【LONDON STROLL】インフレ化が進むプレミアリーグの余剰戦力たち | Push on! Mycar-life

【LONDON STROLL】インフレ化が進むプレミアリーグの余剰戦力たち

近年、莫大な放映権料などをもとに他国リーグから選手を集めているサッカーのプレミアリーグ。それに伴い、移籍金のインフレ化が進み、相場とかけ離れた金額が飛び交っている。

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マテュー・ドゥビュシー 参考画像(2016年7月29日)
  • マテュー・ドゥビュシー 参考画像(2016年7月29日)
  • ジョー・ハート 参考画像(2016年8月28日)
  • フアン・クアドラード 参考画像(2016年7月27日)
  • ロイク・レミー 参考画像(2016年7月16日)

近年、莫大な放映権料などをもとに他国リーグから選手を集めているサッカーのプレミアリーグ。それに伴い、移籍金のインフレ化が進み、相場とかけ離れた金額が飛び交っている。

特にビッククラブへの移籍金は桁外れだ。この夏、イタリアのユベントスからマンチェスター・ユナイテッドへ、サッカー史上最高額となる移籍金9200万ポンド(約130億円)で移籍したポール・ポクバの存在は、まさに象徴と言えるだろう。

新しい選手がクラブに移籍してくれば、多くの余剰戦力がクラブに生まれる。そのため、クラブで戦力外通告や構想外を受けた選手は、他クラブへと出場機会を求め移籍する。しかし、過去に高額移籍してきた選手たちは、新しい移籍先がなかなか決まらない状況が発生している。

一番の問題は、高額移籍金を払えるクラブは選手に高額な給料を払っているのだが、彼らが戦力外・構想外となって他クラブを探しても、同等の給料を払うことができるクラブがあまりにも少なすぎるということにある。

所属するクラブも、高額年俸のため売りたくても売れない選手の後処理に頭を悩まされている。選手が出場機会を求め、減俸に納得するしかないだろう。

そんななか各メディアは、クラブを悩ます高額年俸ながらも戦力外・構想外の選手のみを集めた、ベストイレブンを発表している。

GK
ジョー・ハート(マンチェスター・シティ)

DF
マテュー・ドゥビュシー(アーセナル)
エリアカン・マンガラ(マンチェスター・シティ)
ママドゥ・サコー(リバプール)

MF
フアン・クアドラード(チェルシー)
ヤヤ・トゥーレ(マンチェスター・シティ)
バスエィアン・シュバインシュタイガー(マンチェスター・ユナイテッド)
サミル・ナスリ(マンチェスター・シティ)

FW
ロイク・レミー(チェルシー)
ラザル・マルコヴィッチ(リバプール)
マリオ・バロテッリ(リバプール)

このベストイレブンの合計年俸総額は100億円とも言われ、まだまだピッチ上で観客を魅了する活躍が可能であろう選手ばかりだ。 試合に出場できなくなり今シーズンを終えることは、選手自身だけでなくファンに取っても非常に残念なことだ。

果たして、今月末(現地時間)と迫った移籍期限までに、戦力外・構想外となった選手たちは新たなクラブへと移籍することはできるだろうか。

《Takaharu Osako》
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