スペシャル・ロックフォード・スピーカー『J5』 今改めて、その存在意義を問う! 02 新デモカー試聴記 | Push on! Mycar-life

スペシャル・ロックフォード・スピーカー『J5』 今改めて、その存在意義を問う! 02 新デモカー試聴記

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Rockford Fosgate・J5653-S
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ロックフォード・フォズゲートのトップエンドスピーカー『J5653-S』、通称“J5(ジェイファイブ)”の新たなデモカー、メルセデス・ベンツ E350クーペが完成した。その音を確認しながら『J5』の存在意義を再考しようとしている。

今週はいよいよ、デモカーのインプレッション・リポートをお伝えしていく。

最初にシステム・レイアウトからご紹介しよう。ソースユニットはiPhone。その音楽信号を注目株のシグナルプロセッサー、レインボウの『DSP1.8+WiFi Module』で受け、詳細に制御する。『J5653-S』をドライブするパワーアンプはロックフォード・フォズゲートの『T400-4』と『T600-2』の組み合わせ。 そして、サブウーファーは話題沸騰中の『T2S1-13』。これを鳴らすためのパワーアンプには『T2500-1bdCP』を採用している。


このコンペティショングレードの新型サブウーファー『T2S1-13』の基本的なスペックもご紹介しておこう。

○T2S1-13 (税抜価格:27万円)
・仕様:13インチ(33cm)1ΩSVCサブウーファー
・最大入力:4000W
・定格入力:2000W
・能率:87dB
・最低共振周波数:25Hz
・Xmax:34mm
・取付深さ:246mm
・重量:34.5kg

何から何まで破格のスペックだ。ちなみに『T2』シリーズのサブウーファーは2種類のサイズがあり、もう1つは16インチ。当機よりさらに大きくなる。

さて、インプレッション・リポートの本題に入っていこう。筆者自身のiPhoneを車内に持ち込み、取り込んである試聴用トラック(WAVデータ)をまとめたプレイリストを開いた。そして聴き慣れた楽曲をスタートさせると…。

低音の魅力に瞬殺された。このサブウーファーは強烈だ。帯域バランスは整えてあるので、低域がブーストされているわけではないのだが、そのエネルギー感がとにかくハイ・インパクト。ローエンドから充実していて密度が濃い。重く固く、それでいて弾力感のある低音が、目の前から骨の髄に響いてくる。レスポンスも素早い。まさしく生命力に満ちた低音だ。

そこに中域、高域が渾然一体となって積み重なる。かたやアメリカ本国で作られた最新サブウーファー、かたや、2012年登場のジャパン・モデル。それらが違和感を微塵も感じさせることなく、完全にシンクロしていた。メイドインジャパンでありながら『J5』が、ロックフォードの伝統と特長を、完全に自分のものとしているのだ。これには正直、相当に驚かされた。

サウンドの基本的なテイストは、あくまでもロックフォードのそれだ。エネルギー感がありグルーブする低音に、スピード感溢れるクールな中高域が乗っていく。ロックフォードファンならば誰もが納得するであろう、純然たるロックフォードサウンドである。

そうでありながら『J5』のサウンドには、響きに独特の美しさが加わっている。音色に色気があるのだ。鮮度が高く、1つ1つの音の分離が良い。その上で、それぞれが艶やかに余韻を奏でる。

さらに驚かされたのは、ステージングのリアルさ。奥行感、立体感が十二分で、フォーカスがジャスト。小物パーカッションの音が、一点から飛び出してくる。これは、S/Nおよび解像度が高い証拠だろう。情報量が豊富でなければ、ここまでリアルにステージを再現できない。

結論だ。

まず『J5』は、ロックフォードサウンドのメインストリーム上に位置するスピーカーである。同時に、基本性能に優れたスピーカーである。正確に音源を描き切る、まったくもって本格ハイエンドスピーカースピーカーなのだ。

それに加えて、説得力、感動力を携えた個性的なスピーカーでもあるだ。これでしか聴けない魅力に満ち溢れている。このサウンドにハマったらもう抜け出せないであろう、スペシャルでオンリーワンなサウンドを聴かせてくれるスピーカーなのだ。

ロックフォード・ファンを自認する人は、1度はこの音に触れるべきだ。これを気に入らない人はいないはずだ。また、味わい深いハイエンド・スピーカーを探している人にもぜひ聴いていただきたい。求めていたサウンドに出会えるかもしれない。

今回は『J5』の良さを再認識できた有意義な取材となった。
さて次週からは、『J5』の良さを認める全国の実力インストーラーたちの声をお伝えしていこうと思う。それによりさらに深く緻密に、『J5』の存在意義を考察していく。
《太田祥三》

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