Hi-Fiカーオーディオの頂点を決める! 第18回パイオニアカーサウンドコンテストレポート #5 | Push on! Mycar-life

Hi-Fiカーオーディオの頂点を決める! 第18回パイオニアカーサウンドコンテストレポート #5

NISSAN・マーチ
by マイスター 一宮店
ディーラーデモカー部門 内蔵アンプシステムクラス

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Hi-Fiカーオーディオの頂点を決める! 第18回パイオニアカーサウンドコンテストレポート



NISSAN・マーチ
by マイスター 一宮店
ディーラーデモカー部門 内蔵アンプシステムクラス



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愛知県の人気ショップ・マイスター一宮店のマーチ。DEH-P01の内蔵アンプで、1000RSシリーズで構成されるフロント3ウェイシステムをドライブ。サブウーファーにも1000RSシリーズ(TS-W1000RS)を採用。こちらはカロッツェリアのパワーアンプ、PRS-D8100で鳴らしていた。ミッドレンジをミラー裏に装着しながらも、Aピラーと一体感を持たせるという独特のインストールが印象的。ラゲッジのフィニッシュも美しい。

サウンドは、ダイアン・リーヴスでは、ボーカルをソウルフルで艶っぽく、その上で各楽器の定位、ベースとバスドラムの分離や量感などに注意したとのこと。ピアノ協奏曲では、ピアノの強音と弱音をリズミカルでエネルギッシュに表現し、低域の量感や各楽器の音像定位などにも留意したという。



TOYOTA・アクア
by サウンドワークス
ディーラーデモカー部門 内蔵アンプシステムクラス



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こちらは千葉県の実力店、サウンドワークスのアクア。フロント3ウェイは、PRSシリーズのスピーカーで構成。サブウーファーには1000RSシリーズを使用し、それを鳴らすパワーアンプにはRS-A09Xをおごっていた。ちなみに、サブウーファーボックスは“球体”タイプ。これにより、深みとキレのある低音再生を目指したとのことだ。

ダイアン・リーヴスでは、高解像度を念頭に置きながら、ボーカルの熱い歌声と各楽器の音色感をバランス良く整え、多彩な表現力を再生できるように調整したという。ピアノ協奏曲では、ピアノとオーケストラの融合・表情豊かな表現を余すことなく再現することを目指し、また、時には激しく時には静かさの中にあるピアノの音色が、オーケストラの中に埋没しないようにも留意したとのことだ。



VW・ゴルフワゴン
by LEROY(ルロワ)
ディーラーデモカー部門 ピュアコンポシステムクラス



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カスタムからオーディオまでクルマを楽しむ提案を常に行っている愛知県の有力ショップであるルロワは、VW ゴルフワゴンで参加。ソースユニットはP01、パワーアンプにRS-A09Xを4台使用。フロント3ウェイ+サブウーファーには、TS-Z1000RS、TS-S1000RS、TS-W1000RSを使うピュアコンポシステムだ。

情報量を解像度として出し切ること、質を底辺に置いた音楽的表現力を目指したというこのクルマなのだが、トーンバランスが特に優れていると感じる。ダイアン・リーヴスでは各楽器の分離感や音色に優れ、音楽の抑揚を見事に再現している。ピアノ協奏曲に変わると音の質や解像感を保ったまま、激しさとしなやかさを高いレベルで表現する。理路整然と出来上がるステージングの正確さに驚きHi-Fiサウンドのお手本となるべくクルマだと感じた。



TOYOTA・ヴォクシー
(オーナー:中島 孝治さん)
by to be Style
ユーザーカー部門 カロッツェリアXシステムクラス



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群馬県の実力ショップ、トゥビースタイルからエントリーの、中島さんのヴォクシー。カロッツェリアXのコントロールユニットにRS-A09Xを4台組み合わせ、1000RSシリーズで構成されるフロント3ウェイ+サブウーファーをドライブするという豪華なシステムを採用していた。ドアのミッドウーファーを比較的に上の位置に装着。サブウーファーを2発搭載していることも特徴的だ。アンプ類はボックスの下側などにスペース効率高く収納してある。

ダイアン・リーヴスでは、声がハスキー過ぎにならないように注意し、さらに、バスドラムとベースの違いがしっかりと分かるように調整したとのことだ。ピアノ協奏曲では、ピアノのスピード感や伴奏の解像度、奥行きに留意。その上で、各楽器の音が不明瞭にならないように心がけたという。



Audi・A4アバント
(オーナー:古渡 浩さん)
by SOUND WAVE
ユーザーカー部門 カロッツェリアXシステムクラス



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茨城県の人気ショップ、サウンドウェーブからエントリーの、古渡さんのアウディ。パワーアンプにはRS-A09Xを4台採用し、フロント3ウェイ+サブウーファーを1000RSシリーズで固めるというフルシステムを搭載。

ダイアン・リーヴスでは、ギターのアコースティック感を大事に、ボーカルが優しく色っぽく聴けるように、さらにベースとバスドラムの音が重くなり過ぎないように注意して調整したとのこと。ピアノ協奏曲では、冒頭の弦楽器と打楽器の異なる響きやスピード感を殺さぬように、また強音時と弱音時それぞれで各楽器の音がかき消されないように注意したという。その音は、タイトかつ弾力感、エネルギー感のある低域がまず魅力的。さらには、ボーカルのハリ、響きの美しさ、各楽器の音色のシャープさも印象的だった。



BMW・116
(オーナー:中 仁美さん)
by サウンドステーション アンティフォン
ユーザーカー部門 カロッツェリアXシステムクラス



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中さんのBMWは、石川県の実力店、アンティフォンからエントリー。カロッツェリアXのメインユニット+プロセッサーに、パワーアンプ・RS-A99XとRS-A09Xを1台ずつ組み合わせ、前者でツイーターとミッドレンジを、後者でミッドウーファーをドライブしている。サブウーファーを鳴らすパワーアンプには、PRS-D700を採用。スピーカーはすべて1000RSシリーズで統一していた。S/N感を大切に、ナチュラルネス、そして冷静な音楽再現を心がけて調整されているとのことだ。

そのサウンドはとにかくリアル。そしてS/Nの高さが際立っていた。ダイアン・リーブスでは、ボーカルの張り、艶が素晴らしく、コーラスの消えゆく瞬間の余韻の美しさも特筆的。ピアノ協奏曲では、全体の厚み、そしてきめ細やかさが心に残った。ハイレベルなサウンドだった。



BMW・320 F30
(オーナー:篠浦 由樹さん)
by サウンドカーペンター
ユーザーカー部門 カロッツェリアXシステムクラス



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愛媛県の有力店、サウンドカーペンター製作の、篠浦さんのBMW。採用しているパワーアンプはRS-A99Xが2台。1台でツイーターとミッドレンジをドライブし、もう1台でミッドウーファーとサブウーファーを鳴らしている。スピーカー群はすべて1000RSシリーズスピーカーだ。

車両変更によるシステムの載せ替えに伴い、インストレーションの見直しから取り組んだとのこと。各帯域のトーンバランス、ボーカルも含めた各楽器のスケール感に相違が出ないように、また、S/Nの向上などに努めたという。

実際に聴いてみると、まずダイアン・リーヴスでは、低域のドライブ感、中高域のツブ立ちの良さが心に残った。ピアノ協奏曲ではピアノに躍動感があり、そして大音量時にも埋もれることなく再現。余韻も美しかった。

《太田祥三》
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