Googleは、インターネットの安心・安全を推進する「ウェブレンジャープログラム」を実施する。参加者は「ウェブレンジャー」となり、作戦本部からのミッションについてのアイディアをレポートで提出。優れたチームには「アンバサダー賞」が授与される。対象は中高生。
「ウェブレンジャープログラム」は、中高生によるインターネットの安心・安全な活用を促進するプログラム。ウェブレンジャー作戦本部が毎年設定するミッションについて、参加する学生たち「ウェブレンジャー」が考えたアイディアを世界に広める活動を展開する。
2016年のミッションは「スマートフォンを初めて使う人が安心・安全に使いこなすための、効果抜群、斬新なプロジェクトを考え、実施せよ」。スマートフォンのトラブルや危険性についてさまざまな問題が起きている今、スマートフォンを初めて使う人たちが安心・安全に使いこなすための作戦を考え、実行する。世界中の人たちにも広がるような、効果的で斬新なプロジェクトを募集している。
参加者の中から特に優れた活動をした10チームは「ファイナルプレゼンテーション大会@YouTube Space Tokyo」に参加し、最終プレゼンテーションで「アンバサダー賞」を受賞する4チームが決定する。
最終審査は中学生部門、高校・高専部門に分けて行われる。中学生と高校・高専生の混成グループは高校・高専部門への参加となる。ファイナルプレゼンテーションの審査員には、パートナー企業や団体、いくつかの関係省庁から担当者が参加予定。1チームは1名から3名の構成。ウェブレンジャー活動報告レポートは、4月4日から受付を開始する。レポートの受付締切りは7月31日。
なお、ウェブレンジャーとしてどのように活動していくとよいかを、全国のウェブレンジャーたちと考える「ウェブレンジャー トレーニングセッション」が、4月24日に東京・六本木ヒルズで開催される。トレーニングセッションの参加対象者は、ウェブレンジャープログラムに参加する意志のある学生、および同伴の保護者または教員。同伴者は1グループにつき1名まで。往復の交通費は支給される。参加はウェブレンジャープログラムの公式サイトで受け付ける。参加受付締切りは3月21日。申込多数の場合は抽選。