【シネマカフェ的海外ドラマvol.340】年末年始にイッキ見したい海外ドラマ10選<後編> | Push on! Mycar-life

【シネマカフェ的海外ドラマvol.340】年末年始にイッキ見したい海外ドラマ10選<後編>

海外ドラマの一気見にはもってこいの年末年始に、オススメの一気見向けドラマをピックアップ…

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「FARGO/ファーゴ」(C)Getty Images
  • 「FARGO/ファーゴ」(C)Getty Images
  • 「刑事ジョン・ルーサー」(C)Getty Images
  • 「アンブレイカブル・キミー・シュミット」(C)Getty Images

海外ドラマの一気見にはもってこいの年末年始に、オススメの一気見向けドラマをピックアップ。前回に続き、DVDもしくは動画配信で視聴可能なタイトルの中から厳選した10本を紹介します。

6.「刑事ジョン・ルーサー」
高い能力で一目置かれながらも、型破りな姿勢がしばしばトラブルを生む刑事ジョン・ルーサーが主人公。『ビースト・オブ・ノー・ネーション』も話題のイドリス・エルバがルーサーを、「アフェア 情事の行方」もオススメのルース・ウィルソンがルーサーと複雑な絆で結ばれる完全犯罪者アリス・モーガンを演じています。シーズン1が全6話、シーズン2&3が各4話と話数も少ないため、3シーズンを一気に見てルーサーの活躍と2人の奇妙な友情を味わうのが幸せな楽しみ方。今月イギリスで放送されたシーズン4の日本上陸も待たれます。

7.「アンブレイカブル・キミー・シュミット」
カルトの教祖に15年間監禁され、今やアラサーになったキミー・シュミットが、ニューヨークで自活しながら世の中のあれこれを学ぶコメディ。設定だけ見ると際どさが漂ってきますが、うっかり心温まるコメディに仕上がっているのは「30 ROCK/サーティー・ロック」の敏腕クリエイター、ティナ・フェイの手腕。1話30分弱×シーズン1全13話を一気に見たいシリーズというよりは、あまりに面白くて一気に見ずにはいられないシリーズといったところ。恋もネットも知らないキミーの「あれは何?」が詰まっています。

8.「ツイン・ピークス」
予告編も公開され、2017年の新シーズン全米放送がいよいよ現実のものになってきました! 女子高生ローラ・パーマーの殺害事件をきっかけに、田舎町の事情が明かされていく展開は傑作の名にふさわしく今も新鮮。フルシーズン全30話+映画版を一気に見て伝説に追いつくには年末年始が最適。放送当時は「はあ?」となった奇妙なエンディングも、近いうちに続きが見られると思えば可愛く思えるはず! 新シーズンはデヴィッド・リンチが全編を監督し、主人公の捜査官クーパー役のカイル・マクラクランも登場します。

9.「MR.ROBOT/ミスター・ロボット」
セキュリティ会社で働くエンジニアの青年が謎のハッカー集団に誘われ、巨大企業の崩壊を目指すサスペンスドラマ。『ニード・フォー・スピード』では全裸で奮闘していたラミ・マレックが他人との関わりが上手く持てない主人公エリオットを演じ、ドラマ界の注目スターとして大ブレイク。1月に発表されるゴールデン・グローブ賞でも作品賞や主演男優賞にノミネートされています。後半に進むにつれ面白さの増す構成なので、シーズン1全10話をぜひ一気に! もちろんシーズン2の制作も決まっています。

10.「FARGO/ファーゴ」
コーエン兄弟の名作映画『ファーゴ』に発想を得たサスペンス。マーティン・フリーマン演じる気弱な主人公が、殺し屋との出会いをきっかけに暴走していきます。怒涛のシーズン1全10話は「映画もいいけどドラマもいい!」と感激できるもの。人間関係の入り乱れ方もポイントのため、前エピソードの余韻が新鮮なうちに次エピソードを見始めればどんどん作品世界にハマっていけるはず。『SHERLOCK/シャーロック 忌まわしき花嫁』の日本公開を前にマーティンのクズ男演技を楽しみ、弾みをつけておくのも味わい深いかも。

《text:Hikaru Watanabe》
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