【特別映像】トム・ハンクス、家族愛と信念のはざまで…『ブリッジ・オブ・スパイ』 | Push on! Mycar-life

【特別映像】トム・ハンクス、家族愛と信念のはざまで…『ブリッジ・オブ・スパイ』

主演トム・ハンクス、監督スティーヴン・スピルバーグ、そしてコーエン兄弟が脚本とハリウッド屈指のスタッフ&キャストが贈る、実話に基づく物語『ブリッジ・オブ・スパイ』。このほど、本作から、トム・ハンクスが熱演する、

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『ブリッジ・オブ・スパイ』 -(C)  Twentieth Century Fox Film Corporation and DreamWorks II Distribution Co., LLC. Not for sale or duplication.
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  • 『ブリッジ・オブ・スパイ』 -(C)  Twentieth Century Fox Film Corporation and DreamWorks II Distribution Co., LLC. Not for sale or duplication.
  • 『ブリッジ・オブ・スパイ』 - (C) Twentieth Century Fox Film Corporation and DreamWorks II Distribution Co., LLC.  Not for sale or duplication.
  • 『ブリッジ・オブ・スパイ』 -(C)  Twentieth Century Fox Film Corporation and DreamWorks II Distribution Co., LLC. Not for sale or duplication.
  • スピルバーグ&トム・ハンクス/『ブリッジ・オブ・スパイ』 (C)Twentieth Century Fox Film Corporation and DreamWorks II Distribution Co., LLC.  Not for sale or duplication.
  • 『ブリッジ・オブ・スパイ』日本オリジナルポスター  -(C)  Twentieth Century Fox Film Corporation and DreamWorks II Distribution Co., LLC. Not for sale or duplication.

主演トム・ハンクス、監督スティーヴン・スピルバーグ、そしてコーエン兄弟が脚本とハリウッド屈指のスタッフ&キャストが贈る、実話に基づく物語『ブリッジ・オブ・スパイ』。このほど、本作から、トムが熱演する、自らの信念のために家族を危険にさらした男にスポットを当てた特別映像が、いち早くシネマカフェに到着した。

舞台は、アメリカとソ連が一触即発の冷戦状態にあった1950年~60年代。アメリカ人弁護士ジェームズ・ドノヴァン(トム・ハンクス)は、保険の分野で実直にキャリアを重ねてきた男だが「誰にでも弁護される権利がある」という信念のもと、ソ連のスパイの弁護を引き受けたことをきっかけに、思いがけなく国際交渉の世界に足を踏み入れることになる。

“ごく普通の弁護士”であり、家庭に帰れば“ごく普通の父親”ドノヴァンに与えられたミッション。それは、自身が弁護したソ連のスパイと、ソ連に捕らえられたアメリカ人パイロットの交換。交渉の場は、敵地の東ベルリン。あの“ベルリンの壁”ができ上がったまさにそのころで、判断を誤れば即射殺という緊迫した状況のもと、ドノヴァンの孤立無援の闘いが始まる――。

先のナショナル・ボード・オブ・レビューの作品トップ10をはじめ、数々の映画賞を受賞し、ソ連のスパイ役を演じたマーク・ライランスがゴールデン・グローブ賞にもノミネートされている本作。

このたび到着した映像では、良き夫、良き父、良き市民として平凡な人生を歩んできたドノヴァンが、世界の平和を左右する重大な任務を、たった1人その身に委ねられ、全力で不可能に立ち向かっていく姿が描かれている。

スピルバーグ監督は「ドノヴァンは立ち向かうタイプの人だ。自分が信じていることのため、彼の場合は、鉄のカーテンのどちら側にいようと関係なく、すべての人の正義のために立ち向かう」と分析し、ドノヴァンという実在した人物に何よりも魅力を感じたと明かす。とりわけ、家庭を大切にした男が、危険な任務につき、直感と正義の原則を信じてやり遂げるというストーリーに惹かれたという。

映像中でも印象的なのは、家の中までも安全ではなくなってしまった家族の姿だ。当然ながら、“敵国”の人間を弁護すれば自身はおろか、愛する家族までもが世間の批判と軽蔑の対象となり、命の危険にさらされる。ドノヴァンを支える妻・メアリーを演じたオスカーノミネート経験のあるエイミー・ライアンは、実在のメアリーの孫と話し「メアリーは、夫のやっていることを誇りに思っていたけど、そのせいで家族が注目されるのは嫌だったし、子どもたちが危険な目に遭わないかと心配していた」と、信念を貫く夫を応援したい気持ちと母として家族を守りたいと思う気持ちの葛藤があったことを知ったという。

実話であることが信じがたいほどスリリングな展開で、ヒーローとは程遠いごく普通の人間が、同胞のパイロットと敵国のスパイ、両方を救うために恐怖をかいくぐって奔走する姿を映し出す本作。彼の勇気と情熱、そして誠実さは、観る者の胸を打つに違いない。

『ブリッジ・オブ・スパイ』は2016年1月8日(金)よりTOHOシネマズスカラ座ほか全国にて公開。

《text:cinemacafe.net》
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