【カーオーディオ界・10大ニュース・2018】話題を集めた新製品&ニュースな出来事を振り返る! <前編> | Push on! Mycar-life

【カーオーディオ界・10大ニュース・2018】話題を集めた新製品&ニュースな出来事を振り返る! <前編>

恒例の『カーオーディオ界・10大ニュース』を、今年もお届けする。過ぎ去ろうとしている2018年、今年もいろいろな新製品が登場し、さまざまなイベント等々が開催された。その中から特に印象深かった10項目を編集部が厳選。その1つ1つを2回にわたり紹介していく。

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ビーウィズ・BE-FIT AM シリーズ
  • ビーウィズ・BE-FIT AM シリーズ
  • Sinfoni/QUARTORIGO・Precision シリーズ
  • モレル・MPS Power Amplifier シリーズ
  • マイクロプレシジョン・Z-STUDIO シリーズ
  • ダイヤトーンデモカーに搭載されている『NR-MZ300PREMI』。

恒例の『カーオーディオ界・10大ニュース』を、今年もお届けする。過ぎ去ろうとしている2018年、今年もいろいろな新製品が登場し、さまざまなイベント等々が開催された。その中から特に印象深かった10項目を編集部が厳選。その1つ1つを2回にわたり紹介していく。

当記事ではまず、【第10位】から【第6位】までを発表していく。それぞれを思い返しながら、貴方にとっての2018年のカーオーディオライフを総括していただけたら幸いだ。

【第10位】イタリア発のHi-Fiブランド“Sinfoni/QUARTORIGO”から、ニューパワーアンプが登場!

多くのHi-Fiカーオーディオ愛好家から支持されているイタリア発の名門ブランド“Sinfoni/QUARTORIGO”。2018年春、同社から魅力的なパワーアンプシリーズが発売された。

登場したのは『Heritage(ヘリテージ)』シリーズと『Precision(プレシジョン)』シリーズの計6機種。

それぞれの概要を紹介していこう。まず『Heritage』シリーズは、これまで同社のパワーアンプラインナップの中核を成していた『Tempo』シリーズからのモデルチェンジ版だ。旧シリーズの4機種がそれぞれ、『Heritage One』(65W×2 税抜価格:14万円)、『Heritage Two』(110W×2 税抜価格:22万円)、『Heritage Three』(170W×2 税抜価格:28万円)、『Heritage bi-One』(50W×4 税抜価格:28万円)へと進化した。

一方、『Precision』シリーズは完全なる新シリーズ。2機種で構成されていて、ともにA級動作(ピュアAではない)の2chモデル。小型で小出力ながらパワー不足を感じさせることはなく、しかも高音質であると巷での評判も上々だ。

ますます品揃えを充実させた“Sinfoni/QUARTORIGO”。パワーアンプのグレードアップを検討しているならば、『Heritage』、『Precision』の両シリーズを要チェック。

【第9位】実力スピーカーブランド“モレル”が、同社初となるパワーアンプシリーズを発表!

イスラエルに本拠を置くスピーカー専業ブランド“モレル”から、2018年、同社初となるパワーアンプシリーズが登場した。その名は『MPS Power Amplifier』。

ラインナップは以下の3機種で構成されている。サブウーファー用のクラスDモノラルパワーアンプ『MPS 1.550』(税抜価格:6万4000円)、クラスABの4chパワーアンプ『MPS 4.400』(税抜価格:6万4000円)、上記2機種が一体化された『MPS 5.950』(税抜価格:11万8000円)。ちなみに各機の品番の最後の3ケタの数字は“総出力”(2Ω接続時)を表している。

多額の開発費がかけられて生み出されたという当シリーズ。今後はハイエンドモデルの登場もあるだろうけれど、最初に投入されたのがミドルローグレードというところも注目ポイント。広く行き届かせることで、“モレル”にもパワーアンプがあることをまずは浸透させようとしているのだろう。

デザインはシンプルながら、トッププレートには見慣れたロゴが凜と輝き、サイドには“ロータスグリル”を彷彿とさせるクーリングのための通風開口部を設置。“らしさ”が各部から醸し出されている。

ますますミドルグレードパワーアンプ市場が充実することとなった2018年。手頃なパワーアンプの良機をお探しならば、『MPS Power Amplifier』シリーズのチェックもお忘れなく。

【第8位】マニア垂涎の“スーパーハイエンド”カーオーディオが、ますます浸透、人気に。

「素材や製法、音質へのこだわりでハイエンドを凌ぐ、完全受注生産品として1つ1つ手作りで仕上げられる特別なカーオーディオユニット」と定義されている、“スーパーハイエンド”製品。それらを装着するユーザーの数が、2018年、さらなる増加傾向をみせた。各機が超高性能であることは確かだが、それに呼応して価格もド級…。簡単に手にできるものではないにもかかわらず、搭載車両は着実に増えている。

中でも、『マイクロプレシジョン』(ドイツ)ユーザーの増加率が高まっている印象が強い。同ブランドのスピーカーは特に高額だが、その音に心を打たれ導入を決めた愛好家が頻出した。

なお、“スーパーハイエンド”にカテゴライズされている『マイクロプレシジョン』以外の具体的なブランドは以下のとおり。『オーディオウェーブ』(英国)、『RSオーディオ』(ドイツ)、『ZRスピーカーラボ』(スロヴェニア)、加えて『グラウンドゼロ』(ドイツ)と『チェルノフケーブル』(ロシア)の上級機種も一部、“スーパーハイエンド”モデルとされている。

魅力的な製品を多々ラインナップする“スーパーハイエンド”ブランド各社。2019年も理想のサウンドを追い求める愛好家たちに選ばれ続けるであろうことは、間違いなさそうだ。

【第7位】国産人気ブランド“DIATONE”の多彩なデモカーが、各地のイベントで大活躍!

エントリーグレードからトップエンド機までの車載用スピーカーと、ハイエンドオーディオ&カーナビゲーションシステム『DIATONE SOUND.NAVI』を擁している国産実力カーオーディオブランド"DIATONE"。今年は新製品のリリースはなかったものの、昨年の秋・冬から発売開始されているスピーカー『DS-G300』や、『DIATONE SOUND.NAVI』の最新モデル、『NR-MZ200PREMI-2』と『NR-MZ300PREMI』の良さを伝えるための活動を、年間を通じて積極展開。「ここに“DIATONE”有り」を強く印象づけた。

ちなみに“DIATONE”は、メーカーデモカーを多彩に用意しているブランドでもある。ハイエンドシステムを搭載するクルマから、ナビを『DIATONE SOUND.NAVI』に換えただけのシンプルシステム搭載車まで、計6台を所持している。ここまでの台数を持つブランドは、国産・輸入を問わず“DIATONE”をおいて他にはない。それらを最大限稼働させ、効果的に認知を広げた。

店頭試聴会、カーオーディオイベント、カーショー、さらにはホームオーディオイベントにも投入し、各地で音への感度の高いドライバーたちを驚かせ、納得させてきた。2019年もその活動が鈍ることはなさそうだ。どこかで“DIATONE”デモカーと出会ったら、そのサウンドをお聴き逃しのなきように。

【第6位】国産ハイエンドカーオーディオブランド“BEWITH”から、注目の車種専用スピーカーが続々登場!

幅広く実力機をラインナップしている国産ハイエンドカーオーディオブランドの“BEWITH”から、2018年、魅力的な車種別専用スピーカーキットが続々とリリースされた。

トップバッターとなったのは、5月に発売開始された、メルセデス・ベンツC/Eクラス&GLC専用純正交換型プレミアムスピーカーキット『BE-FIT AM for Mercedes-Benz』。当シリーズは以下の4機種でラインナップが構成されている。『LQC-MB205』(フロント/リア/センターセット、税抜標準価格:21万5000円)、『LQ-MB205』(フロント/リアセット)、税抜標準価格:18万円)、『LFC-MB205』(フロント/センターセット、税抜標準価格:14万5000円)、『LF-MB205』(フロントセット、税抜標準価格:11万円)、以上だ。

そして7月には“BMW”のための純正交換型プレミアムスピーカーキット『BE-FIT AM for BMW』が登場し、さらに同月に続けて“BMW MINI”向けの『BE-FIT AM for MINI』もドロップされた。

これらはすべて、“BEWITH”独自の高音質技術と、同社がこれまで培ってきたカスタムインストレーションのノウハウを結集して作り出されている。同社ならではのハイエンドサウンドを手軽に手にできる逸品ぞろいだ。

これら対応車種に乗りながらそのサウンドに不満を抱いていたという方は、“BEWITH”の専用スピーカーキットにご注目を♪

さて、これに続く【第5位】から【第1位】までは、明日の正午に掲載予定だ。乞うご期待!

《太田祥三》

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