一時休館していた日本銀行金融研究所貨幣博物館が、11月21日にリニューアルオープンする。お金に関係する展示や資料も、以前より見やすくなり、楽しめる内容になっているという。オープン記念としてお金にまつわる講座も開催される。入館無料。
貨幣博物館は、お金に関するさまざまな資料を収集・保管し、その調査研究を進めながら広く一般に公開している博物館。2015年初めから一時休館していたが、11月21日リニューアルオープンすることとなった。
館内は新しい研究成果を踏まえた展示をはじめ、楽しい体験展示や、記念撮影スポットなどもあり、わかりやすく誰にでも楽しめるようになっているという。そのほか、古今東西の珍しいお金や資料なども、以前より見やすくなった新しい展示ケースでじっくり観察できる。
リニューアルオープンに際し、通常はレプリカで展示している貴重なお金を期間限定で公開するほか、2014年、アメリカのFRB(連邦準備制度理事会)で初めて展示し評判になった錦絵も、一部を特別展示する。
また、リニューアルオープン記念講座「お金の使われ方・和同開珎から日本銀行券まで」を、11月27日・12月25日の2日間開催する。どんなものがいくらで買えたかなど、お金の支払いについてや、生活の中で使われるお金にまつわるこぼれ話、エピソードなどを紹介する。
記念講座の対象は中学生以上。申込みは、貨幣博物館Webサイトにある申込み用紙の項目をコピーして本文に貼りメールで送るか、ダウンロードしたものをFAXで送る。定員は30名で先着順。定員になり次第締切り。参加無料。