ソニーの体験型科学館「ソニー・エクスプローラサイエンス」は12月5日、アプリとつなげるブロック形状の電子タグ「MESH(メッシュ)」を使用した親子参加型のワークショップを開催する。参加費は無料。当日2回開催で各回10組20名、計40名の親子の参加を募集している。
MESHはソニーの新規事業創出プログラムから生まれた、誰でも簡単にデジタルなものづくりが体験できるツール。電子工作やプログラミングなどの難しい知識がない子どもでも、無線でつながる小さなブロック形状の電子タグ(MESHタグ)を組み合わせることで「あったらいいな」と思う仕組みを作ることができる。
MESHワークショップでは、「どうしたらもっと便利にできるか」「もっと面白くなるか」など、課題を見つけ解決する力を身につけることを目的としている。動きセンサー、ライト、ボタン、明るさセンサーなどさまざまな機能を持つMESHタグを無線でMESHアプリとつなげることでアイデアを簡単に実現できるという。
これまでに開催されたワークショップにおいても、「世の中のゴミを減らすには?」という発想から、MESHを使ってモーターを動かしゴミ捨てをストローが邪魔をする「ゴミを捨てにくいゴミ箱」や、ゴミを捨てようと箱をあけると大きな音がしてLEDライトが光り写真を撮られる「ゴミを捨てた人の写真を撮るゴミ箱」など、設定された課題の解決方法を提案するような作品が誕生しているという。
参加対象は小学3年生から中学3年生までの児童・生徒とその保護者。1日2回開催で、各回10組20名、計40名の親子を募集している。参加費は無料だが、別途入場料が必要。11月13日までホームページにて申込み受付を行っている。