震災から5年、復興庁が特設サイト開設…作文コンテストも開催 | Push on! Mycar-life

震災から5年、復興庁が特設サイト開設…作文コンテストも開催

 東日本大震災から5年、復興庁は復興に関する取組みをまとめた「復興5年ポータルサイト」を開設した。また、18歳以下の児童・生徒を対象とした作文コンテストも開催する。作品の応募は4月20日(消印有効)まで。

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復興5年ポータルサイト
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 東日本大震災から5年、復興庁は復興に関する取組みをまとめた「復興5年ポータルサイト」を開設した。また、18歳以下の児童・生徒を対象とした作文コンテストも開催する。作品の応募は当日消印有効4月20日まで。

 復興庁が3月4日に開設した「復興5年ポータルサイト」では、これまでの復興への取組みのほか、映像で見る復興の取組み、震災・復興関連のイベント情報などを見ることができる。また、全国の避難者などの数も随時公表しており、2月26日時点で約17万4,000人が、全国47都道府県1,139市区町村に避難しているという。

 「復興5年ポータルサイト」の高木復興大臣からの感謝のメッセージでは、これまでの国内外からの支援に感謝するとともに、これからを「復興・創生期間」と位置づけ、2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会で、「日本の総力を結集して被災地が復興した姿を世界に発信」したいと語っている。

 また、子どもの目から見た復興の姿を国民に示し、子どもたちの思いを復興に活かすため、18歳以下の児童・生徒を対象とした作文コンテストを開催する。コンテストは、震災から5年目という機会に全国的に東北を思い返し、考えてもらうことで自分のこととしてとらえるきっかけを作り、風化防止につなげることも目的としている。

 作文のタイトルは自由だが、「私たちが考える『新しい東北』の姿」「私たちにできる復興」「私たちの復興のあゆみとふるさとへの思い」というテーマを踏まえた内容であることが応募条件。日本語で1,200字程度(400字詰め原稿用紙3枚程度)とし、書式は自由。小学生部門、中学生部門、高校生部門の3部門で募集する。応募は3月1日~4月20日(消印有効)まで、インターネットもしくは郵送、FAXにて受け付ける。応募作品は有識者からなる審査委員会で選考を行い、各部門から特に優れたものを顕彰する予定だという。

「新しい東北」作文コンテスト
応募資格:全国の18歳以下の児童および生徒(小・中・高等学校、専修学校、高等専門学校などまで)
※応募部門については、3月末時点で在籍している学年で応募可能
※日本全国および在外の日本人学校・補習授業校などから広く募集する
募集部門:小学生部門、中学生部門、高校生部門
応募期間:3月1日(火)~4月20日(水)※消印有効
応募方法:インターネットまたは郵送、FAXで受け付ける

《外岡紘代》
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