【官能カーオーディオ!】「音の匠」が仕上げたBMW X4、プラス200万円の音はどう違う? | Push on! Mycar-life

【官能カーオーディオ!】「音の匠」が仕上げたBMW X4、プラス200万円の音はどう違う?

9月12日・13日の2日間、石川県の小松ドームにてカーオーディオプロショップ56店舗が参加し、Hi-Fiサウンド日本一を決める『ハイエンドカーオーディオコンテスト』が開催された。

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見事日本一の栄誉を勝ち取った大阪府堺市のAVカンサイ堺店のデモカーであるBMW X4
  • 見事日本一の栄誉を勝ち取った大阪府堺市のAVカンサイ堺店のデモカーであるBMW X4
  • 純正モニターに割り込ませる形でソースユニットの選曲画面を表示させて使い勝手をアップさせている
  • スピーカーはmorel SUPREMOに同ブランドのスコーカーを足して3way+SWシステムを構築
  • ミッドバスはドアにエンクロージャーを製作してマウントしている
  • ラゲッジスペースにはフラットにBRAX NOX4を2機とサブウーファー、キャパシターがインストールされる。通常時はカバーがあり使い勝手に不便は全くない
  • スピーカーを駆動するパワーアンプ、BRAX NOX4
  • 最低域から音を補完するサブウーファーはBRAX マトリックスシリーズを装着

9月12日・13日の2日間、石川県の小松ドームにてカーオーディオプロショップ56店舗が参加し、Hi-Fiサウンド日本一を決める『ハイエンドカーオーディオコンテスト』が開催された。

このコンテストは課題曲の原音再生をいかに忠実に行い、その再生能力と音楽性の表現を競うもので、著名オーディオ評論家が審査を行う厳正なサウンドコンテストとなっている。

今回紹介するクルマはプロショップのデモカーが参加した『ディーラーデモカー部門』で見事優勝を飾った大阪府堺市に居を構えるAVカンサイ堺店のデモカーであるBMW『X4』だ。

◆正確無比の再生能力と音楽性に驚愕する

音楽は当然ながらスピーカーから発せられているのだが、そのスピーカーの存在を全く感じさせない。着座位置から距離の違うスピーカーを調整機能を使って細かにセッティングする事により完璧なステレオ再生が行われている。

滲むことなく全ての音が繊細に解像感を持って再生され、消えゆく音のグラデーションも無音になるまで美しく表現される。重なり合う音も的確に分離され、ヴォーカルの歌声は非常に生々しい。見えるはずのない各楽器、ヴォーカルの存在がどこにいるのか目で追えるほど広く深く立体感を持って明確に表現されている。

◆車室内を音楽空間に変えるプロショップという存在

オーディオを再生するのに不利な環境である車室内でこれだけの音楽をなぜ造り上げることが出来るのか代表の岩元氏に話を聞いてみた。

「私たちカーオーディオプロショップという存在はお客様のクルマをより快適に過ごせる空間を提供するために存在します。純正オーディオでも音楽は聴けますし、それこそ今は純正オプションでより良い音楽が聴けるシステムがありますが、私たちプロショップはお客様の好みに合わせたオーダーメイドのシステムを構築します。よりお客様の好みに沿う形で音楽を楽しんでもらうために存在するのがカーオーディオプロショップです」

今回優勝したBMW X4は製品・工賃込みで200万円オーバーの超高級システム。プロショップで製作されたクルマの中でも上位になるシステムなのだが誰もが手を出せる内容ではない。

◆予算に合わせて適材適所。そしてプロショップの技術が加わる。

それこそ純正オプションオーディオには約10万円から設定があるわけだがプロショップではどうなのかを聞いてみた。

「プロショップは高いというイメージが凄くあると思います。それはプロショップの技術を活かせる高性能な製品をご提案するのが結果的にそう思わせているのかも知れません。

今はプロショップでも初めてカーオーディオを楽しむお客様のために製品・工賃も含まれたセットプランが数多くあります。当店でもスピーカー+スピーカーを装着するためのバッフル+デッドニング+スピーカーケーブル+工賃をセットにした10万円プランからご用意しています。

お客様の聴きたいCDで実際にスピーカーの音を聴いてもらって好みに合う製品を選んで貰うプランです。そこには今まで培ってきた技術を使い、高いシステムであろうが、入門システムであろうが最大限の能力を出し切るのがプロショップの仕事です。

軽自動車から高級車まで車格に合わせたプランニングもありますし、オーディオだけではなくいま注目され始めているクルマの静粛性を高めるプランもあります。ご予算に合わせて製品を一緒に選び、その能力を発揮させてお客様の好みに合わせた調整を行う、プロショップとはそういう存在です」

純正の雰囲気を壊したくない、リセールが下がる事はやりたくないという注文にも対応可能とのこと、あくまでお客様本意の形で構築していくそう。長く乗るクルマ、自分のための空間をより良い環境にするためにカーオーディオプロショップを訪れるのも有益な選択肢となるはずだ。

《藤澤純一》

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