Hi-Fiカーオーディオの頂点を決める! 第18回パイオニアカーサウンドコンテストレポート #1 | Push on! Mycar-life

Hi-Fiカーオーディオの頂点を決める! 第18回パイオニアカーサウンドコンテストレポート #1

今年で18回目を迎えたHi-Fiカーオーディオの頂点を決めるパイオニアカーサウンドコンテストが9月12日(金)13日(土)に千葉県幕張メッセにて開催された。carrozzeria・carrozzeria Xで統一されたユニット構成なのだが、驚くぐらいに各ショップの個性が表現されていて、色とりどりの高音質が展開されたコンテストであった。残念ながら来年の開催はお休みとなるのだが、Hi-Fiカーオーディオを牽引してきた素晴らしいコンテストなので再来年に開催されることを強く願う。今週はディーラークラスで表彰台に上がった9台をご紹介しよう。

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Hi-Fiカーオーディオの頂点を決める! 第18回パイオニアカーサウンドコンテストレポート


今年で18回目を迎えたHi-Fiカーオーディオの頂点を決めるパイオニアカーサウンドコンテストが9月12日(金)13日(土)に千葉県幕張メッセにて開催された。carrozzeria・carrozzeria Xで統一されたユニット構成なのだが、驚くぐらいに各ショップの個性が表現されていて、色とりどりの高音質が展開されたコンテストであった。残念ながら来年の開催はお休みとなるのだが、Hi-Fiカーオーディオを牽引してきた素晴らしいコンテストなので再来年に開催されることを強く願う。今週はディーラークラスで表彰台に上がった9台をご紹介しよう。




BMW・535i
by サウンドステーション ジパング
ディーラーデモカー部門 カロッツェリアXシステムクラス 第1位




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ハイレベルな激闘が繰り広げられた同部門・同クラス。栄えある優勝に輝いたのは、鳥取県の名店、ジパングのBMW・535i。パワーアンプにRS-A09Xを4台使用して、1000RSシリーズのスピーカーで構成されるフロント3ウェイ+サブウーファーを鳴らすというシステムを搭載している。

課題曲について、各アーティストの過去の作品、共演者、さらには作曲された当時の時代背景に至るまで詳細に研究し、その上でコンテストに臨んだという。ダイアン・リーヴスにおいては、グルーブ感豊かな再生を目指しつつ、各楽器の音色、質感、そしてコーラスの広がりなどにも注意を払い、またピアノ協奏曲においては、叙情性を大切にしながら抑揚感、色彩感を表現できるように留意したとのこと。

その再生音は、まさに圧巻の出来映え。ダイアン・リーヴスでは、まず、低域のドライブ感が抜群。どっしりと低く、重く、そして躍動感たっぷりに聴かせていた。ボーカルのヌケも良く、声も各楽器もとにかくリアル。ピアノ協奏曲では、ピアニッシモの演奏時にも、その音色をくっきりと描き出していたのがとても印象的だった。かつ、フォルティッシモの時にはパワー感豊かに再現し、演奏が胸に迫ってくる。感動的なサウンドが堪能できた。




BMW・320i ツーリング
by サウンドステーション クァンタム
ディーラーデモカー部門 カロッツェリアXシステムクラス 第2位




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第2位に輝いたのは、茨城の実力店、クァンタムのBMW・320i ツーリング。こちらも、RS-A09Xを4台使用し、1000RSシリーズのスピーカーでのフロント3ウェイ+サブウーファーを構成するというシステムを採用。

ダイアン・リーヴスでは、ヴォーカルのソウルフルな表現や艶、厚み、各楽器のセパレーションや明瞭度、音場感、バランスなどに配慮。ピアノ協奏曲では、ピアノ奏者の大胆な音楽性、正確性、スピード感などを再現すべく、FレンジとDレンジの広さを確保しながら、解像度、レスポンスに留意するなどしているとのこと。

そのサウンドは、どこまでもナチュラルでリアル。ダイアン・リーヴスでは、ボーカルのハリ、艶、伸びやかさが十二分で、コーラスも情感たっぷりに伝わってくる。各楽器の音色が生き生きとしているので、耳に心地良い。ピアノ協奏曲では、すべての音色を繊細に、そして充実感たっぷりに再現。オーケストラ全体でフォルティッシモに演奏する時でも、各楽器の音がしっかりと分離していた。




トヨタ・アクア
by サウンドステーション アンティフォン
ディーラーデモカー部門 カロッツェリアXシステムクラス 第3位




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石川県の実力ショップ、アンティフォン製作のアクア。こちらは、4chアンプ・RS-A99Xでツイーターとミッドウーファーを鳴らし、2chアンプ・RS-A09Xでミッドレンジを鳴らすというシステムレイアウトを採用。そしてサブウーファーを駆動するパワーアンプにはPRS-D700を使用している。

“日本のハイブリッド車×日本のカロッツェリアX×日本らしい丁寧な仕上げ”をコンセプトに、S/N感を大切にナチュラルで冷静な音楽再現を心がけたという。

それを目指すべく、特にミッドレンジのクロスポイントと、各クロスオーバーのスロープを工夫しているとのこと。ミッドレンジに幅広い帯域を担当させ、かつスロープを急峻にしているという。

なるほど、そのS/Nの高さは圧倒的。楽器以外の音が一切しない。結果、音色が生々しく、そしてきめ細かく繊細。低域の出方も独特。ドライブ感が抜群で、適度に締まりかつ弾力性に富んだ低音が躍動していた。ダイナミックレンジの広さも印象的だった。




BMW・320i
by サウンドフリークス
ディーラーデモカー部門 ピュアコンポシステムクラス 第1位




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ディーラーデモカー部門のピュアコンポクラスで第1位に輝いたのは、サウンドフリークスのBMW・320i。メインユニットにDEH-P01、もしくはDEH-970を使用することがこのクラスのレギュレーション。その他のユニットは、カロッツェリア製品であればOK。で、こちらのクルマでは、パワーアンプにRS-A99Xが2台採用されていて、1台でツイーターとミッドレンジを、もう1台でミッドウーファーとサブウーファーを鳴らすというシステム構成が取られていた。

目指したのは、いかに解像度を保ち、その上で弾力性、柔軟性をどこまで追求できるか。ダイアン・リーヴスでは、制動の効いたベース、ボディ感のあるボーカル、正しいリバーブ音、情報量豊富な多彩な表現を追求、ピアノ協奏曲では、折り重なる豊富な音数を分離させ、躍動感のあるはつらつとした演奏になるように心がけたという。

まさに目指したとおりの音が聴けた。ダイアン・リーヴスでは、各楽器の音の立ち上がりが早く、かつ制動も確実。なので、躍動感が十二分。音の余韻も美しかった。ピアノ協奏曲では、バイオリンの細かなフレーズもしっかり確実に再現。そして、各楽器の音が自然で滑らか、その上でしっかりと分離していたのが印象的だった。




Audi・S3
by SOUND WAVE
ディーラーデモカー部門 ピュアコンポシステムクラス 第2位




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茨城の実力店、サウンドウェーブはアウディ・S3で同クラスにエントリー。システムレイアウトは、パワーアンプに最高峰モデル・RS-A09Xを4台採用し、1000RSスピーカーをマルチ駆動するという豪華仕様。

ダイアン・リーヴスでは、冒頭のギターの心地良い音色と響き、ちょっと乾いたボーカルの色っぽさ、そして低音楽器が重くなり過ぎないように留意。ピアノ協奏曲では、弦楽器 & 打楽器のスピード感、そして強音時、弱音時、それぞれにおいて楽器の音がかき消されないように注意して調整したとのこと。

試聴してみると、ダイアン・リーヴスでは、各楽器の立ち上がりの速さ、そしてボーカルのヌケの良さ、中・高域の厚み、低域の躍動感が印象的だった。ピアノ協奏曲では、弦楽器の音が繊細かつ充実感にあふれ、ピアノの音のハリ、ツブ立ちの良さが心地よかった。各楽器の音もリアル。オーケストラ全体がフォルティッシモに演奏する時の迫力も十二分だった。




日産・ティーダ
by car audio factory K-sound
ディーラーデモカー部門 ピュアコンポシステムクラス 第3位




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広島県の名店・K-soundのティーダが同クラスの3位に輝いた。パワーアンプは、RS-A99XとRS-A09Xを併用。4chモデルである前者でツイーターとサブウーファーをドライブし、2chモデルである後者を2台使用して、それぞれで、ミッドレンジとミッドウーファーを鳴らす。ちなみに、使用しているスピーカーはすべて、1RSIIシリーズだ。

ダイアン・リーヴスでは、背景をくっきりと、そしてボーカルをソウルフルかつ柔らかに表現できるように調整、ピアノ協奏曲においては、ピアノや弦楽器のスピード感、パワー感に留意しながら、低音楽器の量感、バランスに注意したとのこと。

ダイアン・リーブスでは、ボーカルの高音の伸びが心地良く、低音の太さと躍動感も魅力的だった。中域が厚く、ギターの音色にもコシがあった。ピアノ協奏曲では、ホールの響き感が適度で美しく、各楽器の音がリアル、そして生き生きとしていた。ステージ全体の広さ、配置の正確さも感じられた。




MINI・クラブマン
by サウンドフリークス
ディーラーデモカー部門 内蔵アンプシステムクラス 第1位




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ディラーデモカー部門で2クラス優勝を成し遂げたサウンドフリークス。

1000RSシリーズのスピーカーでフロント3ウェイを構成し、サブウーファーはW1RS。サブウーファー用のパワーアンプには、PRS-D700を採用していた。

このクラスでは、現実的にはPRSシリーズのスピーカーでシステムを組みたいところ、とのことだが、課題曲を再現するためには、高い解像度と制動の効いた低音が必要との判断で、1000RSスピーカーなどを使用したという。ダイアン・リーヴスでは、量感とキレのある低音をベースに、艶っぽくソウルフルな歌声、自然な定位感に留意したとのこと。ピアノ協奏曲では、若々しく生命力に満ちたピアノ演奏、そしてあまり硬質になり過ぎないように注意しつつ、躍動感あふれるサウンドを目指したという。

ダイアン・リーヴスでは、低音の躍動感が十二分で心地良く、各楽器のリアルさ、コーラスの抑揚も絶妙に表現していた。ピアノ協奏曲では、制動がしっかり効いていて、低音がきびきびと表現されていた。ステージの奥行き、立体感も申し分なかった。




ポルシェ・911
by Stecs
ディーラーデモカー部門 内蔵アンプシステムクラス 第2位




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ステックスのポルシェ・911が内蔵アンプクラスの2位を獲得。フロント3ウェイを1000RSスピーカーで構成し、サブウーファーにはW10RSを使用。サブウーファーを鳴らすパワーアンプには、PRS-D700を使用していた。

ダイアン・リーヴスでは、声質、ツブ立ち感を大切にするべく、各帯域のエネルギーバランスが悪くならないように注意したとのこと。その上で、ボーカルの力感、リズム感の再現などに気を配ったという。ピアノ協奏曲では、若い演奏家ならではの活きの良さ、そして、解像度、レスポンス、スピード感の再現に努めたとのこと。

そのサウンドは、まずダイアン・リーヴスでは、高域の立ち上がりの鋭さ、余韻の美しさが印象的で、コーラスの消えゆく時の響きも心地良かった。ピアノ協奏曲では、ピアノの音の立ち上がりの速さ、バイオリンの細かなフレーズのレスポンスの良さが特に心に残った。中域、高域の厚みも申し分なかった。




VOLVO・V70
by サウンドファクトリー北央
ディーラーデモカー部門 内蔵アンプシステムクラス 第3位




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サウンドファクトリー北央のボルボ・V70が同クラス第3位に輝いた。フロント3ウェイ+サブウーファーを1000RSシリーズで固め、サブウーファー用のパワーアンプには、最高峰モデルのRS-A09Xを惜しげもなく採用。

全帯域にわたって解像度が高く、良質なエネルギーバランスになるように取り付けしたとのこと。ダイアン・リーヴスではボーカルの質感に留意、ピアノ協奏曲では、ピアノの精密さとしなやかさ、全体の厚みに注意し調整したという。

まずダイアン・リーブスでは、低域のドライブ感が印象的。RS-A09Xの良さが出ている。中・高域のヌケも良く、伸びやかさも心地良かった。ピアノ協奏曲では、ピアノが生き生きとしていつつ、ほど良くマイルドで聴きやすかった。オーケストラ全体でフォルティッシモで演奏する時の迫力も十二分。ステージの再現性も高かった。ホールの響き感も上手に表現していた。



《太田祥三》
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