参加台数は200台オーバー! さらにギャラリーも100台近く集まり会場は大盛況であった。参加していたMycar-life登録ショップはサウンドステーション AV関西・サウンドステーション シャイン・サウンドステーション ファルコン・カーオーディオクラブ・アウトバーン・ルロワの6店舗。非常にレベルが高く、見ても聴いても楽しめる完成されたオーディオカーであった。サウンドファナティックは参加上限台数の30台がエントリーしていて遅刻したMycar-lifeデモカーは最後の審査。待ち時間の間に会場を見て回ったり、ショップの方やユーザーと楽しく話が出来て有意義な時間を過ごす。Mycar-lifeデモカーを聴きに来てくれたユーザーも多くいて嬉しい限り。こういった交流もACGの大きな楽しみであろう。


Mycar-lifeデモカー 岡山バージョン ジャッジ中



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Mycar-lifeデモカー 岡山バージョン ジャッジ中#1
Mycar-lifeデモカー 岡山バージョン ジャッジ中#2
Mycar-lifeデモカー 岡山バージョン ジャッジ中#3

とうとう審査が始まった。煮詰めた音質調整がどうでるか!? 緊張の時間である。まずはイースコーポレーション 尾前氏の審査。毎回指摘されている中低域の厚みを持たせるためにスピーカーの限界ギリギリまでレベルを上げている。これで薄いと言われたら正直手の打ちようのないぐらいな状態だ。ソワソワしながら審査の終わりを待つ編集部 藤澤は妙に動悸が激しいのを感じていた。審査を終えてクルマから出てきた尾前氏に話を聞くと今までで最高の仕上がりだね! と最大級の褒め言葉を頂いた。これは期待が持てるぞ!


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Mycar-lifeデモカー 岡山バージョン ジャッジ中#5
Mycar-lifeデモカー 岡山バージョン ジャッジ中#6

続いての審査はイースコーポレーション 関口氏。今回の調整はステージングにこだわっているので関口氏の評価次第で大きく得点が変わってしまう。時間をかけて行った調整を信じてクルマの横で待つ。出てきた関口氏からも前回と比べて格段に良くなった! と褒めて頂き、2戦連続表彰台に上がっちゃう!? と取らぬ狸の皮算用を始めていた。


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Mycar-lifeデモカー 岡山バージョン ジャッジ中#7
Mycar-lifeデモカー 岡山バージョン ジャッジ中#8

最後にRTO審査。ここは何度も確認と調整を繰り返していたので安心できる項目で、第1戦から満点を続けているので問題無し。その後に注目のインストール審査が始まった。まずは新たに作ってきたアピールブックを提示して、Mycar-lifeデモカーがどのように進化してきたのかをまとめた小冊子を見せて説明。5点中4点であったアピールポイントの上乗せを狙う。そして今回新たに作ったフロントドアを見てもらってコンセプトや、こだわった加工ポイントをアピールする。やるべき事はやった。あとは結果を待つのみだ。


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Mycar-lifeデモカー・スコアシート#1
Mycar-lifeデモカー・スコアシート#2

そして今回のスコアシートがこれ。見事に目指していた300点を越えて狙い通り点数の上乗せがされていた。音質審査は正直ALL19点を目指していたが、惜しくも1項目で18点。サウンドステージALL14点、イメージングは24点並びを狙っていたので、まだ改善の余地があるという事だろう。そして…表彰台には上がれず。1位となったお馴染みのルロワは307点という今年の最高得点を獲得。近づけそうで近づけない、大きな6点差である。残りは九州とファイナルの2戦で、しかも2週連続開催となっている。大幅な改造は九州までの間にしかできない…非常に悩む所だ。

帰りの車中で今後の事を考えてみた。Mycar-lifeデモカーを6点上乗せしてもルロワと同点である。勝ちに行くなら最低でも7点以上の上乗せが必要で、その可能性を探ってみた。可能か不可能かと言われれば…可能である。一番の問題は最後まで手をつけなかったトランクの加工で、最大4点の上乗せは可能。あとは音質・ドアの点数を上乗せすれば机上の空論では8点アップ。これは悩ましい…この問題は財布の中身、時間と相談してから結論を出すことにする。

帰り道は前日からほとんど寝ていなかったせいで運転に集中力が全くない。1時間運転しては20分の睡眠を繰り返して何とか無事に編集部へたどり着く。年間通して参加してきたACGも大詰めが近づいてきたが、終わりよければ全て良し! を目指して頑張ります。

《藤澤純一》

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