順天堂は3月29日、脳機能とオートファジーをテーマとした「高校生のための春休み特別セミナー」を開催する。会場は順天堂大学の本郷・お茶ノ水キャンパス。事前申込制で、定員は先着100名。
セミナーは午前10時からの午前の部と午後2時からの午後の部に分かる。午前の部は「脳機能と病気」、午後の部は「オートファジーという生命維持機構」がテーマ。午前の部では、京都大学大学院医学研究科臨床神経学・教授による「脳の病気を科学する」のほか、放射線医学総合研究所主席研究員の樋口真人氏による「20歳から始まる?脳の老化と認知症のイメージング」、順天堂大学大学院医学研究科神経学教授の服部信孝氏による「ミトコンドリアと神経疾患」が行われる。
午後の部は、新潟大学大学院医歯学総合研究科・教授による「オートファジー(自食作用)ってなんだ?!」から始まり、東京大学大学院医学研究科助教の久万亜紀子氏による「オートファジーの体の中の役割」や、順天堂大学大学院医学研究科准教授の斉木臣二氏による「オートファジーと係わる病気について」講演がある。このほか、研究室や神経学教室といった実験室の施設見学も実施予定。
申込みの際は、氏名、在学高校名を明記したメールを送信する。セミナーの詳細は順天堂大学ホームページから確認できる。問い合わせは、順天堂大学大学院医学研究科神経学教室まで。