【ティーダ】Mycar-lifeデモカー企画 #19: いざ決戦! パイオニアサウンドコンテスト | Push on! Mycar-life

【ティーダ】Mycar-lifeデモカー企画 #19: いざ決戦! パイオニアサウンドコンテスト

積み重ねた努力が結果で示される、Hi-Fiサウンドコンテストの最高峰であるパイオニアサウンドコンテスト。参加しているショップもユーザーも熱の入り方が全く違うのが会場の雰囲気で分かる。熱く、真剣に結果を誰もが求めているサウンドコンテストなのだ。

カーオーディオ デモカー製作記
【ティーダ】Mycar-lifeデモカー企画

積み重ねた努力が結果で示される、Hi-Fiサウンドコンテストの最高峰であるパイオニアサウンドコンテスト。参加しているショップもユーザーも熱の入り方が全く違うのが会場の雰囲気で分かる。熱く、真剣に結果を誰もが求めているサウンドコンテストなのだ。


Mycar-lifeデモカー製作記 #19:

このコンテストは会場入場時から勝負が始まっている。入場時に審査順番を決めるクジ引きでスタート。一般的には中盤から後半の審査が有利とされているらしいが、著名なオーディオ評論家の先生方が審査をしているので順番はどうあれ誤差の範囲であろう。会場内に審査順で並べられるエントリー車両だが、今年は過去最大で260台ほど。開会式終了後に戦いの火蓋が切られるのであった。


Mycar-lifeデモカー製作記 #19:

審査は変圧器を使用してエンジンOFFの状態で審査される。審査を見守る参加者の顔は真剣そのもので、審査員の表情や仕草に一喜一憂しながら審査終了を待つ。ここから審査結果が出る表彰式までは心が落ち着かない状態が続くのであろう。


(サムネールはクリックで拡大。拡大後は写真右側クリックで進む:左側クリックで戻る)


Mycar-lifeデモカー製作記 #19: #3
Mycar-lifeデモカー製作記 #19: #4

Mycar-lifeデモカーの審査は2日目、ユーザー内蔵クラスの一番最後となる。集合時間に指定場所へ集まり審査について説明を受け、審査開始となり審査中はクルマの近くではなく指定休憩スペースで待機となるので思いの外あっけなく審査が終了し、あとは表彰式を待つのみだ。


Mycar-lifeデモカー製作記 #19:

緊張感漂う表彰式がスタートする。ユーザー内蔵アンプクラスからの発表なので、Mycar-lifeデモカーは一番最初の発表となる。そしてその時は来た。

『エキシビション参加のMycar-lifeデモカーの点数は…53.45点!』

この点数が高いのか低いのかが全く分からないので会場全体が反応に困っている感じ。そして10位からの発表に移る。10位…抜かれなかった。9位…抜かれなかった。8位…抜かれなかった。7位…抜かれなかった。6位…抜かれなかった。5位…抜かれなかった。思った以上にドキドキしている自分がいるのだが、ここまで来たら是非とも上を目指したい! 4位…抜かれなかった。3位…抜かれなかった。2位…抜かれました。『ふぅ』と思わずため息が出た瞬間。Mycar-lifeデモカーは暫定3位という結果で幕を閉じた。表彰台の点数という嬉しさと、勝ちたかったという悔しさが入り交じる複雑な心境。でも結果は結果で受け止めるしかない。そしてこのコンテストを主催するパイオニアのご厚意で参加者全員に配られるジャッジシートを特別に一足早く送って頂いた。











パイオニアサウンドコンテストジャッジシート
コンセプトが実現されているか5.50点
オーバーオールの音質5.40点
音色/バランス 高域5.25点
音色/バランス 中域5.40点
音色/バランス 低域5.45点
音像の位置5.35点
音像の安定度5.25点
ステレオイメージの再現性5.20点
残留ノイズの少なさ5.25点
合計53.45点

麻倉先生

はっきりくっきり明瞭。とても情報量が多い。質感もある。

もう少し優しさ柔らかさが加わるとよい。

トッティの表情はとてもビビッド。

トッティはクリアーで量感と質感あり。ffもよい。

スケールの大きさと分解能ある。奥行き感あり。


傅先生

明瞭でくっきりはっきり、ちょっとブライトでカン高い音色。

繊細でいいが、神経質の一歩手前。

もしもソフトにすると音像ぼやけるのでは?

イメージングと音像、ともにいい。


この結果を見て改めて落ち込む。音の方向性を決める『コンセプト』、『音色/バランス』の項目は自分の好みを伝えてQUANTUM土屋氏に調整してもらった部分で、それ以外の項目は土屋氏にお任せして作った部分。ということは…この音を指示した人間の耳が足りていなかったという事だ。さんざん拘ってきた中低域の膨張感が無い音に関しては一応の結果は出ているのだが、さじ加減を間違えているのであろう…暖かみを感じさせる事が出来なかった。完全にMycar-life編集部の判断ミスである。

ただ、このジャッジシートは凄く明確にコメントが記載されているので次のステップにとても参考となる。この改善点を直し、更なるステップアップを経てMycar-lifeデモカーをバージョンアップさせます。

《藤澤純一》

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