音楽情報誌「CD&DLでーた」は3月1日、卒業シーズンに合わせて「卒業ソングランキング2016」を発表した。心に残る卒業ソングの総合1位には、3年連続で荒井由実の「卒業写真」が選ばれた。
「卒業ソングランキング」は、全国の10代~30代までの男女を対象に、心に残る思い出の卒業ソングについて曲名・アーティスト名と理由やエピソードをインターネットにて調査したもの。調査期間は2月1日~2日で、4,424人の有効回答を得た。
総合ランキング1位に選ばれたのは、3年連続で「卒業写真」(荒井由実)。2位以下に大きな差をつけて1位に選ばれており、世代を問わず「卒業ソング」の定番となっているようだ。特に、1975年の発表ながら、20代半ば以降の女性から圧倒的な支持を集めた。
総合2位は「3月9日」(レミオロメン)で、こちらは2年連続の2位となった。「卒業式に全員で歌って感動した」など、学校でも定番の卒業ソングとなっているようで、10代~20代男女から高い支持を得た。総合3位には、2015年の5位からランクアップした「卒業」(尾崎豊)がランクイン。30代を中心に男性から熱い支持を得ての3位となった。
このほか、10代では「YELL」(いきものがかり/総合7位)、「桜ノ雨」(absorb feat.初音ミク/総合8位)などの得票が多く、20代では「贈る言葉」(海援隊/総合4位)、「さくら」(森山直太朗/総合6位)、30代では「贈る言葉」(海援隊/総合4位)、「my graduation」(SPEED/総合5位)が年代別に高い得票となった。
全体的には、「卒業ソング」として長く歌い継がれている名曲が多くランクインしており、世代を問わず思い出に残る曲がランクインする結果となった。