【ティーダ】Mycar-lifeデモカー企画 #15: 装着ユニットとの出会い編 | Push on! Mycar-life

【ティーダ】Mycar-lifeデモカー企画 #15: 装着ユニットとの出会い編

目標としているパイオニアカーサウンドコンテストまで25日。

カーオーディオ デモカー製作記
【ティーダ】Mycar-lifeデモカー企画

目標としているパイオニアカーサウンドコンテストまで25日。

今年の3月からデモカー製作を続けてやっと内蔵アンプ部門のレギュレーションに達するクルマに仕上がった。そこで今週からは『なぜその製品を選んだのか?』という事をユニットごとに伝えていきたいと思う。製品が数多くある中で選ばれた理由、それを知ってもらうことで今後のステップアップに役立ててもらえれば幸いだ。

半信半疑だったスピーカー『TS-Z1000RS』


Mycar-lifeデモカー製作記 #15:

今では凄く気に入っているcarrozzeria最高峰スピーカー『TS-Z1000RS』を、初めて目の前にしたのは昨年のパイオニアカーサウンドコンテストの報道関係者しか入れないプレス用控え室の一角だった。製品説明をしてもらい撮影をしていく流れだったと思うが、正直な第一印象は『大丈夫なのかな?』という感想。一番大きく引っかかったのはRSスピーカーが凄く拘っていたペーパーコーンをカーボンファイバーコーンに変えた部分で、ある意味ユニットに対する考え方を大きく転換してきたという事だ。今までの音とは違う傾向になるだろうと推測できたが、それが正解なのか間違っているのかはその時点で音を聴くことが出来なかったので分からないまま後日招待された販売ショップ向けの発表会に参加する。


Mycar-lifeデモカー製作記 #15:

都内某所で行われた新RSの販売ショップ向け発表試聴会でとうとうその実力を知る事になるのだが、期待は良い方向に大きく裏切られた。今までのRSスピーカーはどちらかというと原音に忠実で綺麗な音色という印象。しかし新RSスピーカーは原音に忠実なのはもちろんのこと、それに加えて『厚く・早く・強い』という印象を受け、非常に高い音楽性と音の出し引きが明確で曖昧な部分が無くしっかりと一音一音を感じさせてくれる。これは多くのユーザーに受け入れられる製品だなと強く印象に残った製品だったのでデモカーに付けるスピーカーとして選んだのだ。それと今まで個人所有やデモカーとしてオーディオ搭載車を数台作ったが、まだ未体験であったフロント3wayに興味があった事も付け加えておく。3wayでしか作れない世界観とはどういうモノなのか? それを知りたいという欲求も強くあり、そういった事を含めても新RSスピーカーはデモカーに最適なスピーカーだったのだ。

ロ、ロシア製!? チェルノフオーディオケーブルとの出会い


Mycar-lifeデモカー製作記 #15:

日本には数多くの国から製品が輸入されているが、まずロシア製のケーブルというのは聞いたことが無く衝撃を受け、輸入元のイースコーポレーションにて各グレードごとの試聴テストを行ったのだがその実力に驚かされることとなる。全モデルに共通して言えるのが『色づけのない素直な音調』ということと、音のメリハリを明確にスピーカーへ伝えることの出来る応答性の高さ。そしてケーブルのグレードごとにしっかりとその差が現れているのだ。しかも現在イースコーポレーションが取り扱っている最上位モデルでも¥1,365/mという考えられないコストパフォーマンスを誇り、今でも価格設定が間違っているのでは? と感じるし3倍の金額でも妥当だなと思えるケーブルである。


Mycar-lifeデモカー製作記 #15:

『高いケーブル=音が良い』という考え方は否定出来ない。なぜなら高級ケーブルほど原材料や製造工程での費用が大きくなり良質な物に仕上がる可能性が高いからだ。しかしこのチェルノフオーディオケーブルにはその常識を覆すほどのポテンシャルを感じ、価格からは考えられない良質な音を聴かせてくれるので初めてオーディオを組むユーザーや予算的にケーブルへは大きく投資出来ないユーザーにとっては最適なケーブルと言え、その実力はMycar-lifeデモカーが今までに獲得したトロフィーの数が証明していると思う。

番外編~自分の目的にあったショップ選び1~

皆さんはどういった基準で自分のクルマを任せるショップを選ぼうとしていますか? 選びましたか? 一番多いのは『近所だったから』なのだろうか。Mycar-lifeを含めたインターネットや、各出版社が発行している雑誌から情報を得ることが多いと思うが、果たしてその選択が自分に合っているのかを確認して欲しい。Mycar-life編集部が考えるカーオーディオの楽しみは『良い音で聴きたい』『カッコ良く目立ちたい』『イベントでトロフィーが欲しい』『同じ趣味を持つ仲間と楽しみたい』など大きく分ければこの4つなのかな? と思う。もしこの4つのどれかに当てはまるのなら、それはショップ選びの時点で理想が叶うかどうかは半分以上決まってしまうのだ。プロショップと一言で言っても各ショップごとに個性があって自分に合うショップを見つけるのは大変な事かもしれないが一番拘って欲しい部分だと思う。自分で調べた情報に加えて実際に足を運んだときに感じられるショップの雰囲気だったり会話の受け答えなどちゃんと行動すれば判断材料は数多く増やせる。オーディオに関する知識は無くても全然大丈夫。ユーザー自身が何をしたいのか→『良い音で聴きたい!』どうしたいのか→『カッコ良く目立ちたい!』『イベントでトロフィーが欲しい!』などある程度の目的を伝えれば予算も含めてプロショップがアドバイスをくれるはずだ。Mycar-life登録ショップの話を聞くと今は県外から来店するユーザーは当然の事、数百キロ離れた所からの来店も増えているという。それだけショップ選びが重要だということだ。自分に合ったショップを見つけるのがカーオーディオを何倍も楽しむ大きな要素だということを理解して欲しい。

《藤澤純一》

特集

page top