【ゼロクラウン】Mycar-lifeデモカー企画 #9: システムアップ 昼の顔編 | Push on! Mycar-life

【ゼロクラウン】Mycar-lifeデモカー企画 #9: システムアップ 昼の顔編

2007年11月から作り始めたMycar-lifeデモカーであるが、より高音質を求めるためにステップアップを続けてきた。

カーオーディオ デモカー製作記
【ゼロクラウン】Mycar-lifeデモカー企画

2007年11月から作り始めたMycar-lifeデモカーであるが、より高音質を求めるためにステップアップを続けてきた。

そこで大きく感じたのはやはりプロショップの拘りと技術の高さ。例えばスピーカー一つを取ってもカー用スピーカーは素材であって、クルマに取り付ける事によって初めて製品となる。製品化と言っても取り付ける人間によって音に大きな違いが出るのもカーオーディオの難しいところ。その素材の性能を如何に引き出すかによって音質に大きな違いが出てくるので、自分に合った音を作ってくれるプロショップに出会う事が高音質への第一歩となる。ここでは今までMycar-lifeデモカーが歩んできた高音質への道を順を追って考えてみよう。

システムアップ 昼の顔編

まずはヘッドユニットから見てみよう。写真で見る限り違和感なくインストールされているが、実はここでもプロショップならではの非常に高い技術が活かされている。デモカーのクラウンは純正マルチシステム搭載車だと同じ位置にモニターがあってナビやエアコン操作などを行えるのだが、Mycar-lifeデモカーはマルチシステム非搭載車。画面の位置には現在のモニター下にあるエアコン操作パネルが入っていた。市販されている2DINキットを使うと写真下部のエアコン操作部にしかインストール出来ない。ナビ画面が下にあると安全性の問題や見栄えの問題もあったので、軽い気持ちで上に付けたいと要望を出して作業を進めていくと…とてつもなく大きな問題にブチ当たった。裏側には大きな制御基盤があり、精密配線が100本弱繋がっていて上にナビをインストールするには精密配線を延長して基盤を動かすしか方法は無かったのだ。東京車楽 木村氏が夜を徹してハンダ付けしていた光景を今でも鮮明に覚えている。


システムアップ 昼の顔編


システムアップ 昼の顔編


最初に付けたスピーカーはcarrozzeria TS-Z131PRS。ミドルクラスとは思えないレンジの広さとハイスピードな応答性を持つハイコスト・パフォーマンススピーカー。ドアにレアルシルト匠を使ってデッドニングを行い、インナーバッフルを介してインストールしていた。伸びやかな高音、迫力ある低音をバランス良く奏でていたのが印象的であった。そして現在はボストンのPro50SEを装着。ウーファーは約3リットルのエンクロージャーに収めて、トゥイーターは角度を付けてAピラーにインストールしている。スピーカーを変えた事、そしてエンクロージャーに入れた事によって繊細でクリアな音に驚いた。サブウーファーが無くとも十分な低域が確保されているので現在のフロント2wayシステムを保持している。ホーム用スピーカーはほぼ全部エンクロージャーに収まっているように、本来カー用スピーカーはエンクロージャーに収めた方がその性能を発揮させやすい。しかしエンクロージャーにも欠点はある。それは費用はもちろんだが大幅な改造を強いられる事。写真を見てもらえば一目瞭然で、エンクロージャーにすることによってサイドポケットが無くなっているのが分かるであろう。ユーティリティー性をある程度犠牲にして高音質を求める。それがエンクロージャーであって、その見返りにスピーカーの性能をフルに発揮するのだ。ではエンクロージャーにしないと性能を発揮出来ないのか? 答えはNoである。エンクロージャーと同等とはいかないまでもデッドニングをすることによって近づける事は可能だ。ただしそこにはプロショップの持つ技術と経験が必要不可欠である。デッドニングはただ貼ればいいだけではなく、必要な場所に必要な量を使う事でスピーカーの性能を発揮させる事が出来るからだ。貼りすぎや貼る場所を間違えると逆に音が悪くなる事もあるので要注意である。

システムアップ 昼の顔編

iPodを始めとしたメモリーオーディオが爆発的に普及し、カーオーディオでもメモリーオーディオが注目されている。その先駆者であるビーウィズから発売されたMM-1をデモカーに装着した。クルマは動いている限り振動というものが必ずあるが、CDはそういった状況でも音飛びが起きないように精度を高めたり技術を駆使して対応しているが、やはり音源を100%読み取れるわけではない。しかしメモリーオーディオにはそういった事が無く、入っている音源を忠実に再生してくれる。MP3やAACなどエンコードの違いやビットレートの違いによって音が間引きされるという欠点もあるが、MM-1は非圧縮のWAVに対応しているため音質の劣化がないのが大きな特徴だ。更にミラー型としたため大幅な改造を必要としないのでインテリアを崩すのが嫌で高音質を求めたいユーザーにも最適な製品である。MM-1を介して出てきた音は今まで以上にクリアで雑味が無く、一つ一つが彫りが深くハッキリとした音に変わった。

システムアップ 昼の顔編

パワーアンプはcarrozzeria PRS-D7400からロックフォード P300-2を2機とした。PRS-D7400は非常にバランスが良くどんなジャンルの音楽も無理なく聴かせてくれて気に入っていたアンプだったが、更なる高音質を目指すためにP300-2を2機に変更。ボストン Pro50SEはバイアンプ接続が可能なため各チャンネルに1chずつ配線。より力強く解像度の増したサウンドとなり、聴き慣れた音楽も違った音楽に聞こえてしまうほどの変わり様であった。そして更に高音質を求めるためにプロセッサーを導入。搭載したオーディソン Bit Oneは価格からは考えられないほど高性能で、高い調整力を誇るハイコストパフォーマンスプロセッサーである。音に関して接続できない物は無いのでは? と思えるほどの拡張性も備えていてプロセッサーを初めて導入するユーザーには最適な製品であろう。この調整力と接続性を駆使してマルチシステムに変更をし、スピーカーの性能を目一杯活かす調整を煮詰めていった。自分で調整もしてみたが、どれだけ時間を掛けてもプロショップの調整にどうやっても近づけなかったのはセンスの無さもさることながら、プロショップとは知識も経験も違いすぎる事が大きいと感じた。


(サムネールはクリックで拡大。拡大後は写真右側クリックで進む:左側クリックで戻る)



システムアップ 昼の顔編#6
システムアップ 昼の顔編#7
システムアップ 昼の顔編#8
システムアップ 昼の顔編#9
システムアップ 昼の顔編#10


オーディオに関しては1年半を掛けて十分満足するシステムに変貌した。実際にはもっと高音質に! と欲が出てきているのでまだまだ発展を続けるつもりではあるが。しかし一定の満足感が得られると今度は外装が気になってきた。こういった欲はある意味病気である。アルミから始まり車高調、車室内は最近高級車でも多くなってきた黒で統一された内装にするため、純正ではベージュだった部分を全てブラックアウト化した。直接音質には関係の無いことではあるが、カーライフが今まで以上に楽しくなったのは間違いない事実。そしてカーライフを楽しむためにユピテルのプロショップ限定レーダーを装着してより安全なカーライフを送る事が出来ている。そして進行中のLED加工、やり始めるとキリが無い事ではあるが自分らしさを演出するオンリーワンのクルマに仕上げるのは楽しみであり、得られる喜びも非常に大きい。

これからも発展を続けるMycar-lifeデモカー、次週はLED加工が完成している『はず』なので紹介したいと思う。

《藤澤純一》

特集

page top