【インタビュー】声優初挑戦「震えまくり」の林遣都、理想の男性はそのアフレコルームにいた! | Push on! Mycar-life

【インタビュー】声優初挑戦「震えまくり」の林遣都、理想の男性はそのアフレコルームにいた!

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林遣都『遊☆戯☆王 THE DARK SIDE OF DIMENSIONS』/photo:Hayato Ishii
  • 林遣都『遊☆戯☆王 THE DARK SIDE OF DIMENSIONS』/photo:Hayato Ishii
  • 『遊☆戯☆王 THE DARK SIDE OF DIMENSIONS』 - (C) 高橋和希 スタジオ・ダイス/2016 劇場版「遊☆戯☆王」製作委員会
  • 『遊☆戯☆王 THE DARK SIDE OF DIMENSIONS』(C)  高橋和希スタジオ・ダイス/2016 劇場版「遊☆戯☆王」製作委員会
  • 『遊☆戯☆王 THE DARK SIDE OF DIMENSIONS』(C)高橋和希 スタジオ・ダイス /集英社 (C)高橋和希 スタジオ・ダイス /集英社 企画・制作/ KONAMI
  • 劇場版『遊☆戯☆王 THE DARK SIDE OF DIMENSIONS』-(C)高橋和希 スタジオ・ダイス/2016 劇場版「遊☆戯☆王」製作委員会
「初ながらも、またやりたいと思いました。凄く楽しかった」。俳優・林遣都が声を弾ませてふり返る“初体験”とは、誕生20周年を迎える人気アニメーションの最新劇場版『遊☆戯☆王 THE DARK SIDE OF DIMENSIONS』。俳優生活10年を目前にしての声優初挑戦で務めたのは、遊戯たちの目の前に現れる謎の少年・藍神。本作の最重要キー・キャラクターに声を吹き込んだ。

これまで様々な役を演じてきた林だが、声で演じるという作業は何もかも勝手が違った。「すでにアニメーションで表情が完成されているので、そのキャラクターがどういう動きをして言葉を放つのか、まずはそれを読み取らなければいけない。単純に成り切って演じればいいというものではなかった」と説明する。

自身も「遊☆戯☆王」の大ファン。幼少期はリアルタイムで放送を観ていた。収録初日はメインキャストが揃った中で行われたが「初期レギュラー・メンバーの声優さんが勢ぞろいしたブースに入るのが本当に恐ろしかった。目の前で迫力あるプロの演技を見せられ、一ファンとして聞き惚れてしまう状態でした」とふり返る。そんな中でやって来た、林最初のアフレコシーン。風間俊介ら声優陣の視線が自分の背中に突き刺さる。「緊張で喉が縮こまって、無理して何かを言おうとしているような声色。震えまくりで、声を出すのさえ凄く苦しかった」と照れ笑い。

しかしそれを乗り越えると、林は強かった。大役への責任感は演技への熱量に還元され「役柄としては、どんどん激しく変化して、叫んだり、遊戯を圧倒していく流れになるので、マイクの位置やセリフを言い始める合図も考えず、僕自身も覚悟を決めて振り切った。テンションとトーンが画にハマったと思える瞬間が徐々に増えて来て、気持ちがどんどん高ぶっていった」と成功体験がさらに成功へと導く結果に。アニメファンでもあった故に「自分が“『遊☆戯☆王』”の世界に入っている事の喜びは、言葉にならない」と喜びを噛みしめる。

遊戯役の風間の姿にも感銘を受けた。「役者としてもガッツリとお芝居をしたことがあり、とても尊敬できる方。役者が声優をやる事の難しさを誰よりもわかっている方なので、今回も初声優の僕の事を気にかけてくれた。人柄が本当に素敵」と感謝しきり。理想の男性のタイプは「自然発生的に人が集まり、この人と一緒の時間を過ごしたいと思わせる人間的魅力に溢れる人。人を引き付ける力を持ったエネルギッシュな人物に惹かれる」と言いながら「これって風間さんの事ですね。冗談抜きに、風間さんは僕の中で理想。自分はそこに2%くらいしか近づけていないけれど」と頭をかく。

映画『バッテリー』(‘07)から数えて来年で俳優生活10年を迎えるが、「10年を一区切りとして、また一からのスタートが出来ると考えています。デビュー当時はすべてが新しいことだらけだったので、新しい事に挑戦していきたいという気持ちがある」。そんな心境の変化の中で引き受けた今回の声優業。思い入れもひとしおなだけに「またやりたいと思いました。凄く楽しかった」と即答できる。最近になって観た、大友克洋監督の『AKIRA』(’88)に感激し「リメイク版が作られる際には挑戦してみたい」と大いなる野望を持って、林は10年目に向かって走り出している。
《text/photo:Hayato Ishii》

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