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TOYOTA・LAND CRUISER PRADO（オーナー・酒井伸治さん）::by カーオーディオクラブ（後編）
カスタムフリークに贈るスペシャル企画。先週に引き続き、大阪の実力派ショップ、カーオーディオクラブ作:ランドクルーザープラドをご紹介しよう。アイデアを盛り込んだ創作力あふれる作風はまさにショーカーレベルで圧巻！高みあるビジュアルの愉しさと高音質を達成、専門店ならではの技に注目！フロントまわりの装備とサウンドについてご案内したい。
ピュアハイファイから映像再生、外向きまで完全制覇！
先週に引き続き、今週はランドクルーザープラドのフロントまわりの装備とサウンドについてご説明したい。パワーアンプとスピーカー、サブウーファーをロックフォードで統一された豪華なリアの造形美に圧倒されるが、インパネまわりを見てふたたび驚いた。
センタークラスターはカスタマイズされ、空調吹き出し口上部にアルパインの9型モニターPKG-M900V-BKを見事にフラッシュマウント。ハザードS/Wは下部に右側に移設されている。空調ノブの下にはカロッツェリアのサイバーナビを装着。その下にアルパインF#1ステータス、DVD/CDデジタルトランスポートDVI-9990Jが装着され映像とサウンドの双方が再生できる。このDVI-9990JはマルチメディアマネージャーPXI-H990を交わし、ロックフォードパワーアンプに連結。そのほか、撮影ができなかったがオーディソンのBit-Oneも投入され、PXI-H990からの信号を受け渡しをしたり、オーディオテクニカの専用トランスポートAT-DL3iを使って、iPod/iPhoneのデジタル音源をBit Oneに直接入力。こちらのBit-Oneの流れは主に外向き用として制御コントロールされているという。
（サムネールはクリックで拡大。拡大後は写真右側クリックで進む：左側クリックで戻る）
フロントはロックフォードのT5652-Sを採用。2ウェイの最高峰として2012年にデビュー。贅沢な部品と技術を駆使したハイエンドユーザーに向けの高音質スピーカーだ。16.5cm口径ミッドバスユニットはドアウーファーに隙間なくガッチリとインナーバッフルに素着。内部はデッドニング処理が施されている。またユニットのまわりにLEDライトを仕込むなど演出も巧妙だ。一方、トゥイーターはAピラーにマウントされ、明るめのグレーと濃いグレーのスエード素材を使い同店ならではの丹精な仕上がりとなっている。
さて音の佇まいは、ソリッドで力感あふれる逞しいサウンドを放つ。ヘッドユニット系は日本製、スピーカーとパワーアンプは海外製という組み合わせは定着した感があるが特にロックフォードを導入したことで、音に勢いと厚みが出て、コンテンポラリー系のソースを十分に愉むことが出来る。運転席では的確な音場をウインドウ前方に展開、ソースに刻まれた楽曲の雰囲気を丁寧に描きだす。外向きは試聴できなかったがハイパワー & ハイクオリティと想像に固くない。オーナーの酒井サンはこの夏、フロントまわりを3ウェイシステムに換装されるそうだ。さらなる高みを目指さしてカーオーディオの楽しさを追求していただきたい。
