起業した女性社長が多い年代は? 帝国データバンクが調査 | Push on! Mycar-life

起業した女性社長が多い年代は? 帝国データバンクが調査

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新任女性社長企業の内訳
  • 新任女性社長企業の内訳
  • 年代別構成比
  • 業種別
 帝国データバンクは4月13日、「新任女性社長企業の実態調査」の結果を公表した。新任女性社長のとなった企業の9割は社長交代企業で1割が新設企業だった。新設企業では30代が3割を超え、起業した女性社長でもっとも多い年代となった。

 調査によると、2015年以降に女性社長が就任した企業は5,740社あった。このうち、新設企業の就任は486社。女性社長の年齢がわかっている企業の平均年齢をみると、社長交代企業が55.6歳、新設企業が45.6歳だった。社長交代企業では、親族間で社長が交代する「同族継承」が7割を超え、社員が社長に就任する「内部昇格」は1割ほどだった。

 新設企業の年代別構成比では、30代がもっとも多く31.7%で、40代25.9%、50代19.6%と、起業する女性の3割が30代という結果になった。また、30代未満は6.9%おり、30代以下で起業した社長は4割近くいることになる。

 業種別では、社長交代企業は「建設業」が約2割ともっとも多かった。新設企業では「サービス業」が約4割で、ついで「小売業」となった。サービス業の内訳は、「経営コンサルタント」「美容業」「老人福祉事業」などの業種だった。「小売業」では、「化粧品小売」「婦人・子供服小売」など、女性が多い職場環境での割合が高かった。

 資本金規模は、社長交代企業で「1,000万~5,000万円」が5割を超え最多だった。新設企業は「1,000万円未満」が9割を超え、小規模企業が占めている。都道府県別では、社長交代企業、新設企業ともに東京都が最多だった。また、新設企業の3分の1が東京都であることがわかった。

 政府は、「2020年までに指導的地位に占める女性の割合を30%にする」という目標を掲げている。帝国データバンクは、女性が途中でキャリアを絶つことがないように、保育園の待機児童問題、男性の育児参加、企業の就労時間や勤務形態の見直しなどさまざまな観点からのアシストが必要とまとめている。
《田中志実》

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