ポータブル DJ デバイス『MONSTER・GO-DJ』って何なのさっ!! #3: “DJ機器”としての実力を徹底検証! | Push on! Mycar-life

ポータブル DJ デバイス『MONSTER・GO-DJ』って何なのさっ!! #3: “DJ機器”としての実力を徹底検証!

話題のニューエンタテインメントユニット『MONSTER・GO-DJ』をクローズアップしている当特集。今週からは、このユニットが持っている実力についての詳細リポートを開始する。まずは、“DJ機器”としての能力検証から。『MONSTER・GO-DJ』は言うまでもなくそもそも“DJマシン”だ。その部分でのポテンシャルはどれほどのものなのか。核心に迫る。

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ポータブル DJ デバイス『MONSTER・GO-DJ』って何なのさっ!!


話題のニューエンタテインメントユニット『MONSTER・GO-DJ』をクローズアップしている当特集。今週からは、このユニットが持っている実力についての詳細リポートを開始する。まずは、“DJ機器”としての能力検証から。『MONSTER・GO-DJ』は言うまでもなくそもそも“DJマシン”だ。その部分でのポテンシャルはどれほどのものなのか。核心に迫る。


MONSTER・GO-DJ


早速、『MONSTER・GO-DJ』の“DJ機器”としての実力解説を始めていこう。

『MONSTER・GO-DJ』の“DJ機器”としての最大の利点は、何と言っても持ち運びが容易な大きさ & 重さであること。そしてバッテリー駆動なので電源のない場所でも使えること。以上の2点だ。

しかし、それが利点となるのは、『MONSTER・GO-DJ』が本当に“DJ機器”として使えるものであった場合だけ。そもそも“DJ機器”として役不足だとしたら、持ち運べたところで意味がない。

結論から言ってしまおう。『MONSTER・GO-DJ』はズバリ、使える“DJマシン”だ。巷の本格DJ機器と比べて遜色のない機能を有している。それらを凌駕している部分すらある。

もちろん、世界のトップDJにクラブやコンサート会場で使ってもらうことを想定して作られてはいないので、その意味では別モノだ。しかし、トップDJが行うようなDJプレイを可能にしてくれるマシンなのである。

『MONSTER・GO-DJ』は、トップDJのようなパフォーマンスをしてみたいと思っている層に向けて開発された製品だ。プロ並みの技術がなくても、プロがやっているようなプレイができる。ここがキモだ。

例えば、曲と曲を繋ぎ合わせる局面において。曲をどのように繋ぐかは、まさに各DJの腕の見せ所。それだけにいろいろな高等テクニックが必要とされる。『MONSTER・GO-DJ』ではその高等テクニックを、オートで反映してくれたり、やりやすくしてくれたりする機能が豊富に搭載されている。

例えば曲を繋ぎ合わせる際のEQ操作。プロは前後の曲に対してそれぞれEQを調節して、つなぎを滑らかにしようと試みるが、『MONSTER・GO-DJ』ではそれをオートで実行してくれる。

また、スクラッチ操作。リズムに乗せてスクラッチを入れるべきなのだが、『MONSTER・GO-DJ』では入れるタイミングをオートで取ってくれる。

機能がテクニックを補助してくれる、というわけなのだ。


MONSTER・GO-DJMONSTER・GO-DJ


操作性でも大型機に迫っている。直感的にコントロールしたい操作はタッチパネルに割り当てられ、物理的に確実に行いたい操作は中央に配置したツマミに割り当てられている。ハイテクとローテクを使い分け、高い操作性が確保されている。

次に、本格DJ機よりも勝っている部分をご紹介していこう。

まずは「サンプラー」。プレイ中に効果音として使いたい音を事前に“サンプリング”(録音)しておいて、それを演奏中に流すことのできる機能を搭載している。この機能を使うと、DJプレイ自体も「サンプラー」で録音することも可能だ。

それに対して本格DJマシンでは、「サンプラー」は外付けユニット。買ってきて接続しないと使えない。

「シーケンサー」も同様だ。通常なら別売りのユニットを外部接続して使うことになるのだが、『MONSTER・GO-DJ』なら内部にその機能を搭載している。「シーケンサー」とは“自動演奏”する機械。リズムマシーン的に使えたり、トラックとは別のメロディを流すことを可能とする機械(機能)だ。


MONSTER・GO-DJMONSTER・GO-DJ


『MONSTER・GO-DJ』は“エフェクター”も充実している。6種類のエフェクターを搭載し、しかも6種類のエフェクトを、同時にかけることも可能だ。通常のDJマシンでは、2種類、もしくは3種類くらいしか同時にエフェクトをかけられない。

さて、次週はいよいよ、カーオーディオ用ユニットとしての可能性に迫ってみる。次週も必読だ。

《太田祥三》
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