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キャパシターの必要性と意味

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先週の電源レギュレーターに引き続き、キャパシターの必要性をご説明したい。

記憶をたどれば、'80年代~'90年初頭、米国ロックフォードをはじめ、各社からハイパワーアンプが次々とリリース。それに伴い、大口径ウーファーを複数、搭載するシステムデザインが流行する。そのころから電力供給用として筒状の大きなキャパシターが登場。端子接続部に電圧を監視するデジタルLEDが付いていたものあり、一挙に市場に広がった。

このキャパシター、1F(ファラッド)という容量に驚いた記憶がある。通常キャパシターの容量は、せいぜい1万μFが最大と思っていたが、1F(ファラッド)は超強力。なぜ大容量のキャパシターが必要かというと12Vという低電圧で動作する環境では、大電流が流れると電圧降下率も大きい。ハイパワーアンプのアイドリング電流は数A(アンペア)から数十A(アンペア)で出力は数百ワット(W)から数KW(キロワット)というものまであるが、大出力時は大量の電流が流れる。再生時、大きな音声信号(とくに低音域)が入ると電力不足となる。このとき、一時的にたくわえる貯水槽が必要となり、これがキャパシターの役目である。

数百W(ワット)以上となると1F(ファラッド)という大きなキャパシターが必要だ。各社から大容量キャパシターが発売されている。ハイパワーアンプを搭載する場合、一時的だが強力にサポートをしてくれる。なおキャパシターは大きな電流が流れるので、たいへん危険。取り扱いには注意が必要。専門ショップでインストールを行ってほしい。
《永松巌》

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