歴史あるプログラミング・コンテスト「U-22プログラミング・コンテスト2016(プロコン2016)」の参加者募集が7月1日より始まる。今年のプロコンでは、「プロダクト」「テクノロジー」「アイデア」の3つの評価ポイントで審査する。最終結果発表は10月2日。
U-22プログラミング・コンテストは、優れた才能を持ったイノベイティブなIT人材の発掘と育成、アイデアに富んだソフトウェア開発に取り組む人材の発掘を目的として1980年より開催されているプログラミング・コンテスト。当初、経済産業省の主催により開催されていたが、2014年からはコンテストの主旨に賛同、協賛した企業から構成された「U-22プログラミング・コンテスト実行委員会」が主催し、開催している。
「未来を拓く創造力!プロをうならせるアイデアと技術」をキャッチフレーズに、ユニークな発想やこれまでに培ってきた技術力を活かした、未発表または2015年9月1日以降に発表したオリジナル作品を募集する。ジャンルやプログラミング言語は特に問わないという。
優秀な作品には経済産業大臣賞など各賞が贈られる。さらに、入賞者のうち一定の条件を満たしていれば情報処理推進機構(IPA)が行う未踏事業(未踏IT人材発掘・育成事業)への推薦を受けることができるほか、コンピュータソフトウェア協会(CSAJ)スタットアップ支援事業への推薦や、経験豊富な業界関係者との交流など、将来の可能性が広がる支援プログラムも充実している。また、応募前にはスポンサー企業によるクラウド環境を利用したセミナーなどが計画されているという。