【ティーダ】Mycar-lifeデモカー企画 #12: 百万石サウンドミーティング参戦! | Push on! Mycar-life

【ティーダ】Mycar-lifeデモカー企画 #12: 百万石サウンドミーティング参戦!

納得のいくまでフロントドアの処理を行ってひたすらエージングを行ってきたMycar-lifeデモカーのティーダ。とうとうその成果が試される百万石サウンドミーティングに参加した。

カーオーディオ デモカー製作記
【ティーダ】Mycar-lifeデモカー企画

納得のいくまでフロントドアの処理を行ってひたすらエージングを行ってきたMycar-lifeデモカーのティーダ。とうとうその成果が試される百万石サウンドミーティングに参加した。

エントリーしたクラスは『内蔵アンプクラス』『サウンドDクラス(製品総額50万円以下)』『ファーストDクラス製品総額50万円以下で、このイベントに初参加)』の3クラスにエントリーしている。サブウーファーなしのフロント3wayシステムではあるが、新RSスピーカーの能力を発揮させられればサブウーファー搭載車とも戦えるはずと信じて入念な調整をQUANTUM土屋氏と一緒に行ってきた。その結果、相手がいることなので分からないが自分のクルマに自信を持って望める状態となり出場するからには全クラス入賞を目指して参戦した。


Mycar-lifeデモカー製作記 #12:

イベント会場は全天候型ドームとなっていて空調も効き、暑いこの時期には非常にありがたい会場での開催。朝の集合時間に遅れず指定の場所にデモカーを停めて審査の時を待っていた。今回参加した百万石サウンドミーティングでは入場時におおよその審査開始時間を書いてもらえるので、他のクルマを聴きに行っていても時間に戻ってくればスムーズな審査を受けられたのは素晴らしいと感じられ他のイベントでもぜひ見習って欲しいと思える運営であった。


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Mycar-lifeデモカー製作記 #12: #1
Mycar-lifeデモカー製作記 #12: #2

最初に審査を行ったのは『内蔵アンプクラス』。各クラス共に2名のジャッジが審査をして平均値を出して順位が決まる方式だ。まず最初の審査は滋賀県にあるサウンドステーション ウイニング代表の中江氏。

『まだ他のクルマを聴いていないから分からないけど、やっぱりサブウーファーが無い分、低域が薄よね。ボリュームを上げると低域は出てきても若干高域がうるさくなるのでバランスが難しい。でも全体的な出音はやっぱり良いから他のクルマ次第かな?』

やはりサブウーファー無しだと厳しいのか? と頭をよぎったが今となってはどうしようもないことなので素直に今後の課題として受け取った。次の審査員は6月からサウンドステーショングループに加入した山梨県のフィール代表佐野氏。

『音の定位は素晴らしいね! 出音も凄く良いと思う。ただやっぱりサブウーファーが無い分、ミッドバスに無理をさせている部分があるからスコーカー帯域がちょっと薄く感じてしまうね。内蔵アンプクラスでは高レベルな位置にいるのは間違いないから…他のクルマ次第かな?』

こちらも何とも言えないコメントを頂く。時間の都合上、サブウーファー搭載などやれることを完璧にやっていない状況なので不足部分があるのは否めないが、審査員はさすがにプロで弱点を的確に指摘してくれた。


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Mycar-lifeデモカー製作記 #12: #4
Mycar-lifeデモカー製作記 #12: #5

次の審査までの間に何度も課題曲を聴いて指摘された点を確認していく。ここで調整を変える気は全く無いので今後の音作りに向けた復習を繰り返しているうちに次の審査であるファーストDクラスの審査員が回って来た。最初の審査は愛知県のサウンドステーション ファルコン代表 猪俣氏。いつも笑顔なイメージなのだが審査に入ると表情は一変している。

『音のトータルバランスはOK! 内蔵アンプとは思えない出音だよね。ただちょっと気になるのが余韻が少し散らかって聞こえる分、雑に聞こえるところがあるかな。もうちょっと煮詰めれば上が目指せそうだね。』

これまた難しい事を指摘される。正直言われた部分なのがどこなのかすら見当が付かなく頭を抱えている状況で次の審査員である愛媛県のサウンドカーペンター代表 仲尾氏が審査に来てさっそくクルマに乗って審査を開始。

『鳴りっぷりも良いし、ステージの広さや定位は素晴らしいね。ただちょっと高域がうるさく聞こえるかな? トゥイーターを1~2dB下げるともっと良くなるかも。でも現時点でもいい感じだよ。』

審査員によって聞き所が違うのはコンテストの難しい所。そしてコンテストは同じクラスにエントリーしているクルマとの相対比較なのでよっぽど飛び抜けていない限りは最後まで結果が分からない。午後に入ってから最後の審査であるサウンドDクラスの審査が始まり、審査員はファーストDクラス同様で猪俣氏と仲尾氏が審査してくれた。今度はサウンドDクラスの参加者との相対比較なので結果は当然分からない。二人に感想を聞いても『さっきと一緒だよ~』と笑いながら誤魔化されてしまって余計に緊張してきた。後は審査結果を待つのみで、時間まで参加者のクルマを聴かせてもらって楽しい時間を過ごさせてもらった。そして結果発表…


Mycar-lifeデモカー製作記 #12:

見事にエントリーした3部門全てで優勝という予想以上な結果に驚く。たしかに出るからには入賞したいと思う気持ちは非常に強かったが、こんな最高の結果をもらえたのは嬉しさと同時にデモカーを製作してくれた土屋氏に感謝。今回頂いた喜びと、指摘された改善点、そして次へのステップアップも考えて更に高音質を目指して、パイオニアコンテストへ向けて頑張っていきます!

《藤澤純一》

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