次世代のアントレプレナーを創出しようと、「賢者の選択 リーダーズ倶楽部」は「日本アントレプレナー大賞」を創設し、12月14日から募集を開始した。高校生以上を対象に、成長戦略や新しい発想の未来を見据えたビジネスアイデアを募集している。
「賢者の選択 リーダーズ倶楽部」は、テレビのビジネス情報番組「賢者の選択」を通じて出会った経営者やリーダーが集う交流会。「日本アントレプレナー大賞」は、日本のトップ経営者が新人起業家のビジネスアイデアを発掘、選考し、産業化へのサポートをすることで次世代のアントレプレナーを創出する基盤や風土を作ろうと創設した。
募集するのは、北尾吉孝賞「ヘルスケア」、澤田秀雄賞「ロボット」、中根・クスマノ賞「イノベーション」、庄司正英賞「エンタメ」、分林保弘賞「芸術文化」の5部門。応募資格は、日本在住の高校生以上であること。国籍は問わない。グループでの応募も可で、ビジネスアイデアが事業化されていない、あるいは事業化してから3年未満であること。
応募内容は、成長戦略あるいは新しい発想の未来を見据えたビジネスアイデア。選考基準は、「新規性・独自性があること」と「日本の産業の活性化に大いに貢献するものであること」。Webサイトでは、各部門の選考基準や期待するビジネスアイデアについて、審査委員がコメントを掲載している。
部門賞受賞者は100万円、あるいはそれ以上の出資を受けることができるほか、授与者や「賢者の選択 リーダーズ倶楽部」メンバーから1年間の継続したビジネスアドバイスを受けることができる。部門賞受賞者のうち、特に優れたビジネスアイデアには「日本アントレプレナー大賞」が授与され、副賞として海外視察ツアーが贈られる。
募集期間は、12月14日から2016年2月末日(必着)。応募は、必要項目を記載し、メールにてPDFデータを送付する。2016年3月中に書類選考を行い、4月上旬に結果を発表。4月14日に帝国ホテル東京で表彰式を行う。