スーパーハイエンドブランドの価値はここにある! #2: カーオーディオスタジアム | Push on! Mycar-life

スーパーハイエンドブランドの価値はここにある! #2: カーオーディオスタジアム

ハイエンドを超える“スーパーハイエンド”ブランドが注目を集めている。タイトルに挙げたヨーロッパの3ブランドそれだ。

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スーパーハイエンドブランドの価値はここにある!

ハイエンドを超える“スーパーハイエンド”ブランドが注目を集めている。タイトルに挙げたヨーロッパの3ブランドそれだ。

それらの実力と魅力を掘り下げるべく、全国のプロショップに取材を敢行している当シリーズ。今回は大阪の実力店・カーオーディオスタジアムの桑野さんにお話をお訊きした。すでに『ZR Speaker Lab』のスピーカーをデモカーに装着している同店。導入に至った経緯、そしてそこから聴こえてくるサウンドについて、じっくりと伺った。

まずは、これらの音を聴くことになったきっかけからお訊きした。

「昨年春に発行されたイース・コーポレーションさんのカタログに、これらの情報が掲載されていて、それを読んでとても興味深く思っていました。それぞれハンドメイドで生産されていて、相当なこだわりを持って作られていることが読み取れました。フォルムも素材も気になりましたね。なので早々に、試聴機貸し出しの予約を入れたんですよ。

そうしてようやく、7月頃に試聴の機会が得られました。『RS Audio』と『ZR Speaker Lab』を聴き比べができる試聴システムを丸ごとお店に持ち込んでいただいて、じっくりと聴かせていただきました」

それぞれについてのファーストインプレッションはどうだったのだろうか。

「『RS Audio』も『ZR Speaker Lab』も、期待した通りの音が聴けましたね。価格通りのクオリティだと思いました。

まず『RS Audio』ですが、クールな音、という印象です。クルマに取り付けることに対しても、相当に気を遣っているブランドだなと感じました。いかにも背圧の抜けが良さそうな構造で、かつ振動板には固い素材が使われていて、やはり背圧の影響を受けにくそうです。クルマのドアに付けたとき、より力を発揮するでしょうね。

両方気に入りましたが、両方をデモカーに導入するわけにはいきませんので、『ZR Speaker Lab』を選びました。つぶ立ちがよく、厚みがあって、そして暖かい音色で、より好みに合っていたんですよ」


スーパーハイエンド・ブランド『RS Audio』(from.ドイツ)『ZR Speaker Lab』(from.スロベニア)『AUDIO WAVE』(from.イギリス)価値はここにある!~プロショップに訊く~ #2: カーオーディオスタジアム


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スーパーハイエンド・ブランド『RS Audio』(from.ドイツ)『ZR Speaker Lab』(from.スロベニア)『AUDIO WAVE』(from.イギリス)価値はここにある!~プロショップに訊く~ #2: カーオーディオスタジアム#1
スーパーハイエンド・ブランド『RS Audio』(from.ドイツ)『ZR Speaker Lab』(from.スロベニア)『AUDIO WAVE』(from.イギリス)価値はここにある!~プロショップに訊く~ #2: カーオーディオスタジアム#2
スーパーハイエンド・ブランド『RS Audio』(from.ドイツ)『ZR Speaker Lab』(from.スロベニア)『AUDIO WAVE』(from.イギリス)価値はここにある!~プロショップに訊く~ #2: カーオーディオスタジアム#3

さて、デモカーに付けてからはどうだったのだろうか。

「デモカーのシステムは、ヘッドユニットにビーウィズ・MM-1D、プロセッサーに同・AZ-1CC、パワーアンプにはブラックス・マトリックス MX4を使っています。サブウーファーはエイジュ、それを鳴らすパワーアンプはビーウィズ・A-110S BS01LTDという構成です。

試聴時とシステムが変わったことで、このスピーカーの新たな1面が発見できました。というより、組み合わせたユニットの新たな1面を発見できた、と言ったほうが正しいかもしれません。組み合わせたユニットはどれも、今まで相当に聴き込んでいるユニットばかりなのですが、『ZR Speaker Lab』のスピーカーが、それぞれのユニットの性能をさらに引き出した、と感じられたんですよ。ここまでの音が聴けるのかと感心しました。

繊細で正確、シャープなのに厚みもあります。余分な付帯音も一切しませんし、何もないところに楽器が発した音波だけが現れる。すごいスピーカーであることを再認識しましたね」

さて、最後にまとめていただいた。“スーパーハイエンド”の価値や意義についてお訊きした。

「自分が良いと思ったものを選んで、その音を楽しんでいただきたいと思うんです。値段が高いか安いかは問題ではないですよね。ご自分にとっての良い音を、マイペースで見つけていただけたらと思っています。

これら“スーパーハイエンド”製品は、すべてをやり尽くした、しかしさらなる“先”を探したい、という方向けの製品ですよね。それを実現できるものを探している方には、ぜひ1度、これらの音を確認していただきたいですね。間違いなく、カーオーディオの限界値を上げてくれる製品です。

まずはデモカーを聴いてください。お気軽にお問い合わせいただけたらうれしいですね」

《太田祥三》

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