その音は何を語るのか…。 ダイヤトーン・デモカーを聴く #4: MITSUBISHI・RVR 編 | Push on! Mycar-life

その音は何を語るのか…。 ダイヤトーン・デモカーを聴く #4: MITSUBISHI・RVR 編

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その音は何を語るのか…。 ダイヤトーン・デモカーを聴く
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4週にわたってダイヤトーンのデモカーをご紹介している当特集も、今回が最終回だ。今週は、『三菱・RVR』を取り上げる。これまでの2台とは異なるシステム、コンセプトを持ったこのクルマ。その音から見えて来たものとは…。



最初に、搭載システムをご紹介しておこう。ヘッドユニットは『DIATONE SOUND.NAVI』NR-MZ90PREMI。そしてフロントスピーカーにはダイヤトーン・DS-G500が搭載されている。このクルマでも、サブウーファーの有る無しのデモが可能で、積まれているサブウーファーはもちろん、ダイヤトーン・SW-G50(サブウーファーをドライブするパワーアンプは、PHD・4075)だ。フロントスピーカーはNR-MZ90PREMIの内蔵アンプで鳴らしている。



先週にご紹介した『マツダ・CX-5』に搭載されていたシステムとの違いは、フロントスピーカー(『マツダ・CX-5』ではDS-G20)。さらには、インストール方法も異なる。ミッドウーファーがインナーバッフルで、ツイーターが付属のツイータースタンドで取り付けられていたのに対し、こちらはミッドウーファーはアウターバッフルで、ツイーターはミラー裏に取り付けられている。





ダイヤトーン・DS-G500ダイヤトーン・DS-G500


ダイヤトーン・DS-G500





さて、このクルマでは何をデモンストレーションしようとしているのかというと…。



先週の『マツダ・CX-5』に対して、「スピーカーをワングレード上げ、さらに本格的な取り付けをすると(計2ステップ進ませると)、ここまで音質が向上する」ことを試聴者に示そうとしているのである。



とは言いつつもパワーアンプはあくまでもNR-MZ90PREMIの内蔵アンプ。2ステップ進んではいるものの、システムとしてはまだまだシンプル。つまり、シンプルシステムであっても、ちょっとしたことで本格的なサウンドが楽しめる、ということをデモしようとしているわけなのだ。



では、そのサウンドからそれを感じ取ることはできたのか、否か…。





NR-MZ90PREMISW-G50


NR-MZ90PREMI / SW-G50





聴いてみると確かに、DS-G20を搭載していた『マツダ・CX-5』と比べての音質向上を、明確に感じ取ることができた。



ます、質感のアップが顕著だ。よりきめ細やかになっていて、耳当たりがとてもスムーズだ。NR-MZ90PREMIの音の素性の良さを、スピーカーが十二分に表現仕切っている、という印象だ。DS-G20も良いスピーカーであることは間違いないが、かたや6万円(税別)である。それに対しこちらは同・16万円。ガラっと良くなって当然だ。



また、情報量が上がり、S/Nも向上している。スピーカーの性能が上がった結果でもあるが、取り付け方の変化も効いている。アウター化したことにより、ダイレクトに音が車内に届くので、DS-G500の性能をより確実に引き出すことができている。中低域の厚みも増している。



さらには、ステージの表現もよりリアルだ。これに関しては、ツイーターをミラー裏に取り付けたことも功を奏していると思われる。ちなみに、ツイーターの取り付け位置は、Aピラーとミラー裏、両方が検討され、結果、この車種においては左右幅を稼げるミラー裏へのセットが有利、と判断されたとのことだ。なるほど、広々とステージを表現できているし、横方向が広がったことで、奥行きもそれに比例して深くなっているように感じられた。



しかし、ここまでのサウンドを内蔵アンプで再現してみせているのはさすがだ。カーオーディオ初心者であっても、音への意識が高い人が2台を聴き比べれば、進化させることの面白さに対してむくむくと興味が沸いてくるのではないだろうか。各製品の性能の良さに加え、カーオーディオの楽しさも表現できているようにも思えた。



さて、いかがだっただろうか。やはり百聞は一見にしかず。せっかくいろいろなタイプのデモカーが用意されているのだから、カーオーディオに興味を抱いているビギナーはもちろん、ベテランユーザーの方々にも、それぞれを聴く機会を持っていただきたいと切に願う。下記HPで試聴会情報をキャッチして、近くで聴けるチャンスが訪れたなら、逃さず出かけてみてほしい。新たな発見に出会えることは間違いない。



http://www.mitsubishielectric.co.jp/carele/club-diatone/shop/listening/index.html




《太田祥三》
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