ついにヴェールを脱いだロックフォード・フォズゲートニュー・コンポーネント“T4”::その魅力・実力を大解剖! #4: T5との比較試聴 | Push on! Mycar-life

ついにヴェールを脱いだロックフォード・フォズゲートニュー・コンポーネント“T4”::その魅力・実力を大解剖! #4: T5との比較試聴

#4: T5との比較試聴話題沸騰の、ロックフォード・フォズゲートのニュー2ウェイコンポーネント、“T4”。その実力、魅力に迫っている当企画もいよいよ4週目を迎える。今回は遂に、“T5”との比較試聴のインプレッションをお届けする。上級機の音に対して“T4”のバリューは、そして、シリーズ全体の中での立ち位置は…。じっくりお読みいただきたい。先週は“T3”との比較試聴のインプレッションをお贈りした。“T3”がコストパフォーマンスに優れたモデルであることを再確認しつつ、“T4”はそれとは別次元の音世界を聴かせてくれるスピーカーであることも確認できた。さて、それ以上に気になるのは“T5”との違いだ。そしてそのサウンド傾向が“T5”寄りなのか、それとも“T3”寄りなのかというあたり。シリーズ全体の中で、“T4”がどのようなポジションにあるのか、そこのところが大いに気になっていたのだ。T5との比較試聴" width="580" height="410">試聴環境はこれまでと同様だ。ロックフォードのディストリビュータであるイース・コーポレーションの試聴室をお借りし、PC→USBオーディオインターフェース→パワーアンプ(グラウンドゼロ・GZPA Referece2 税別価格/36万円)→“T5”のパッシブクロスオーバーネットワーク→“T5”というシステムで試聴させていただいた。使用ケーブルは、ラインがチェルノフケーブルのセカンドグレード「CLASSIC IC RCA」、スピーカーケーブルも同じくチェルノフケーブルの「CLASSIC MKII SC」だ。“T3”の試聴を終え、早速“T5”に交換していただいた。いやはや、さすがは“T5”。モノが違う。とにかく楽器の音色が生々しい。音楽がより生き生きとしている。心への浸透力が違う。いわゆる“音楽性高く”聴かせてくれるのだ。情報量が多く、繊細できめ細やか。そしてスムーズ。小さな音でひっそりと鳴っているような楽器の音も、全体に埋もれることなくしっかりと聴こえる。そして、反応が早く、音の立ち上がり、立ち消えがスピーディだ。高域の充実感、中域の厚みも文句なし。低域もどっしり感が十分で、それでいてタイト。ベースの弾力感がすごい。リズミックに聴かせてくれる。全体的には、ロックフォードらしいドライな質感を感じるが、コクが十二分にあり、あっさりしているというわけではない。余計な誇張がなく自然、という意味でのドライ方向だ。そして品格もある。“T5”の素晴らしさを十二分に確認したあと、もう一度“T4”を聴かせていただいた。ところで、“T3”から“T5”までの価格をもう一度おさらいしておきたい。“T3”/9万6000円、“T4”/17万円、“T5”/24万円(すべて税抜き価格)。“T4”は価格的には、上下のスピーカーの丁度真ん中あたりに位置している。さて、性能的な立ち位置はどうなのか。サウンドの傾向としては、どちらかというと“T5”に近いと感じた。さすがに“T5”のサウンドは特出しているが、躍動感、音のみずみずしさは、確実に“T5”と同じ方向を向いている。ローエンドまで伸びる低域も、一定レベルを超えた水準にあると思う。低域の質が良いので、それに対して倍音の乗りも良くなり、音楽性高く“聴かせる”スピーカーに仕上がっているという印象だ。店頭で3機種を聴き比べる機会があったら、ぜひ聴き比べてみてほしい。“T3”から“T5”までどれも、価格に対する満足感は高い。あとは予算だ。予算が許すなら悩まず“T5”で決まりだが、“T5”がほしいがそこまで予算が届かないという人が“T4”の音を聴けば、「これだ!」と思うに違いない。“T5”を諦める寂しさよりも、「この値段で“T5”に迫る音を獲得できた」という気持ちになれるはずだ。今まで“T5”に憧れながら涙を飲んでいたユーザーにとって、“T4”は救世主的なスピーカーだと言えそうだ。編集部 藤澤の独り言…いま発売されているRockford FosgateのフラッグシップスピーカーであるT5はACGを中心に装着率が上がっているスピーカーだ。その音は音数・密度感が圧倒的に多く、優れた立体表現力を持っている。一音一音に艶やかさがあり音楽を豊かに表現するハイエンドなサウンドだ。そこで気になるT4との比較であるが予想以上にT4はT5に近い存在だと感じる。密度や音数、艶やかさはさすがフラッグシップ、T5の優位性を感じるのであるが、立体的な表現力やスピード感は遜色ないレベルに仕上がっている。T5の優位性を感じる部分も同価格帯のスピーカーと比べればかなり高いレベルにある製品だ。T5とT4で迷った時、T5が予算範囲であるならば間違いなくT5を薦めるが、T4を選んでも大きな後悔はないと言える質の高いスピーカーだと感じた比較試聴であった。さて次週は、“T4”のさらなる魅力を探っていきたいと思う。バイアンプ接続や、マルチアンプ接続による試聴を敢行したので、それらのインプレッションをお贈りする。より深く“T4”のポテンシャルを確認できた。こうご期待。

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ついにヴェールを脱いだロックフォード・フォズゲートニュー・コンポーネント“T4”::その魅力・実力を大解剖!

#4: T5との比較試聴

話題沸騰の、ロックフォード・フォズゲートのニュー2ウェイコンポーネント、“T4”。その実力、魅力に迫っている当企画もいよいよ4週目を迎える。今回は遂に、“T5”との比較試聴のインプレッションをお届けする。上級機の音に対して“T4”のバリューは、そして、シリーズ全体の中での立ち位置は…。じっくりお読みいただきたい。

先週は“T3”との比較試聴のインプレッションをお贈りした。“T3”がコストパフォーマンスに優れたモデルであることを再確認しつつ、“T4”はそれとは別次元の音世界を聴かせてくれるスピーカーであることも確認できた。

さて、それ以上に気になるのは“T5”との違いだ。そしてそのサウンド傾向が“T5”寄りなのか、それとも“T3”寄りなのかというあたり。シリーズ全体の中で、“T4”がどのようなポジションにあるのか、そこのところが大いに気になっていたのだ。

ついにヴェールを脱いだロックフォード・フォズゲートニュー・コンポーネント“T4”::その魅力・実力を大解剖! #4: <span>T5との比較試聴</span>

試聴環境はこれまでと同様だ。ロックフォードのディストリビュータであるイース・コーポレーションの試聴室をお借りし、PC→USBオーディオインターフェース→パワーアンプ(グラウンドゼロ・GZPA Referece2 税別価格/36万円)→“T5”のパッシブクロスオーバーネットワーク→“T5”というシステムで試聴させていただいた。使用ケーブルは、ラインがチェルノフケーブルのセカンドグレード「CLASSIC IC RCA」、スピーカーケーブルも同じくチェルノフケーブルの「CLASSIC MKII SC」だ。

“T3”の試聴を終え、早速“T5”に交換していただいた。

いやはや、さすがは“T5”。モノが違う。とにかく楽器の音色が生々しい。音楽がより生き生きとしている。心への浸透力が違う。いわゆる“音楽性高く”聴かせてくれるのだ。

情報量が多く、繊細できめ細やか。そしてスムーズ。小さな音でひっそりと鳴っているような楽器の音も、全体に埋もれることなくしっかりと聴こえる。そして、反応が早く、音の立ち上がり、立ち消えがスピーディだ。高域の充実感、中域の厚みも文句なし。低域もどっしり感が十分で、それでいてタイト。ベースの弾力感がすごい。リズミックに聴かせてくれる。

全体的には、ロックフォードらしいドライな質感を感じるが、コクが十二分にあり、あっさりしているというわけではない。余計な誇張がなく自然、という意味でのドライ方向だ。そして品格もある。

“T5”の素晴らしさを十二分に確認したあと、もう一度“T4”を聴かせていただいた。

ところで、“T3”から“T5”までの価格をもう一度おさらいしておきたい。

“T3”/9万6000円、“T4”/17万円、“T5”/24万円(すべて税抜き価格)。“T4”は価格的には、上下のスピーカーの丁度真ん中あたりに位置している。

さて、性能的な立ち位置はどうなのか。

サウンドの傾向としては、どちらかというと“T5”に近いと感じた。さすがに“T5”のサウンドは特出しているが、躍動感、音のみずみずしさは、確実に“T5”と同じ方向を向いている。ローエンドまで伸びる低域も、一定レベルを超えた水準にあると思う。低域の質が良いので、それに対して倍音の乗りも良くなり、音楽性高く“聴かせる”スピーカーに仕上がっているという印象だ。

店頭で3機種を聴き比べる機会があったら、ぜひ聴き比べてみてほしい。“T3”から“T5”までどれも、価格に対する満足感は高い。あとは予算だ。予算が許すなら悩まず“T5”で決まりだが、“T5”がほしいがそこまで予算が届かないという人が“T4”の音を聴けば、「これだ!」と思うに違いない。“T5”を諦める寂しさよりも、「この値段で“T5”に迫る音を獲得できた」という気持ちになれるはずだ。今まで“T5”に憧れながら涙を飲んでいたユーザーにとって、“T4”は救世主的なスピーカーだと言えそうだ。

編集部 藤澤の独り言…

いま発売されているRockford FosgateのフラッグシップスピーカーであるT5はACGを中心に装着率が上がっているスピーカーだ。その音は音数・密度感が圧倒的に多く、優れた立体表現力を持っている。一音一音に艶やかさがあり音楽を豊かに表現するハイエンドなサウンドだ。そこで気になるT4との比較であるが予想以上にT4はT5に近い存在だと感じる。密度や音数、艶やかさはさすがフラッグシップ、T5の優位性を感じるのであるが、立体的な表現力やスピード感は遜色ないレベルに仕上がっている。T5の優位性を感じる部分も同価格帯のスピーカーと比べればかなり高いレベルにある製品だ。T5とT4で迷った時、T5が予算範囲であるならば間違いなくT5を薦めるが、T4を選んでも大きな後悔はないと言える質の高いスピーカーだと感じた比較試聴であった。


さて次週は、“T4”のさらなる魅力を探っていきたいと思う。バイアンプ接続や、マルチアンプ接続による試聴を敢行したので、それらのインプレッションをお贈りする。より深く“T4”のポテンシャルを確認できた。こうご期待。

《太田祥三》
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