『ACG2018・FDSクラス』のエントラントに訊く! "FDS"の魅力とは? Part.2「in関西&in九州」編 | Push on! Mycar-life

『ACG2018・FDSクラス』のエントラントに訊く! "FDS"の魅力とは? Part.2「in関西&in九州」編

世界で唯一Clarionだけが実現できている先進のフルデジタルカーオーディオシステム、『Full Digital Sound』。それを搭載したクルマによって競われるサウンドコンテストが、今年もまた、『ACG2018』内で展開されている。

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トヨタ・マークX(製作ショップ:ニューズ、オーナー:星山直人さん)。
  • トヨタ・マークX(製作ショップ:ニューズ、オーナー:星山直人さん)。
  • マツダ・アクセラ(製作ショップ:ワープス、オーナー:西川拓実さん)。
  • マツダ・アクセラ(製作ショップ:ワープス、オーナー:西川拓実さん)。
  • マツダ・アクセラ(製作ショップ:ワープス、オーナー:西川拓実さん)。
  • マツダ・アクセラ(製作ショップ:ワープス、オーナー:西川拓実さん)。
  • 三菱・デリカD2(製作ショップ:エスイズ、オーナー:金邊隆博さん)。
  • 三菱・デリカD2(製作ショップ:エスイズ、オーナー:金邊隆博さん)。
  • 三菱・デリカD2(製作ショップ:エスイズ、オーナー:金邊隆博さん)。

世界で唯一Clarionだけが実現できている先進のフルデジタルカーオーディオシステム、『Full Digital Sound』。それを搭載したクルマによって競われるサウンドコンテストが、今年もまた、『ACG2018』内で展開されている。

これにトライする『Full Digital Sound』ユーザーに直撃し同システムならではの魅力を浮き彫りにしようと試みる、シリーズ連載をお届けしている。今回はその第2回目として、7月22日に大阪府で開催された『ACG2018in関西』、そして7月29日に福岡県で開催された『ACG2018in九州』、その両会場で集めた声を紹介していく。『Full Digital Sound』が選ばれた理由と、これがどのように楽しまれているのかを、詳細にリポートしていく。

■「外向きと室内の両方で『Full Digital Sound』の音を満喫!」

まずは『ACG2018in関西』に参加したクルマをフィーチャーする。最初に、『Full Digital Sound』を用いて"外向きシステム"の構築にも取り組んだ、マツダ・アクセラ(製作ショップ:ワープス)に乗る西川拓実さんの話を紹介しよう。

ところで、西川さんが『Full Digital Sound』を導入したのは約1年前。アクセラ仲間の紹介で"ワープス"を訪ねたところ、そこにたまたま『Full Digital Sound』を搭載したユーザーカーがあり、その音を聴いてシステムの搭載を決めたという。

ただし当時は、スタンダードなインストールスタイルで楽しんでいた。フロントスピーカーはインナー(ドアパネル内に収める方法)で取り付け、サブウーファーも一般的なシールドボックスに入れて鳴らしていた。ところが…。

"ワープス"にはど派手なカスタム車両が多く集まる。西川さんもお店に通ううちに次第にカスタムへの憧れが募り…。こうして遂にフルカスタムが実行に移され、現在の形がイベントのひと月前に完成した、というわけなのだ。

「今は外向きと室内の両方で『Full Digital Sound』の音を満喫できています。そしてカスタムのさらなる進化も計画中です。もちろん『Full Digital Sound』ありきです。音も良いし個性も出せますから」とのことだった。

■「人とは違うカスタムをするために、先進の『Full Digital Sound』をチョイスしました」

お次は、カーオーディオ歴約3年、カスタム歴約5年という金邊隆博さんの声をお届けする。金邊さんは自身にとって3台目のカスタムカーとなる三菱・デリカD2(製作ショップ:エスイズ)で参加した。なお、現在のシステムが完成したのは今年の初頭。2月に開催された『大阪オートメッセ2018』に間に合わせるべく製作が進められたのだ。コンセプトはズバリ、「人とは違うカスタム」である。

ベース車のチョイスも、コンセプトに基づいたものだ。「実を言うと、免許を取ってすぐにこのクルマを手にしました。でも当時はこのクルマのことを好きになれなかった。なので人気車種に乗り換えてカスタムしていたのですが、"人とは違う"ことをやるために、結局このクルマに帰ってきた。適合するパーツが少ない車種なのでワンオフしなくてはならず、大変なんですけどね(笑)」。

そしてそのコンセプトをさらに推し進めるべく、オーディオは先進の『Full Digital Sound』をチョイス。

「『Full Digital Sound』は音も良いしコスパも高い。その上個性も出せて、大満足です」と教えてくれた。

■「『Full Digital Sound』は、手を掛ければ掛けるほどそれに応えてくれるシステム」

『ACG2018in関西』に参加クルマからはもう1台、"熱帯魚Boo"さんのトヨタ・プリウス(製作ショップ:アームズ)をピックアップする。ちなみにこのプリウスは、元"アームズ"デモカーなので、システムやコンセプトについては"アームズ"の大倉代表に話を訊いた。

まずは『Full Digital Sound』を選んだ理由から訊いてみた。答は「インストールもしやすく省電力なので、ハイブリッド車に合っているから」とのことだ。

しかしこのクルマにおいては、プロショップならではのテクニックが駆使されてユニットセッティングが実行されている。サブウーファーボックスは容量を多めにとってゆったり鳴らし、ツィーターは敢えてキックパネルに付けて、音のまとまりを重視。そしてハイライトはフルデジタルスピーカー『Z7』の取り付け方。なんと、バスレフタイプのエンクロージャーにセットされていた。こうすることで、「よりパワフルに鳴らせる」とのことなのだ。

「『Full Digital Sound』は調整がしやすいので、ツィーターをキックに付けてもサウンドステージを上げやすいんです。取り付けにおいても、手を掛ければ掛けるほどそれに応えてくれます。取り組み甲斐がありますね」。『Full Digital Sound』は、求めれば求めるほどにその思いに応えてくれるシステム、というわけなのだ。

■「『Full Digital Sound』のおかげで、運転が好きになりました」

ここからは『ACG2018in九州』に参加したクルマを取り上げていく。まずは、トヨタ・86(製作ショップ:ニューズ)で出場した、大泉博希さんの話を紹介しよう。

大泉さんが『Full Digital Sound』を搭載したのは、イベントの1か月ほど前。そもそもはエアロパーツの検討をすべく"ニューズ"を訪れたのだが、そこで偶然にも『Full Digital Sound』を搭載したClarionデモカーと遭遇する。なんとはなしにその音を聴いて、大泉さんは衝撃を受けた。「重低音がしっかり出ていて、それでいて全体のバランスは良く、深みがあって、クリアで…」。この出会いをきっかけに大泉さんは同システムの搭載を決意し、そしてこの6月にインストールが完了したという次第だ。

以後はなんと、カーライフがガラリと変化したと言う。「実は前までは、あまり運転が好きではなかったんです。なのでドライブに出かける頻度は低かった。でも『Full Digital Sound』を積んでからは、近場が中心ですが機会が増えました。運転が楽しくなったんです(笑)」とのことだ。

■「女性アーティストの楽曲が良い音で楽しめるので、通勤時間も充実!」

続いても『Full Digital Sound』が初めてのカーオーディオシステムだと言う、星山直人さんの話をお伝えしよう。愛車は、トヨタ・マークX(製作ショップ:ニューズ)だ。

星山さんはそもそもドレスアップに興味があって"ニューズ"に通うようになったのだが、その中で徐々に「見た目と音の両立に興味が湧いてきた」と言う。そうして『Full Digital Sound』のことも知り、「人とは違うことをしようと考えて」去年の夏前あたりに、『Full Digital Sound』の搭載を実行に移した。

ちなみに最近では、「ルックスよりも音重視に変わってきました。女性アーティストの楽曲を聴くことが多く、それが良い音で楽しめるので、通勤時間も充実しています」と話してくれた。

なお、星山さんは『Full Digital Sound』のコントロールをClarionの"Quad View"&高精細9型HDディスプレイが搭載されたナビ『NXV977D』で行っている。「このナビは操作がしやすくて良いですね。また、HDMI端子を使ってスマホのミラーリングができるところも気に入っています」とのことだった。

■「見た目と音、どちらも重要。なのでフロントはダブルに♪」

もうひとり、現在の愛車が初のオーディオカーだというユーザーにフォーカスする。トヨタ・ランドクルーザープラド(製作ショップ:ニューズ)に乗る須田純基さんがその人だ。

須田さんは以前からカーオーディオに興味を持っていた。学生時代からドレコン系のイベントに顔を出し、会場ではいつも、「オーディオカーが気になった」と言う。

そしていよいよ愛車のドレスアップ計画を練るべくショップに足を運び始める。そこでショップデモカーの『Full Digital Sound』の音を聴き、そのサウンドに魅了された。

「音の良さと新しさに惹かれてこれに決めました」。そうして昨年9月に当車のシステムが完成する。

「見た目と音はどちらも重要。なのでフロントのフルデジタルスピーカー『Z7』はダブル付けしました。サウンドのパンチ力とルックスのインパクトの両方が得られたので、このアプローチで正解だったと思っています」とも教えてくれた。よりパワフルに鳴らしたいなら、ダブル付けもアリだ。

■「使ってみたら驚きました。以前に使っていた他のシステムと比べてコスパが高い」

続いては、カーオーディオ歴は約15年になるという、紺屋本 勲さんの話を紹介していこう。紺屋本さんは、レクサス・IS(製作ショップ:ブレインチャイルド)で参加した。

ちなみに紺屋本さんはかつて、フルカスタム車両のオーナーだった。しかしながらある程度の年齢にさしかかり、「一旦、落ち着こうと思って(笑)」このクルマに乗り換え、そして2年前に『Full Digital Sound』をライト仕様で取り付けた。

「良い音は聴きたかったので何らかのシステムは組もうと思っていて。ショップにこれを薦められたんです。使ってみたら驚きました。以前に使っていた他のシステムと比べてコスパが高いんです。パワーアンプがいらないのに、本格的なシステムに匹敵する音が聴けますから」

そしてイベントの直前に、初めてのシステムアップを敢行する。「念願だったサブウーファーを入れて、併せてフロントスピーカーのアウター化も行いました。とはいっても、昔と比べたらまだまだライト仕様です。でも満足度は相当に高い。ますます気に入っています」。

『Full Digital Sound』は、1度は道を究めた人の耳にも、しっかりと良音を響かせることができている、というわけだ。

■「レトロなクルマと最新システム、そのギャップを楽しみたかった」

『in九州』には、関東からユニークな1台も駆け付けていた。吉田智宏さんの日産・キャラバン(製作ショップ:ジョイワークス)がそれだ。

ところで吉田さんは、カーオーディオ歴約25年という大ベテラン。そして現在は、オーディオカーを2台所有している。「もう1台は遊びグルマ。がっつり"日音協"仕様のシステムを組んで楽しんでいます。で、こちらのキャラバンは"日常の足"なのですが、今回は遠征なので車中泊もできるこちらのクルマでエントリーしました」とのことだ。

そうは言いつつも、普段使いのこのキャラバンにもこだわりが満載されている。「このクルマは去年手に入れました。20年前にこれと同じ型のキャラバンに乗っていて、また乗りたくなったので探してもらったんです」。そしてそのクルマに『Full Digital Sound』を搭載した理由とは…。

「レトロなクルマと最新システム、そのギャップを楽しみたかった(笑)」とのこと。さすがはベテラン。チョイスが粋だ。『Full Digital Sound』はもちろん、音的にも吉田さんを裏切っていない。「繊細な音が出るので気に入っています。1年経ってエージングが進んで柔らかみも出てきました。良くなる一方です」とのことだった。

いかがだったろうか。Clarionの『Full Digital Sound』は、カーオーディオが初めてという人も、大ベテランも、そしてプロをも、それぞれを満足させることができている。当システムの懐の深さをまた改めて実感できた。手応えあるシステムを費用対効果高く手にしたいと思ったら、『Full Digital Sound』があることを思い出すベシ。

《太田祥三》

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