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H27年度いじめ認知過去最多、対応は「保護者への報告」

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いじめの認知学校数・認知件数
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 文部科学省は10月27日、平成27年度「児童生徒の問題行動等生徒指導上の諸問題に関する調査(問題行動調査)」結果の速報値を公開。小中学校、高校および特別支援学校におけるいじめの認知件数は22万4,540件と、前年度より3万6,468件増加した。増加は2年連続。

 問題行動調査は、児童生徒の問題行動等について、今後の生徒指導施策推進の参考とするため毎年行われている調査。平成26年度は一度9月に速報が発表されたが、いじめに関する見直しが行われ、結果が訂正がされた。平成27年度のいじめの認知件数は22万4,540件で、平成26年度に続きいじめの認知件数が増加している。なお、認知件数が20万件を越えたのは、昭和60年度以来初めて。

 いじめの発見のきっかけは、小中学校では学校の教職員等が発見する割合が高く、高校では本人からの訴え、本人の保護者からの訴えなど、学校の教職員以外からの情報により発見されている。

 いじめの態様は、小学校では冷やかしやからかい、悪口や脅し文句、嫌なことを言われる件数が国公・私立合計9万4,026件(構成比62.2%)を占め最多。ついで、軽くぶつかられる、叩かれる、蹴られるが3万8,757件(構成比25.6%)、仲間はずれや集団による無視が2万8,404件(構成比18.8%)など。高校では、悪口や脅し文句、嫌なことを言われるとする回答が61.4%ともっとも多く、ついでネット上で誹謗中傷や嫌なことをされるとする回答が18.7%を占めた。

 加害者側のいじめる児童・生徒への対応は、国公・私立小学校の合計では保護者への報告が41.2%で最多。そのほか、いじめられた児童・生徒や保護者に対する謝罪指導が39.4%、別室指導が24.8%。小中学校、高校および特別支援学校全体で見ても、保護者への報告が46.0%ともっとも多かった。
《佐藤亜希》

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