日本スマートフォンセキュリティ協会(JSSEC)啓発事業部会は3月12日、「スマートフォン セキュリティ シンポジウム」を開催する。青少年向けのネットマナー啓発の在り方について、講演やパネルディスカッションを行う。
JSSECの啓発事業部会は、スマートフォンやSNSの利用をきっかけとした、ネットいじめや犯罪被害の抑止に向け、青少年に対するネットマナーや防犯意識の向上に対する啓発の在り方について、さまざまな議論や取組みを行っている。その活動の中で、先生・保護者と青少年との間には、スマートフォン・ネットの知識や意識に対するギャップが存在し、大きなハードルとなっていることが明らかになったという。
シンポジウムでは千葉大学教育学部の藤川大祐教授による基調講演「子どもたちのスマートフォン利用状況と課題」のほか、大学生によるボランティア学生団体「Re:inc(リンク)」代表の窪田大悟氏による事例講演、都立練馬高校情報科主幹教諭の正木成昭先生による教育現場講演などが行われる。
「スマートフォン セキュリティ シンポジウム」は3月12日午後1時半~午後5時半まで。TKPガーデンシティPREMIUM神保町で開催される。参加費は無料だが、事前に登録が必要。募集定員は200名となっており、先着順で受け付ける。