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一目惚れ続出!誰でも安心して乗れるコンプリートカーCal’s Motor(キャルズモーター)に注目!

アルパインスタイルが新ブランドであるキャルズモーターを立ち上げた。ラインアップするコンプリートカーは従来のベース車×カスタムではなくオリジナルの車種とするスタンス。

自動車 ニュース
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キャルズモーター ソノバ
  • キャルズモーター ソノバ
  • デザインを担当するアルパインニューズ 今村氏
  • 開発を担当するアルパインスタイル 生田氏
  • Cal’s Motor Sonova
  • Cal’s Motor Sonova
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  • Cal’s Motor Sonova

アルパインスタイルが新ブランドであるCal’s Motor(キャルズモーター)を立ち上げた。ラインアップするコンプリートカーは従来のベース車×カスタムではなくオリジナルの車種とするスタンス。

最新モデルである「Sonova(ソノバ)」を例にカスタム初心者を含めて誰もが安心して乗ることができるコンプリートカーについて紹介していく。

◆ベース車にプラスαして作り上げる
安心なコンプリートカーの提案

2024年1月、アルパインスタイルが新しいブランドとして立ち上げたのがCal’s Motorだ。同ブランドはオリジナルデザインによる架装を施したコンプリートカーをラインアップ、2023年に登場していたCarica(カリカ/ハイエースベース)、Havana(ハバナ/ライズベース)に加えて、2024年に登場したSonova(NV200ベース)、Beas(ベアス/ジムニーベース)、Beas+(ベアスプラス/ジムニーシエラベース)の5車種をラインアップしている。

Cal’s Motorの最大の特徴はなんと言ってもそのデザイン性。クラシカルな外装処理やメッキを多用した装備など、ひと目見ただけでCal’s Motorのクルマであることがわかるほどのインパクト持っている。ブランドのデザインコンセプトは“カリフォルニアの青い海と青い空にマッチする”なのも納得の仕上がりだ。

そしてもうひとつの特徴はベース車に対して個別にパーツを組み込むカスタマイズではなく、一台のオリジナル車種としてコンプリートされ販売されるスタイルだ。そのためそれぞれの車種に「Sonova」「Beas」などのネーミングが与えられ、個別の車種として扱うのが特徴でもある。これはカスタム初心者のユーザーにも取っつきやすい点でもある。写真や現車を見て気に入れば難しいカスタムの相談はすっ飛ばして、自動車メーカーのカタログモデルを購入するのと同じく、そのままの状態で手に入れることができるのだ。デザインに一目惚れ→即購入といったインスピレーションに任せたクルマ購入ができるのも魅力だろう。

◆ユーザーからの要望を吸い上げて車種を選定
コンセプトに合うデザインをとことん突き詰めていく

ベースとなっているクルマとはまったく違うデザインと魅力を備えるCal’s Motorの各車種。その中から最新モデルである「Sonova」をピックアップしてデザインの特徴を掘り下げていくこととした。3列シートのミドルサイズミニバンという、Cal’s Motorとしては初のカテゴリーとなった同車、そのデザインにはどんな秘密が隠されているのだろう。話をうかがったのはアルパインスタイルでデザインを統括する今村さん、コンセプトから細部のこだわりまでをうかがった。

「Cal’s Motorの基本コンセプトは“古くて新しい”です。1960年代~1970年代のクルマがもっとも輝いていた時代のカリフォルニアカルチャーを表現するデザインを取り入れています。さらにポイントになるのが、あえて万人受けするデザインでは無く、クセはあるけど限られたお客様に熱狂的に支持されるデザインを各車に注ぎ込みました。デザインの基本は自分が乗りたいクルマ、憧れていたデザインです。最終決定は全員の合意では無く、決定権のある一部のスタッフで決めています、これが尖ったデザインを生み出せる秘訣でもあると思っています」

「Sonova」はミドルクラスミニバンである日産NV200をベースにしているものの、外装を大きくカスタマイズされ、まったくのオリジナルモデルに見える。そんなCal’s Motorにおけるデザインのマジックについて語ってもらった。

「Sonovaのデザインの基本としたのは厚顔、ショートノーズ、逆スラントしたフェイスです。そもそもCal’s Motorのデザイン上の三種の神器となるのが角ヘッドライト、メッキ処理、逆スラントですが、それらを取り入れてデザインを進めました」

フェイスのイメージは往年のアストロやダッジバンなどのアメ車。厚みがあって存在感のある顔(フロントフェイス)を作るのはベースに対して大幅な処理が必要。そのため「Sonova」はヘッドライトを含めたグリル、バンパーのみならず、ボンネットさらにはフロントフェンダーまでを専用開発している。その素材もエアロパーツに使われることが多いFRPではなく、精度と強度を求めたことで型をしっかりと起こして鉄板で製作するという力の入れようだ。カスタマイズの世界でもここまで大がかりな処理を施している例は少ないだろう。

では、もう少し細部に突っ込んで「Sonova」のデザインを見ていくこととしよう。印象的なグリルは横ルーバー×3本のデザインで横方向に直線的なラインを通すことでワイド感を演出。

「よく見てもらうとルーバーの真ん中は太く、上下は少し細くデザインしています。こうすることでグリルに変化を付けてのっぺり感を払拭しています。細かい部分にも気を配ってデザインしました」

さらに両サイドに角形ヘッドライトを縦に2灯設置するスタイルも独特。シンプルな角形ヘッドライトは近年の異形ヘッドライトでは出せない古き良きアメリカンスタイルを彷彿とさせる味わいを引き出している。

角張ったフェイスを象徴するもうひとつのポイントがバンパー部。ぐっと突き出すバンパーを形成しつつバランスの良い厚みを作るために両サイドのエプロン部を下に突き出す処理を施す。合わせて中央部分にはダクトを設けてグリル、バンパーのバランスを取った。

またボンネットは中央部分を凸型に盛り上げたデザインを採用。専用設計したボンネットはかなりの大型パーツになってしまい平面が広くなるためデザイン上のアクセントを付ける意味でも凸デザインを加えた。フェイスの前縁パネルにまで凸デザインが踏襲され、ライン合わせをしている部分も含めて手が込んでいる。

「Sonova」のデザインの見どころはフロントだけでは無い。リアまわりにもパーツが組み込まれているのが見て取れるだろう。デザインをプランした経緯を今村さんに紹介してもらった。

「街中でNV200のノーマル車両をたびたび見かけるんですが、とにかくリアビューが貧弱なんです。その理由を考えたらバンパーが薄いことが要因だと考えました。そこでSonovaにはゲート側にガーニッシュを設置することで擬似的にバンパーを厚く見せています」

U字形状の純正バンパーに加えて、リアゲート側に設置したパーツが一体に見える構造でリアバンパーを厚く見せているのがわかる。さらにテールランプは純正を用いるのだが、Sonovaの世界観とは少し異なる現代流のデザインなので存在感を薄めるために周囲にメッキパーツを配置。加えてゲート側にもガーニッシュを施すことでゲートとの一体感も引き出しているのもアイデアだ。

このように、各部のデザインをオリジナル化、北米の西海岸を思わせるポップなカラーリングやメッキパーツとも相まって「Sonova」のイメージができ上がった。カスタム未経験のユーザーも、このデザインに一目惚れして購入するスタイルも想定されている。そんなカスタム初心者がカスタマイズした車両を購入する際に、気になるのが品質や精度なのでは無いだろうか。これまではディーラーで自動車メーカーのクルマを購入したことしか無かったユーザーにとって、安心や信頼性はあって当たり前のもの。そこでアルパインスタイルではCal’s Motorの各車種に対して高い品質・精度を込めているのも大きな特徴だ。アルパインスタイルで開発を担当する生田さんに高品質を支えるバックボーンをうかがってみた。

「私たち開発の仕事はデザイナーから上がってきたCGなどを現実のクルマとして完成させていくことです。そこには構造の設計や材質選び、そして品質や耐久性を高めることまでが含まれています。当然ですが法規もクリアした車両を作り上げることも必須です」

品質、耐久性、法規などをクリアするためにデザインの段階では見えてこないハードルがいくつもあるコンプリートカー。その一例を紹介してもらった。

「例えばヘッドライトなどの灯火類も課題のひとつです。ヘッドライトには信頼できるパーツメーカーを採用、LEDシーケンシャルウインカーは満足いくクオリティを出すために新開発しました。また各部の灯火類もEマークを備えた車検対応なのは言うまでもありません。さらに近年の車種の中には車両信号による配光調整も行っています。これも解析してエラーを出さない処理を施しています」

さらに耐久性や安全性の上でも純正車両と同等を狙う。その一例が各部の素材設定にも現れている。

「専用開発したボンネットやフェンダーは金型を新たに起こして鉄板を使って作られています。またフェイスまわりはABS樹脂を使っています。いずれも純正の車両が採用しているのと同等の素材を使うことで純正クオリティをキープすることにこだわりました」

その結果、耐久性や安全性、防錆性能、さらには走行中の異音なども徹底排除。加えてパーツとパーツの隙間を均一にするチリ合わせなどにもこだわり、クルマとしての完成度を高めている。

「デザインの良さで一目惚れして購入したお客様が実車を目の前で見たときに品質で落胆させたくないと考えたんです。そんな思いがCal’s Motorの各車種の設計に施されているのです。またCal’s Motorは日本のブランド=品質が高いことも誇りです、ジャパンメイドの名に恥じぬ高精度・高品質なモノ作りをこれからも続けていきます」

このように、アルパインスタイルが擁するCal’s Motorのコンプリートカーはデザイン性の高さはもちろん、信頼感の裏付けとなる品質の高さも兼ね備えていることがわかった。従来のカスタムユーザーは、ある部分では我慢したり妥協して乗り続けることもあったのは事実。しかしCal’s Motorの車両はクルマメーカーの車両を購入するのと同じ安心感や信頼性を兼ね備えている。それだけにカスタム車両を経験したことの無いユーザーでも安心して乗り出せるのが魅力となっている。

加えて、全国にアルパインスタイルのショップが6店舗設置されている(2024年3月には沖縄に7店舗目がオープン予定)。そのため車両のアフターメンテナンスなども安心。車両のメンテナンスはもちろん、万が一の時に架装部分のリペアも含めて安心して任せられる。

そんなCal’s Motorの各車種に興味を持って見て触れるユーザーのニーズに、これまでのカスタムカーユーザーとは違う傾向を感じているという今村さん。実際に各地のショッピングモールで実施しているCal’s Motorの展示・販売の現場で感じたことがあるという。「これまでカスタマイズやクルマは男性主導でした。しかしCal’s Motorの車両を展示していると“カワイイ!”“この色のクルマに乗りたい~”と言ってくれる女性が多いんです。彼女たちはデザイン主体で、ファッション感覚でクルマを選んでいきます。そんなニーズにピッタリと合致したのがCal’s Motorの各車種だったのだと思います。このニーズを受けてコンプリートカーの購入層も大きく変わっていくきっかけになることを目指しています」

従来のカスタムユーザーはもちろん、より広いユーザーを獲得しつつあるアルパインスタイルのCal’s Motor。そのデザイン力と高い品質を武器に、人気カテゴリーを中心にさらに車種展開を増やしていく予定なのでこうご期待だ。

2月10日(土)~2月12日(月)まで大阪府のインテックス大阪で開催される大阪オートメッセ2024の5号館でアルパインスタイルが出展。ブースには今回の話に出た“Sonova”をはじめ、Carica/Havana/Beas/Beas+が展示される予定だ。そのカッコ良さ、精度の高さをぜひ『間近』で見てみて欲しい。個性的なCal's Moterのラインナップはこちら
《土田康弘》

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