急速な発展を遂げているMycar-lifeデモカーのゼロクラウン。オーディオはもちろんのこと内装や足回りにまで手を加えてきた。先に掲載した車室内のLEDは目立つ事に重点を置くのではなく『お洒落でさり気なく、そして実用的に』をコンセプトとして加工を施している。
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フロントシートは足下奥にイルミ状態時に光るLED、シート下と足下奥にドアオープン時に光るLEDを配置してある。このように使い分けをすることでイルミ状態時は足下がほんのりと明るく照らし、何かを落としても探せるぐらいの明るさを保っている。そしてドアオープン時は乗降時に点灯するLEDの数を増やしてしっかりと足下を照らしている。さらにドアノブにもLEDを配置。乗降時の負担を減らすという目的もあるが、他の場所に傷を付けないためや女性のネイルアートに傷が入ったら大変だ…などあらぬ想像も入っている。いつどうなるかは分からないので事前の準備は重要でしょう。
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リアシートもイルミ状態時はフロントシート下に配置したLEDが光る。デモカーであるゼロクラウンのリアシートは夜になると足下が真っ暗となり座った人からは不評だったことから睡眠の妨げにならないように数を調整して配置した。ドアオープン時にはリアシート下に仕込んであるLEDが光り乗降時にしっかりと足下を照らしてくれる。ブラックアウトした天井も昼間であれば高級感を増す部分となるのだが、いざ夜になると真っ黒な板に見えてしまう。それを解消するために天井の裏側から左右に一列ずつLEDを配置してドアオープン時に光るように配線をした。こうすることで乗降時に明るく照らしてくれて車室内全体を見渡す事ができる。初めてこのデモカーに乗った人から言われた言葉は…『トンネルみたい』だった。たしかにそう見えるかも。
『お洒落でさり気なく、そして実用的に』と言いながらせっかくLED加工を施したので目立つ要素も欲しい。この二つを両立させるために考えたのがロック解除・ドアオープン時に連動するクルマの下回りとドアノブに仕込んだLEDで、手元と足下を照らす事によって乗車時の助けになる。LEDが光った時のインパクトは抜群で近くに人がいると驚きながらクルマを見てくれる。これで実用性も目立つ要素も両立したLEDの完成。この加工を施してからは夜になると少し遠くでリモコンを使いロック解除するようになったのは言うまでもない。
長期間に渡ってMycar-lifeデモカーを改造してきたが、何かが変わるたびクルマに愛着が湧いてきてカーライフが楽しくなっていくのがよく分かった。それと同時に『もっともっと』の欲も出てくる。これからも収支のバランスを考えてMycar-lifeデモカーをステップアップさせていきたいと計画中なのでお楽しみに！
