厚生労働省は3月28日、薬剤師国家試験の合格発表を行った。合格率は76.85%で、前年より13.68ポイント増加。新卒の合格率は86.24%だった。大学別の合格率がもっとも高いのは「いわき明星大学」98.67%であった。
第101回薬剤師国家試験は、2月27日と28日に実施。出願者数16,658人、受験者数14,949人、合格者数11,488人、合格率76.85%で、昨年の63.17%と比べ13.68ポイント増加した。
大学別合格状況によると、合格率がもっとも高いのは「いわき明星大学」98.67%、ついで「九州大学」93.62%、「東邦大学」92.50%、「明治薬科大学」92.24%、「武蔵野大学」91.72%。また、東京大学といわき明星大学は新卒の合格率が100%であった。
合格者の受験番号は合格者名簿として厚生労働省のホームページに掲載されており、合格者名簿の掲載期間は、5月末までを予定している。